「ふぇみん」3288号(2021/06/05)を発行しました。 目次 2…「国民投票法」改正は改憲の第一歩 3…ミャンマー国軍による弾圧と日本、私たち(下) 4…連載 ジュゴンの里に暮らす(45) 5…韓国・イルダ トランスジェンダーへの偏見を煽る報道を批判 6…film『モキシー ~私たちのムーブメント~』 1面 10代女性を支える一般社団法人Colabo代表 仁藤夢乃さんNitou Yumeno [コロナ禍で追い詰められる少女たち] 聞き手…柏原登希子 写真…Colabo提供 にとう ゆめの 1989年生まれ。Colaboでは、少女らの性搾取の実態の啓発活動や自助グループの運営も行う。著書に『難民高校生 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル』『女子高生の裏社会 「関係性の貧困」に生きる少女たち』。Colaboへの寄付、サポート会員の申し込みはウェブサイトから。 --- 2面 「国民投票法」改正は憲法改悪の第一歩 失望せずに市民と野党の運動を 文●高田健 ●ねこのひげ 3面 ミャンマー国軍による弾圧と日本、私たち(下)自由と民主化を知ったミャンマー人は後戻りできない 3面-1 人間には自由が一番大事です 文●チョウチョウソー(ミャンマー日本教育のかけはし協会・代表) 3面-2 クーデターを拒絶するミャンマーZ世代の女性たち 文●根本敬(上智大学総合グローバル学部教員) 4面-1 【連載】ジュゴンの里に暮らす(45)聞いてあきれる 文●浦島悦子 4面-2 【新連載】記憶と彫刻―「母子像」をもとに②市民に拒絶された長崎の《母子像》 文●小田原のどか(彫刻家・美術評論家) 5面 韓国・イルダ イルダの記事がメディア市民連合「今月の良い報道賞」を受賞! トランスジェンダーへの偏見を煽る報道を批判 文●パク・ジュヨン(イルダ記者) 6面 film 『モキシー ~私たちのムーブメント~』 監督 エイミー・ポーラー 文●西山敦子(翻訳家・C.I.P. Books主宰) Netflix映画『モキシー ~私たちのムーブメント~』独占配信中 【書評】6/5号の書評ページへ 『日本の医療崩壊をくい止める 「コロナ禍の医療現場」からの警鐘と提言』 本田宏、和田秀子 著/泉町書房1900円 『日本の包茎 男の体の200年史』澁谷知美 著/筑摩書房1600円 『nigger(ニガー) ディック・グレゴリー自伝』ディック・グレゴリー、R・リプサイト 著 柳下國興 訳/現代書館2300円 ●ふぇみん句会 ●Gallery 絵本『4羽のめんどりと1羽のおんどり』 7面 【連載】ゆりばら!(400)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「米軍基地反対訴訟の原告名簿が民間へ渡ってしまう?」 ●minimini info. ●FORUM「あるドキュメンタリーを見て」 ●ふぇみんのお店から 新パックスオリー ヘアソープ(450ml)1498円/ヘアコンディショナー(450ml)1498円/ボディソープ(450ml)1271円 *それぞれ詰替用もあります パックスオリーシリーズが大きくリニューアルしました。 ヘアソープは、とろりとした液体でしっとり洗い上げます。ヘアコンディショナーには、オリーブスクワランを配合。髪をふんわり艶やかに導きます。 ボディソープには、ポリフェノールを含むオリーブの葉と枝のエキスを配合。地肌を健やかに保ちます。洗浄剤はもちろんいずれも石けんです。 容器も深みのある色に。落ち着いた香りで一日の疲れも落としましょう。 旧商品は在庫がなくなり次第終了します。 ★王隠堂の青梅の注文締め切り間近です。お早めにご注文ください。 ご注文はふぇみんのお店 FAX03(3401)3453またはふぇみんマルシェhttps://femima.comへ 8面 ●event information ●minimini info 大藪順子さん主宰の写真プロジェクトへの参加者募集/「ミャンマー問題を考える会」(仮)発足へ向けた学習会と賛同呼びかけ books『らくがき』/『DV・性暴力被害者を支えるための はじめてのSNS相談』 ●diary ふぇみん日誌 ------------------------------------------------------------ ●ねこのひげ ●入管法改悪はとりあえず阻止できたが…。少年法改悪が5月21日に成立。本紙2020年10月15日号でも伝えたが、少年法の適用年齢20歳はそのままに、18歳19歳を「特定少年」とし、家裁から検察官への逆送対象の犯罪を殺人罪から強制性交等罪や強盗罪などへ拡大、起訴されれば実名報道などが可能に●少年犯罪は減り続け、凶悪化したとの調査や根拠はない。少年院新収容者の貧困率は高く、被虐待経験のある者は、男子で35%、女子で55%に上ると。成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法に合わせる、というのも必然性がない●いわゆる「病床削減・病院統廃合法」である医療法「改正」法案も同日に可決、成立。病床が逼迫しているのになぜ?●さらに、基地と原発周辺の住民を監視下に置き、行動を規制する「重要土地利用規制法案」も今日(5月28日)衆議院の内閣委員会で強行採決。火事場泥棒、コロナ禍対策は一体どこへ?(登) ----------------------------------------------------------------