「ふぇみん」3411号(2025/02/25)を発行しました。 目次 2…バッシャール・ムラードさん来日インタビュー 3…紛争・軍事占領と私たちの暮らし 4…韓国・イルダ 尹錫悦大統領退陣デモ 声と連帯が広がる 5…連載 五族協和の名の下に~私が出会った人々~(終) 6…music バッシャール・ムラード 『ITSAHELL!』 1面 『〈会社〉と基地建設をめぐる旅』の著者 加藤宣子さんKato Noriko [戦争で食っている企業をなくしたい] 聞き手…清水さつき 書き手…栗原順子 撮影…宇井眞紀子 かとう のりこ 1969年愛知県生まれ、東京都在住。「Stop!辺野古埋め立てキャンペーン」共同代表。「ピースボート」「水俣病センター相思社」「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」等で活動。共著に『NGO運営の基礎知識』(アルク)。 --- 2面 バッシャール・ムラードさん(パレスチナ人ポップアーティスト)来日インタビュー 占領やパレスチナ人の苦しみをどう美しく届けられるのか 聞き手・まとめ●大垣有香 通訳●高橋英江 協力●WAIFU 3面 政府と企業に国連「ビジネスと人権に関する指導原則」を 紛争・軍事占領と私たちの暮らし ●ねこのひげ ●昨年行われた国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本審査総括所見の中で「皇室典範の改正」が勧告されたことを理由に、日本が国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)に出している拠出金の使途からCEDAWを除外するよう、外務省が今年1月末に国連に通告したと発表●女性差別撤廃条約は「いかなる分野」も対象となり、たとえ「国の歴史や伝統」に関わる分野も例外はない。スペインも男子の王位継承について勧告が●日本は1985年に批准し、憲法98条に条約遵守義務がある以上は、たとえ勧告内容が気に入らずとも、やるべきは金銭的報復ではなく、議論と対話●今回の総括所見には12の領域と60項目にわたる詳細で厳しい勧告が出た。外務省通告は、国際社会での約束への裏切りであり、政府が女性差別を撤廃する気がないと世界に示すも同然だ●ふぇみんは、通告撤回と勧告実現を要請する文書を2月13日付で外務大臣に提出した。(登) 4面-1 韓国・イルダ 尹錫悦大統領退陣デモ 声と連帯が広がる 文●パク・ジュヨン 4面-2 韓国ドラマやK-POP のファンが立ち上げた語り場 安心できる場で社会の問題を話せる「ウリカペ」 5面-1 【連載】原子力規制委員会傍聴日記(終) 原子力規制委員会とリアルな現場取材の両方を続けていく 文●まさのあつこ 5面-2 【連載】五族協和の名のもとに~私が出会った人々(終) 北の果てに残された邦人ホーさん一家 文●河内美穂 6面 music ダンスフロアでパレスチナ解放を 文●大垣有香(音楽ライター) Bashar Murad バッシャール・ムラード『ITSAHELL!』 https://basharmurad.bandcamp.com/album/itsahell-epほか各種音楽配信アプリ等で聞くことができる 【書評】2/25号の書評ページへ 『理想の彼女だったなら』 メレディス・ルッソ 著 佐々木楓 訳/書肆侃侃房2100円+10% 『移民都市』 L・バック、S・シンハほか 著 有元健ほか 訳/人文書院 4800円+10% 『杉並は止まらない』 岸本聡子 著/地平社1600円+10% ●ふぇみん句会 ●Gallery ドキュメンタリー映画『風に立つ愛子さん』 7面 【連載】ゆりばら!(526)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「辺野古応援ピースアクション始動」 ●minimini info. ドキュメンタリー映画『風に抗う!』制作のためのクラウドファンディング/コンサート・自由な風の歌19 合唱団参加者募集/新刊ブックレット「人工芝はなぜこわい?」/ブックレット「西サハラの奪われたタコ」 ●FORUM「万博「災害」を考える」 ●ふぇみんのお店から 高野酢造 加賀国白山麓すし酢(300ml)550円 寒波、大雪で難儀な日々。耳をすませば春の足音が、かすかに聞こえる季節になりました。 高野酢造の酢は、大きな桶を使い、自然還流でゆっくりと時間をかけてつくります。発酵管理には多くの経験と勘が必要。その分、他の速酵法に比べて味や香りがよい。この酢に道南産昆布から取った出汁、沖縄の食塩など、すし酢の基本的な材料にこだわってつくられたのが、加賀国白山麓すし酢です。石川県産米と霊峰白山の地下水、伝統と熟練の技を堪能してください。酢飯の他、キュウリやモヤシの酢の物、コールスロー等々、多彩に使えます。 ご注文はふぇみんのお店 FAX03(3401)3453または info@femima.comへ。 8面 ●event information 2/25―3/06 ●diary ふぇみん日誌 ●mini mini info 映画『石門』/books くれない 14号/いのちの絵から学ぶ/『女も男も 自立・平等 2024年秋・冬号』