<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2020/6/22 no.23---

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真夏の葉物「つるむらさき」がたくさん届いています。

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 まだ6月だというのに、ほうれん草が品薄となり、山形県から届く伝統野菜のツルムラサキが順調に出荷されています。独特の味と苦味がありなれない方には辛いかもしれませんが、やみつきになる味でもあります。野菜食堂では連日つるむらさきのお惣菜を作っています。

八百屋オヤジの ひとりごと

 土曜にご来店の4人のご家族。都心にお住まいなのですが、営業を再開したよみうりランドで遊んだ帰り。ベジタリアンということで帰り道途中で夕食となったようです。このような初めての方にも検索で見つけてもらえるようになりました。この3ヵ月でツイッターのフォロワーは急に100人増えています。これがテイクアウトのお客様が増えた理由かもしれません。ご来店のお客様はまだ大幅減が続いています。なかなかコロナ以前には戻りません。

野菜食堂のかんたんレシピ

★つるむらさきの煮びたし★

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 届いたつるろらさきをさっそくお浸しに。人参、なす、えのき、油抜きをした揚げなどもゆでておきます。鰹ダシ汁4、醤油・みりん各1を煮たてて漬け汁を作り、ゆでた野菜を入れておろし生姜を入れます。冷ましてから盛り付けてください。

★ごぼうの刻みくるみ和え★

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 ささがきにしたごぼうを醤油とみりんの薄味でゆでます。くるみを空炒りして細かく刻んでおきます。マヨネーズ、味噌、酢をよく混ぜて、ごぼうとくるみを和えます。くるみはすり鉢ですって和え衣に加えてもいいのですが、相手がごぼうだけなので食感を残しました。

★五色丼のテイクアウト★

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 お弁当のテイクアウトを充実させています。ランチの五色丼のお弁当。小鉢の2品と漬物を別盛りにすることで実現。以前は容器がないということでおことわりしていたカレーもお持ちかえりいただいています。下の写真は「お子様ランチ」のお弁当。うまく収まりました。

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★みさと屋こども食堂★

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 子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 みんなのデータサイトの本部でもあるNPO福島30年プロジェクトがメルカリで個人販売されていたコシアブラから基準値の3倍近い放射能を検出した件が共同通信の配信で新聞に載りました。22品を出品車から買ってゲルマニウム半導体測定器で測定した結果、最高値で390ベクレルだったそうです。これらは採取禁止地域でとれたものでしょう。禁止された場所では山菜もきのこもたくさんあります。 http://Minnanods.net

放射能測定

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

takagi

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄