「ふぇみん」3273号(2020/12/15)を発行しました。 目次 2…核兵器禁止条約 どんな未来を私たちは選ぶ? 3…福島原発事故 処理汚染水を海に流していいのか 4…新連載 遊歩と宇宙の公開ラブレター① 6…film『燃ゆる女の肖像』 12月25日号は休刊です。次号は1月1日号です 1面 日本の女性障害者運動を研究する イヴァンカ・ギヨームさん [私のプライド、日本で咲いた] 聞き手…柏原登希子 撮影…落合由利子 Ivanka Guillaumue 1993年、フランスの海外県グアドループ生まれ。2018年パリのフランス国立東洋言語文化大学の日本学部で修士課程修了。19年から文科省研究生としてフィールドワークのために日本へ。研究テーマは戦後日本における優生思想、障害者運動とフェミニズム。 2面 「核兵器の終わりの始まり」どんな未来を私たちは選ぶのか 核兵器禁止条約と私たちの課題 文●中村桂子(長崎大学核兵器廃絶研究センター〈RECNA〉) ●ねこのひげ 3面 福島原発事故の処理汚染水海に流していいのか 4面-1 【連載】遊歩と宇宙の公開ラブレター①「同志」が重荷だったけど 文●安積宇宙 4面-2 【イルダ】「堕胎罪復活」ではなく「性と生殖の権利」を 文●ウンジン(ジェンダー法学研究者・「性的権利と再生産正義のためのセンターSHARE」研究活動家) 5面-1 【連載】オンマはソンセンニムとチョゴリ屋さん⑬チリチリ痛い青春を応援します。 文●そんい・じゅごん 5面-2 「ふぇみんのお店」の生産者さん訪問記 国産小麦の自家製粉にこだわる「かねこ製麺」を訪ねて 6面 『燃ゆる女の肖像』監督 セリーヌ・シアマ 文●斉藤綾子(大学教員) Bunkamuraル・シネマほか全国公開中 配給 ギャガ 【書評】12/15号の書評ページへ 『それでもなおユダヤ人であること ブエノスアイレスに生きる〈記憶の民〉』 宇田川彩 著/世界思想社3800円 『乳房のくにで』深沢潮 著/双葉社1600円 『問いかけるアイヌ・アート』池田忍 編/岩波書店2800円 ●ふぇみん句会 ●Gallery 映画『この世界に残されて』 7面 【連載】ゆりばら!(388)竹内佐千子 ●voices「地元・越谷市で活動しています」「ベトナムプロジェクトの里子里親、リモートで面会」 ●FORUM『ある実録ドラマを見て』 ●ふぇみんのお店から 乾燥糸こんにゃく「ぷるんぷあん」25g×10個 530円 師走になりました。今年も「ふぇみんのお店」をご愛用いただきありがとうございました。 冬は家で温かい鍋がうれしいですね。一人鍋も人気とか。鍋の材料に「ぷるんぷあん」はいかが? インドネシアの高地で自生しているムカゴこんにゃく芋を原料にした、とても美味しい糸状のこんにゃくです。農薬や化学肥料を使わず、落ち葉の堆肥だけで栽培したムカゴを使っています。 食物繊維がとても豊富で、保存期間も2年なので、常備しておくと便利です。鍋物をはじめ、すき焼き、サラダ、あえものと、応用法は無限?ポン酢やごま油の味付けにも合います。 「ぷるんぷあん」はインドネシア語で「女性」のこと。現地の女性の就労を積極的に支援しています。 ご注文はふぇみんのお店 FAX03(3401)3453 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌 ---------------------------------------------------------------------------- ●ねこのひげ ●「一瞬、血の気が引いた」と国会前緊急集会で宗教者の方が、日本維新の会議員の暴挙を告発した。11月の憲法審査会で、国民投票法修正案への与野党の意見交換のさなか「審議省略、即採決」との動議を出した行為を指してのことだ●この強行採決提案は議長が引き取り、事なきを得た●これまでの憲法審査会では、国の最高法規の憲法を審議する場に「数の力での運営」はそぐわず、しないとの原則が尊重されてきた。そのことの重みを日本維新の会は理解しようとしない。菅首相も同類なのでは? 疑念がふくらむ●国民投票法は与党に有利な欠陥法との指摘があり、その問題点は今回の微修正には反映されていない●次期国会での採決を与党らは叫ぶが、明文改憲への道を開く危険な一歩だ●戦車に乗り笑顔の菅首相。戦争好きな首相の下での改憲など真っ平だ●安倍前首相とはさよならできた今年、来年は忖度政治からの解放、皆で実現!(束) -----------------------------------------------------------------------------