「ふぇみん」3302号(2021/11/05)を発行しました。 目次 2…福島原発事故 訴訟で追い込まれた東電旧経営陣 3…ふぇみんオンラインシンポ「私たちはなぜ五輪に反対するのか」 4…イトー・ターリさんを悼む 5…#MeTooを機に盛り上がるフランスのフェミニズム本 6…DVD『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』 1面 『コロナ禍の東京を駆ける』著者 小林美穂子さんKobayashi Mihoko [よくぞ生きぬいてくださった] 聞き手…清水さつき 撮影…落合由利子 こばやし みほこ 1968年群馬県生まれ。「つくろい東京ファンド」メンバーで、「カフェ潮の路」を運営。ウェブマガジン「マガジン9」で「家なき人のとなりで見る社会」を連載中。「つくろい東京ファンド」への寄付はウェブサイトから検索。かわいい保護猫2匹と、同業の夫と暮らす。 --- 2面 いよいよ福島原発事故刑事裁判の控訴審始まる 各種訴訟で追い込まれた東電旧経営陣 文●添田孝史 ●ねこのひげ 3面 【連載】東京五輪は誰のため?(22) ふぇみんオンラインシンポ 「私たちはなぜ五輪に反対するのか」 命を脅かす五輪 世界の女性と連帯しよう 4面-1 映画『記憶の戦争』のイギル・ボラ監督に聞く 加害の記憶・歴史をどのように見つめ直すのか 文●中村富美子 4面-2 イトー・ターリさんを悼む パフォーマンス・アートへの情熱とレズビアンの歴史を未来につなぐ活動と 文●沢部ひとみ 5面 ●相川千尋さん(翻訳家)寄稿 #MeTooを機に盛り上がるフランスのフェミニズム本 6面 DVD 『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』監督 池田暁 文●中村富美子(ジャーナリスト) 思考停止に陥った架空の社会を通して、戦争、権力、女性問題など普遍的なテーマを問う本作は、その奇抜な発想とスタイルで、第21回東京フィルメックス審査員特別賞を受賞。片桐はいり、嶋田久作、石橋蓮司、矢部太郎など個性豊かな役者陣も見どころ 日本 2020年 3900円(+税) 発売 カルチュア・パブリッシャーズ 販売 ハピネット・メディアマーケティング U-NEXTほか動画配信サイトで配信中 【書評】11/5号の書評ページへ 『アンダーコロナの移民たち 日本社会の脆弱性があらわれた場所』鈴木江理子 編著 田中雅子、山岸素子ほか 著/明石書店2500円 『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』村上靖彦 著/世界思想社2500円 『ケア宣言 相互依存の政治へ』ケア・コレクティブ 著 岡野八代ほか 訳/大月書店2200円 ●books わたしたちもみんな子どもだった/植民地朝鮮に生きて 百歳の元教師からの伝言/「ヒロポン」と「特攻」 女学生が包んだ「覚醒剤入りチョコレート」/歩く 見る 考える 沖縄 ●Gallery 竹内佐千子著『沼の中で不惑を迎えます』 7面 【連載】ゆりばら!(417)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「赤木雅子さんのインタビューを希望します」 ●minimini info. ●FORUM「映画『プリズン・サークル』」 ●ふぇみんのお店から 地美人 虫よけポプリ 小(6個入り)509円 大(30個入り)2178円 衣替えの季節ですね。一般の防虫剤には有害化学物質のパラジクロロベンゼンやナフタリンなどが含まれ、シックハウスなどの原因にもなっています。 安心で安全な防虫剤のご紹介です。衣類の繊維が大好きなヒメマルカツオブシムシは、クローブやラベンダーの香りが苦手。その習性を利用したのが地美人の「虫よけポプリ」です。やわらかなラベンダーの香りで大切な衣類を虫から守ります。 虫よけポプリ香のみのご注文は定形外郵便料金でお届けできます。 ご注文はふぇみんのお店 FAX 03(3401)3453 またはふぇみんマルシェhttps://femima.comへ 8面 ●event information ●minimini info. 映画『これは君の闘争だ』 Books 『世界でいちばん観られている旅』/『ミャンマー政変 クーデターの深層を探る』 ●diary ふぇみん日誌 ------------------------------------------------------------------------- ●ねこのひげ ●月1回、10年半続けてきた「脱原発市民ウォークin滋賀」が12月4日で100回目を迎える●どこも取り組まないのならやるっきゃないか…と、3人の市民が呼びかけた第1回は2011年5月8日で、300人近い参加があった●その後デモ参加者は次第に減って、5年後には1桁に…。もうやめようかとも話し合ったが、全国の脱原発を求める人々とつながりもでき一念発起。16年5月、第50回記念として「原発全廃!びわ湖一周デモ」を実施したら、なんと延べ750人が集まり大成功●近畿1450万人の命の水源(琵琶湖)の危機が起爆剤になったのか、以降常に30人以上の参加をキープ●嬉しいことに、大津でのデモにずっと参加していた人が周囲に呼びかけ、湖東の近江八幡でも10月30日、「脱原発市民ウォークin滋賀・近江八幡版」の第1回デモが取り組まれた●原発全廃の運動が広がっていき、新しい仲間が増えていくのはとても心強い。(お) ------------------------------------------------------------------------