伊藤孝司 WEB写真展
 戦争と日本 


 アジア太平洋戦争が終わって60年以上が過ぎた。戦争体験者は次第に減り、「戦争」の記憶は日本の中で薄れる一方だ。しかし、日本が植民地支配をしたり軍隊を送り込んだりしたアジアの国々には、日本に受けた被害を片時も忘れずに暮らしている人たちが数多くいる。

日本は、日中戦争やアジア太平洋戦争などにおいて、膨大な数のアジアの人々を傷つけ殺害し財産を奪った。敗戦後、日本はその被害について朝鮮民主主義人民共和国を除く被害国の政府へは賠償をおこなった。ところがそれらの国の被害者個人に対しては、今日にいたるまで心からの謝罪と補償を行なわずにきた。
 その結果、被害を受けたアジア諸国の人々は、日本への不信と怒りをいまだに抱き続けている。被害者たちは日本に謝罪と補償を求めており、日本だけでなく米国・韓国の裁判所においても争っている。その総数は70件にも及ぶ。

日本が過去を清算することは、アジアの人々との確かな信頼と友好関係を築き、2度と他国を侵略しない日本を築くためにも必要なことである。

日本の戦争遺跡・遺物

アジア・太平洋に残る戦争遺跡

強制連行・強制労働

韓国・朝鮮人被爆者

日本軍性奴隷(日本軍「慰安婦」)

日本軍「慰安所」

在韓日本人女性



ここで紹介する写真は取材のごく一部です。どのテーマについても大量の写真を撮影しており、ビデオ映像もあります。これらは出版・放送などのために有料で貸出ししています。また、写真パネルの貸出しや、スライドを上映しながらの講演も行なっています。

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