「ふぇみん」3381号(2024/04/05)を発行しました。 目次 2…姜信子さんに聞く『被災物 モノ語りは増殖する』 3…「防災学習室」で3・11後の「教育実践記録」から学ぶ 4…「慰安婦」問題ウェブサイトのリニューアル 5…連載 転がる香港どこまでも③ 6…film『システム・クラッシャー』 1面 足尾銅山の町の文化を掘り起こした作家 三浦佐久子さんMiura Sakuko [足尾銅山の光と影を見つめて] 聞き手・撮影…栗原順子 みうら さくこ 1929年栃木県生まれ。東洋大学に勤務しながら文筆活動も。短編小説「破れた靴」が第1回新潮新人賞候補に、『壺中の天地を求めて』(下野新聞社)で、地方出版文化功労賞受賞。著書に『足尾万華鏡』(随想舎)『おたふく曼陀羅』(叢文社)『雪松という女』(龍書房)ほか。 --- 2面 ● 姜信子さんインタビュー『被災物 モノ語りは増殖する』刊行 「被災物」は待っている。あなたが語る、あなたの「モノ語り」を。 文●社納葉子 3面 「防災学習室」で3・11後の「教育実践記録」から学ぶ ●ねこのひげ ●3月20日、さようなら原発集会(主催「さようなら原発一千万署名市民の会」)が、東京・代々木公園で開かれ、6000人が集った(大阪ほか各地でも開催)●主催者として、作家の落合恵子さんが「原発事故を忘れさせていくシステムを、自分に内面化させないようにしよう」と訴えた●福島県議会で、教育現場でALPS汚染水について政府に沿った“理解”をさせる取り組みが採択されたこと、珠洲原発のかつての予定地が能登地震でどれだけ大きな被害があったか、などの発言が続き、フクシマを忘れず、原発再稼働を許さないという気持ちを新たにした。(さ) 4面-1 Fight for Justice日本軍「慰安婦」―忘却への抵抗・未来の責任 「慰安婦」問題ウェブサイト10周年リニューアル・オープン 文●岡本有佳 4面-2 【連載】ジュゴンの里に暮らす(63)「県のかたき討ち」訴訟 文●浦島悦子 5面-1 【連載】転がる香港 どこまでも③ 「国家安全条例」可決される 文●高綺秀 5面-2 【連載】あなたと入管⑰ クルドの祭り「ネウロズ」で 文・イラスト・ロゴ●織田朝日 6面 film『システム・クラッシャー』監督 ノラ・フィングシャイト 文●西山敦子(翻訳家・C.I.P. Books主宰) 4月27日より東京・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開 配給 クレプスキュール フィルム 【書評】4/5号の書評ページへ 『小山さんノート』小山さんノートワークショップ 編/エトセトラブックス2400円+10% 『ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち』加藤圭木 監修 朝倉希実加、李相眞ほか 編/大月書店1800円+10% 『エッセンシャルワーカー 社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか』田中洋子 編著/旬報社2500円+10% ●ふぇみん句会 ●Gallery 映画『コザママ♪うたって!コザのママさん?』 7面 【連載】ゆりばら!(496)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「原発は環境に優しくなんかない」 ●minimini info. ●FORUM「水俣ツアーでの収穫は」 ●ふぇみんのお店から 祝島 びわ茶(100g)864円 ひじき(50g)595円 春の訪れとともに、島ぐるみで上関原発建設に反対する祝島からひじきが入荷しました。今年は海水温上昇の影響をうけたものの、収穫はできました。若芽のうちに摘み取り、大釜に海水をいれて一昼夜薪で炊き、その後天日干しで仕上げます。柔らかいので、水で戻してそのままサラダや和え物に。 びわ茶は、びわの葉を自然発酵させて天日干しを繰り返し、釜で香ばしく炒り仕上げます。安心なノンカフェインです。 王隠堂農園の有機切干大根は、煮物だけでなく、味噌汁の具にも美味です。 ひじきと切干大根は季節の商品です。 ご注文はふぇみんのお店 FAX03(3401)3453または info@femima.comへ 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌 ●mini mini info インボイス大規模実態調査に協力を books 心も体ももっと、ととのう 薬膳の食卓365日/農の力で都市は変われるか/小さな民からの発想 顔のない豊かさを問う