インターネット週刊誌 “I.eye.愛” (aiaiai!)

『憎まれ愚痴』

1999.8.6.(金)発行:訪米夏休み編集・32号

目次


ユーゴ戦争特集(11)

Racak検証(19):仏疑惑報道を国際行動センターも感知

 涼しい山道ではなくて炎熱のアスファルト鋪装道路なれど、夏目漱石を見習って「歩きながら考えた」ったのは、なぜにして、この、気温ばかりか飛行機代までもが高い夏休み期間の法廷開催なのか、でした。答えは実に簡単で、「ユーゴ戦争が春から初夏に掛けて遂行されたから」、これ以外の理由はあり得ないのでありまして、先方も別途、法廷を準備中のこととて、秋まで待つわけにはいかないのですから、この時期の法廷開催を余儀無くしたNATOへの怒りが ⇒全文を読む


特別寄稿

神戸少年事件:後藤弁護士の申入書

神戸少年事件:後藤弁護士の告発状

参考資料:神戸事件の家裁決定要旨


緊急連載:ユーゴ人道介入の口実「虐殺」デッチ上げ

(その4) 情報収集と分析に当たっては「味方」をも疑え

 一番素直に「ギクリ」という感じの厳しい表情を見せたのは、あるフリーの映画制作者だった。彼とは、最後の打ち上げレセプションで誰かに紹介され、メディアの話をしている内に、彼の方が、『パナマ侵攻』の映画を作ったと語った。
「えっ!」と私は本当に驚いた。「日本ではNHKが放映したが、あれか。アカデミー賞を取ったろ?」と聞くと、嬉しそうに頷く。
 その彼だからこそ、「ラチャク村『虐殺』報道」の物語を理解し、強い興味を示したのであろう。私は、彼に、同様の打電が、AP,UPI,AFPなどにも残っているのではないかと示唆しておいた。⇒全文を読む