<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2019/1/7 no.1---

■明けましておめでとうございます。本年もよろしく。

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 みなさま、健やかな新年をお迎えでしょうか。みさと屋は32年の歴史で初め大晦日を休むことにして、藤川いね子は福島へ。藤川は元旦に高尾山へ。放射能の測り初めのつもりでドングリを拾いながら山頂へ。このシラカシのドングリは東京のものとしてはめずらしく不検出、私が測定したものでも初の結果でした。新年早々から深刻な結果とならずによかったです。高尾山口の温泉に浸かってのんびり過ごした初のお一人様の新年でした。この温泉のレストランの蕎麦はたいへん美味です。もちろん手打ちではありませんが、このような専門店ではない店の蕎麦としては抜群の味、やはり蕎麦どころのプライドなのでしょうか。

八百屋オヤジの ひとりごと

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 「17都県放射能測定マップ」が新聞の一面で紹介されたりして注文が殺到、この発送作業を手伝おうと正月の4日に相模原市の仲間の測定所まで本を取りに行きました。5日に調布の土壌採取仲間に呼びかけて発送作業。年末の注文分を一気に発送しました。参加7人、調布の分ねありますのでご希望の方はお申し出ください。

野菜食堂のかんたんレシピ

★福島のお雑煮「こずゆ」★

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 福島の会津地方でお正月に作る「こずゆ」という料理です。餅は入れません。乾物のホタテ貝柱でダシをとって、野菜と丸い麩、こんにゃく、さつまあげなどをさっと煮たもの。これを食べないと正月の気分にはなりません。独特の正月料理といえます。福島ではチェーンの居酒屋などでも食べられます。

★田んぼの新米でちらし寿司★

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 今年の田んぼの学校の新米、調布産米100%でちらし寿司を作りました。田んぼのビデオの完成試写会を兼ねています。みさと屋の京都の飯尾醸造さんの寿司酢がたいへんおいしくて、好評でした。しかし作りすぎてしまい大量に余ってしまったのでフェイスブックで取に来てくださる方に差し上げると告知したところ、西調布から自転車で来てくださった方がいました。それでも藤川は正月の2日まで食べ続けました。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 昨年(2018年)には調布のドングリの経年調査では5ベクレルほどのセシウム137が出ていたのに、高尾山のものが不検出だったのは意外でした。減衰も進み、また今回は元旦でしたので初詣客の混雑を避けて谷合の道を登りながら集めたことも影響しているのかもしれません。高尾山周辺でのブルームの流れが様々であったことも想像されます。調布ではほぼ一様の結果なのですが。山の気候の中でのことです。
http://Minnanods.net

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『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄