<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2018/11/12 no.43---

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■田んぼの学校ではさつまいも堀り体験、たくさんの収穫・・・。

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 三鷹市の畑にさつまいも堀りに行きました。ここの農家の方は田んぼの学校の卒業生です。家族ごとにエリアを決めて堀り始めると大きな芋がごろごろ出てきて子どもたちは歓声を上げました。この芋は「紅はるか」という品種で、今一番人気のあるさつまいもです。今年は田んぼの作業はすべて終了、あとはこの芋を焼き芋にする収穫祭、堆肥作り、そして里山体験をするデイキャンプだけです。長い一年でした。稲の実りは平年並みを確保できたようです。田んぼでは稲刈り後の株から伸びた芽がますます長くなりました。店のバケツ稲も。

野菜食堂のかんたんレシピ

★★かぼちゃの胡麻和え★★

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 かぼちゃの産地が北海道に移行して安くておいしくなりましたので毎日かぼちゃ料理です。切り分けたかぼちゃの昆布ダシにみりん、塩、醤油少々で薄味に煮ます。たっぷりの白胡麻をすって蜂蜜と醤油で味を整えた衣で和えます。

★★野菜とチーズの肉巻フライ★★

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 たいへん人気のある主菜なので、厨房ではいつも誰かが肉をくるくると巻いています。下ゆでした人参とインゲン、またはごぼう、チーズを豚バラ肉で巻いていきます。チーズは溶けないタイプのプロセスチーズでなければいけません。油にチーズが溶けだすと危険です。

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★★豚肉の塩麹焼き★★

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 たいへん人気の高い定番メニューです。自家発酵させた有機玄米塩麹で丹沢高原豚と野菜を炒めます。何度も食べてくださるお客様が多いです。塩麹は発酵ずみのビン詰めと、発酵前の生のものの両方を用意しています。ぜひ試してみてください。

八百屋オヤジの ひとりごと

 午前中は田んぼの芋掘りイベント、午後は恥ずかしながら孫の顔をみたくてお嫁さんの実家へ、その後で大田区あたりでしょうか、天王洲アイルという駅まで写真展を見に行きました。高校時代の同級生のカメラマンが自然環境を撮った展示をしていると知って行きたくなったのです。孫との面会つながりでいね子さんも同行、アフリカや北極の動物たちをめぐる環境を切り取った写真にふたりでふれました。ほんとうにたくさん歩いた忙しい休日でした。

■みさと屋・野菜食堂

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みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄

「藤川の放射能測定日記」

千葉県にある漬物工場から測定の依頼があり、初めての「塩蔵らっきょう」の測定をしました。産地別に2種、どちらも検出限界値2ベクレル代で不検出でした。この工場は藤川としては40数年前から関係がある会社で、ある意味では実業界から初の依頼といえます。商売に直結するので測定には気を使います。これから落花生など千葉県の特産物を続けて測定していくことになりそうです。
http://Minnanods.net

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