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「ふぇみん」3243号（2020/01/25）を発行しました。

目次
2、3…特集　「介護」が危ない
4…連載　オンマはソンセンニムとチョゴリ屋さん⑤ 
4…記憶の現場　ドイツ・ミュンヘン　抵抗の白バラ 　
5…連載　海の向こうの女たち②～ホンジュラス～
6…mystery『チャイルド・ファインダー　雪の少女』

1面　ホームヘルパー国賠訴訟原告の１人 藤原るかさんFujiwara Ruka
［介護労働者の誇りをかけて］

聞き手…柏原登希子
撮影…宇井眞紀子

ふじわら  るか 
1955年生まれ。東京都内の訪問介護事業所の登録ヘルパー。「共に介護を学び合い・励まし合いネットワーク」主宰。著書に『介護ヘルパーは見た　世にも奇妙な爆笑！　老後の事例集』『介護ヘルパーはデリヘルじゃない　在宅の実態とハラスメント』（いずれも幻冬舎）

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2、3面　「介護」が危ない　
2面-1　ホームヘルパーが国家賠償請求訴訟を提起　人間として働きたい。人間らしいケアがしたい
2面-2　危機を訴える　現場の声が全国から続々

3面　負担が増え、サービスが
減らされている介護保険　文●小竹雅子（市民福祉情報オフィス・ハスカップ）

●FLASH
・原子力政策のコスト　原発・核燃料サイクルヒアリング
・花を携えて被害者を悼む　フラワーデモin東京　1月11日
・やまゆり園事件を考え続ける　かながわ県民センターで   1月11日
・香港の「いま」を聞く　小出雅生さん講演　1月12日


4面-1　【連載】オンマはソンセンニムとチョゴリ屋さん⑤　ソルビム 着る・着せる喜び文●そんい・じゅごん
4面-2　記憶の現場　特別編①ドイツ・ミュンヘン　抵抗の白バラを足元に遺す　文●飯塚由美子


5面-1　【連載】海の向こうの女たち②　〈ホンジュラス〉（下）文●城本珠実
5面-2　ふぇみん連座講座「私を生ききる」⑤「住まい」その2　賃貸ライフと親の家の終い方


6面　mystery　『チャイルド・ファインダー　雪の少女』レネ・デンフェルド  著　文●稲塚由美子（ミステリー評論家） 細美遙子訳　1100円（税別）　創元推理文庫    

【書評】1/25号の書評ページへ
『シリア　震える橋を渡って　人びとは語る』 ウェンディ・パールマン  著　安田菜津紀　佐藤慧  訳／岩波書店3200円
『本屋がアジアをつなぐ  自由を支える者たち』石橋毅史  著／ころから1700円
『ザ・ソウル・オブくず屋』東龍夫  著／コモンズ1700円

●Books　戸籍が語る古代の家族／「徴用工問題」とは何か？　韓国大法院判決が問うもの／ふたりぱぱ　ゲイカップル、代理母出産の旅に出る／年報・死刑廃止2019　オウム大虐殺

●Gallery　絵本『なんみんってよばないで。』


7面　
【連載】ゆりばら！（358）竹内佐千子
●voices「時代に抗う姿勢　斎藤雷太郎さんに学ぶ」
●FORUM『ペシャワール会の故・中村哲さん』

●ふぇみんのお店から　第3世界ショップ（各々100g）ソルト＆キャラメルチョコレート　648円、ミルクチョコ　648円、ビターチョコ　648円、エクストラチョコ　648円、ホワイトチョコ　756円、ヘーゼルナッツチョコ　756円、ウインターチョコ　810円　
　第3世界ショップのオーガニックチョコレートは、食べる人にはもちろん、作る人にもやさしいチョコレートです。
　原料のカカオ、砂糖、バニラはフェアトレードにより調達し、小規模農家の生活向上に役立っています。伝統的な製法で、じっくり練り上げることで、なめらかな口溶けと、カカオの芳醇な香りが広がります。
　包装紙の内側には、生産者の写真や、製造工程の詳しい説明があります。
　幸せをお届けできてプレゼントにも最適です。全部で7種類、食べ比べてみてください。
　ご注文はふぇみんのお店   ＦＡＸ03(3401)3453

8面
●event information
●diary　ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」が年末年始に行った、2019年「ジェンダーに関する問題ある公的発言ワースト投票」の結果が発表された●ダントツ1位は麻生財務大臣の「子どもを産まなかったほうが問題」。少子高齢化を女性に責任転嫁する噴飯発言だ。2位は安倍首相による参院選時の「お父さんは恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探し出して」投票へ、発言。性別による二重規範を公然と肯定している。3位は平沢勝栄衆議院議員による、同性婚ばかりだと「国がつぶれちゃうんですよ」という同性愛差別と同性愛嫌悪。詳細は会の名称で検索を●発言者の多くが「再犯」。そして口先だけの「謝罪」。だが、そもそも支持者を喜ばそうとしたもので根は深い●見える化されたこの結果を持って、自民党を支持する女性も巻き込んで、ジェンダー差別発言は許されない、恥なんだと訴えなくっちゃ。（さ）

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●FLASH

●原子力政策のコスト　原発・核燃料サイクルヒアリング
1月10日、脱原発実現政策全国ネットワークが主催し、会計検査院等へのヒアリングを開催。原子力政策への多額の交付金が問題になった福井県高浜町助役と関西電力の癒着で建設会社「吉田開発」が過去6年間に12の立地地域対策交付金事業を受注。高浜町と経産省が公表した受注額が実際より4億円も低く報告されていたこの差額の調査について、そして高速炉開発研究に年間50億円を6年間投入する無駄について尋ねたが会計検査院は政策権限がないと回答した。


                                             ●

●花を携えて被害者を悼む　フラワーデモin東京　1月11日
昨年4月から始まったデモは、この日全国34都市で開催された。東京駅前には小学生から年配者、女性だけでなく男性も含め600人が集まり、静かに話に聞き入った。「昨年3月に続いた性犯罪の無罪判決に胸をえぐられた」「性被害があることを世の中に伝えるために声を上げる」など、花を持つ手や声を震わせる被害の当事者の言葉や支援のスピーチが続いた。主催者から、今後2月11日と、3月8日（国際女性デー）の開催後、一旦終了することが告げられた。

                                             ●

●やまゆり園事件を考え続ける　かながわ県民センターで   1月11日
シンポジウム「私たちは津久井やまゆり園事件の“何”を裁くべきか」が開かれた。脱施設研究者・河東田博さん、障害当事者でグループホームを運営する千田好夫さん、精神科医の高岡健さん、やまゆり園保護者の平野泰史さんがトーク。主催は津久井やまゆり園事件を考え続ける会。閉鎖的な入所施設のあり方が植松被告を大量殺人に駆り立てたとの発言もあり、彼一人を裁くのではなく、事件の背景を考え、入所施設でなく誰もが地域で暮らせるようにすべきとの議論となった。

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●香港の「いま」を聞く　小出雅生さん講演　1月12日
本紙にも寄稿した香港在住の小出さんによる、香港情勢の報告会が東京で開かれた。前半は2015年に香港で製作された映画『十年』を上映。小出さんは中国批判を含むこの作品を「香港の10年後を予想したはずが、5年で事態が到達してしまった」と評した。また、「これまで政府にも市民にも中立を保ち、警察権力の行使に厳密だった香港警察が、進んでデモを弾圧するように態度を変えてしまった」ことなどを語った。


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【 新聞代 】（送料込み）

　1カ月800円、3カ月2400円

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