WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3370号(2024/02/25)を発行しました。

目次
2…特定秘密保護法制定から10年
3…強制排除の野宿者らが人権救済を申し立て
4…『捕虜収容所・民間人抑留所事典』刊行
5…映画『マリア 怒りの娘』の監督インタビュー 
6…music DAM『Ben Haana Wa Maana』


1面 グリーフケアでつながる 入江 杏さんIrie Ann
[悲しみを自己責任にしたくない]
	
聞き手…室田元美
撮影…落合由利子

いりえ あん
1957年東京都生まれ。文筆家。上智大学グリーフケア研究所非常勤講師。2000年末、世田谷一家殺人事件で妹一家4人を失う。06年、「ミシュカの森」開催。23年に「ケアミーツアート研究所」創設。『わたしからはじまる』『悲しみとともにどう生きるか』ほか著書多数。

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2面 ● 三木由希子さん寄稿
特定秘密保護法制定から10年「何が秘密かわからない」中で起こっていること

●ねこのひげ
●第213国会が始まった1月26日、殺傷武器輸出反対の声を上げてきた4団体(ふぇみん、STOP大軍拡アクション、STOP改憲・北区の会ほか)で、衆院安全保障委員会と参院外交防衛委員会の立憲・公明ほか、リベラルといわれている議員合わせて42人にロビイング●昨年12月に日英伊で次期戦闘機の共同開発を署名した条約に反対すること、第三国に輸出しないこと、殺傷武器輸出を白紙撤回することとした要望書を手渡した●国是であった「武器輸出三原則」は過去のものとなり、今では 殺傷武器を輸出する「死の商人国家」となってしまったことはとても残念であり、世論調査でも63%が反対している、と秘書に伝えると、思いはみなさんと同じです、と答えつつも立憲内部が一枚岩でないことが伝わってきた●国会議論を経ることなく物事が決まっていくことに危機感がつのる。裏金で国会を操る政権に政治は任せられない。(圭)


3面 東京・渋谷区美竹公園の野宿者強制排除から1年 野宿者らが人権救済を申し立て 一個の人間として自己決定権が侵害された 文●吉田亜矢子

●ねこのひげ
●昨年12月28日、沖縄・辺野古新基地計画で国は、新たな区域の埋め立てに必要な設計変更を県に代わって承認する、前例のない「代執行」を行った●「国家権力によって、知事の権限を一方的に奪うことは、多くの県民の民意を踏みにじり、憲法で定められた地方自治の本旨をないがしろにするものだ」と玉城知事。地方自治法に基づく代執行とは、地方自治体の事務を国が代わって行う手続きであり、最終手段だ。2週間後、防衛省は、軟弱地盤が広がる大浦湾で工事着工。政府発表でも完成まで12年、総工費も当初の2・7倍、9300億円に。投入される土砂は、戦没者の遺骨が埋まる沖縄本島南部からも調達する。2019年の埋め立ての是非を問う県民投票で、反対は72%。工事強行に対して知事は「埋め立て反対の民意は揺らぐことはない」と強調した●この代執行は、沖縄の民意と、国と対等とされている地方自治体の権利を徹底的に蹂躙するものだ。(す)


4面-1 『捕虜収容所・民間人抑留所事典―日本国内編―』を刊行
戦争の新事実 強制収容された人々の息遣いが聴こえる 文●稲塚由美子

4面-2 ドキュメンタリー映画『かづゑ的』熊谷博子監督に聞く
かづゑさんの人間を射る言葉に向き合って 文●中村富美子


5面-1 映画『マリア  怒りの娘』のローラ・バウマイスター監督に聞く
物語ることで生き抜く ニカラグアの少女を描く

5面-2 群馬県草津町議会の元女性議員の「性被害」告発とリコールに関する記事の検証と見解


6面 music パレスチナのラップグループ・DAM 文●大垣有香(音楽ライター) 
DAM『Ben Haana Wa Maana』
https://damofficialband.bandcamp.com/album/ben-haana-wa-maanaほか各種音楽配信サイトで視聴可。DAM公式Youtubeチャンネルは、https://www.youtube.com/@dammazik

【書評】2/25号の書評ページへ
『フェミニスト経済学 経済社会をジェンダーでとらえる』長田華子、金井郁、古沢希代子  編/有斐閣3700円+10%
『魔法少女はなぜ世界を救えなかったのか?』ペク・ソルフィ、ホン・スミン  著 渡辺麻土香  訳/晶文社1800円+10%
『〈悪の凡庸さ〉を問い直す』田野大輔、小野寺拓也  編/大月書店2400円+10%

●ふぇみん句会 

●Gallery 『さんぽのおくりもの』


7面 
【連載】ゆりばら!(493)竹内佐千子
●voices「運転をやめて気づく移動の困難さ」
●FORUM『アナログ的「他者との関係」』
●miniminiinfo

●ふぇみんのお店から   
 暖冬で、東京は梅の花も満開です。春の声に、すし酢を使った五目寿司やいなりずしはいかがですか。
 高野酢造のすし酢は、純米酢に道南産の昆布から取っただしや沖縄の塩など、基本材料にこだわって作られます。味が濃く、酸度は高めなので寿司の味を長く保ちます。
 オリーブオイルと合わせてキャベツやニンジンのコールスローに、季節の野菜のピクルスや酢の物に。忙しい時に便利な調味料です。
 販売元が替わり、ラベルも変わりましたが、中身はこれまでと同じです。
 ご注文はふぇみんのお店  FAX03(3401)3453  info@femima.com


8面
●event information
●diary ふぇみん日誌
●books レイシャル・プロファイリング 警察による人種差別を問う/映画 ドキュメンタリー映画『アリラン ラプソディ 海を越えたハルモニたち』



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月800円、3カ月2400円
 6カ月4800円、1年9600円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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