18日、広島リレートーク報告

藤元康之さんの司会で開会。藤元さんは、まず、先ほどまで宮島口桟橋で、警官が取り囲む中、田村和之広大名誉教授ら(本田さん、難波さん)が外務省役人と渡り合って、市民を宮島に立ち入らせない規制の法的根拠は何かと問いただし、その根拠は全くないことを告白させ、宮島に渡れたことを報告した。田村さんは、渡らせないなら、その文書を出せ、それを基に訴訟を起こすと迫り、突破できたそうだ。

川后和幸さんからは、明日からのサミットが広島の訴えてきた核廃絶に一歩でも近づかなければ意味はない、と。

山田延廣さんからは、大量の警察官動員で市民生活を圧迫しておいて、何を話し合おうとしているのか、しっかり監視しなければならない、と。

金子哲夫さんからは、夕方始まろうとしている日米首脳会談の中身は、ヒロシマの訴えてきた核廃絶・戦争反対と真っ向から対立する。日米韓の3カ国首脳会談も軍事的な連携を強めるもので極めて危険だ、と。

土肥八重子さんからは、明日からのサミットで話し合われる中身は、平和のための会議ではない、それとは正反対の戦争への道であることを訴えた。

土井桂子さんからは、平和公園がフェンスや金網で、ぐるぐる巻にされている姿にいたたまれず、心からの怒りの気持ちを発した。

この場所から、わずか数百メートルのリーガ・ロイヤルホテルで、日米首脳会談は行われようとしている。それで、相生通りは昨日から厳戒態勢であったのだ。リーガの向かい側、ひろしま美術館前にはメディアがカメラを持って殺到していた。

岸田首相が被爆地広島を政治利用し、日米軍事同盟を強化し、拡大核抑止を強化し、戦争の準備を加速していることに断固反対していこう。

街宣への警察の介入は全くなかった。静かに見守っていただけである。本通り街宣参加者数は40人でした。(久野成章)

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