WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3238号(2019/11/25)を発行しました。

目次
2…パワハラ関連法を実効性あるものに
3…「マイナンバー違憲訴訟」全国初の判決
4…ヤジも言えないこんな世の中じゃ…(後編) 
5…ナヌムの家の20年間の記録 映画『まわり道』
6…mystery『雪が白いとき、かつそのときに限り』

1面 #KuToo 提唱のフェミニスト、グラビア女優 石川優実さんIshikawa Yumi
[靴から考える本気のフェミニズム]

聞き手…柏原登希子
撮影…落合由利子

いしかわ  ゆみ 
1987年岐阜県生まれ。2005年芸能界入り。14年映画『女の穴』で初主演。#KuTooは今年の流行語大賞ノミネート、石川さんは英BBCの、世界の人々に影響を与えた「100人の女性」に。9月にクラウドファンディングにより新聞広告で#KuTooをアピール。赤ワインが好き。

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2面 セクハラ、マタハラ、ケアハラ、そしてパワハラも 被害実態を踏まえて 指針を実効性あるものに 文●村尾祐美子

3面 「マイナンバー違憲訴訟」全国初の判決 巨大な情報ネットワークに接続されない自由を 文●宮崎俊郎(「マイナンバー(共通番号)違憲訴訟」原告代表)

●FLASH
・安保法違憲訴訟に不当判決 東京地裁で 11月7日
・平和に向かって努力を 東京で記者会見 11月7日
・辺野古に基地をつくらせない 税金を無駄使いするな 11月10日
・東電幹部に有罪判決を求める 東京で全国集会 11月11日


4面-1 ヤジも言えないこんな世の中じゃ・・・(後編)「私はだまらない」 文●桐島さと子
4面-2 【連載】自衛隊と米軍基地の今④神奈川県相模原市・座間市 自衛隊が米軍の指揮を受ける形へ 文●金子豊貴男


5面-1 ナヌムの家の20年間の記録 映画『まわり道』 ハルモニたちの声を、上映会で全国に広げて 文●中村富美子
5面-2 【連載】ハ―ストーリーⅡ⑳ 1999 日の丸・君が代強制


6面 mystery 『雪が白いとき、かつそのときに限り』陸  秋槎  著  文●稲塚由美子(ミステリー評論家)  稲村文吾訳 1500円(税別)早川書房  

【書評】11/25号の書評ページへ
『フォト・ドキュメンタリー  朝鮮に渡った「日本人妻」60年の記憶』 林典子  著/岩波書店1040円
『掃除婦のための手引き書  ルシア・ベルリン作品集』ルシア・ベルリン  著 岸本佐知子  訳/講談社2200円
『表象天皇制論講義  皇族・地域・メディア』茂木謙之介  著/発行  白澤社 発売  現代書館 3400円

●Books ほんとうの道徳/焼けあとのちかい/見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし/隠れ教育費 公立小中学校でかかるお金を徹底検証

●Gallery 映画『ベル・カント』


7面 
【連載】ゆりばら!(353)竹内佐千子
●voices「ふぇみん韓国ツアーに参加して」
●FORUM『おおみやリサイクル・マーケット』

●ふぇみんのお店から 年の市開催! 8%引きです!
 年末恒例の「年の市」のお知らせです。新年に欠かせない食材からカレンダーまで、幅広くそろえました。
 人気の正月用もちは今年も山形県庄内協同ファーム産、有機もち米使用です。貴重な豆類は北海道の吉島農園の有機栽培の小豆・黒豆・大豆をお届けします。やさか共同農場の白みそやゆずみそ、有機塩こうじなどもそろえました。反核を貫く自然食の店の反核燃りんご、小長井農園のみかん、三陸水産の焼きのり・カットわかめ、三里塚のらっきょうも。台風の被害を受けた落花生は数量限定です。
 練り黒ごま・練り白ごまと白すりごまは新商品です。練りごまはとろみがあり、すりごまはしっとりしています。
 ご注文の締め切りは12月2日 ご注文はふぇみんのお店へ FAX03(3401)3453

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌



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●ねこのひげ
●「大嘗祭」が終わった。皇室行事と位置付けられ、政教分離原則に反するかどうかという憲法論争もないまま一夜の儀式のための「大嘗宮」の設営費など約27億円もの国費を投入●11月14日、大嘗祭が始まる時間に合わせ、約200人の市民が皇居正面にあたる東京駅前広場で大勢の警官に囲まれながら声をあげた●即位式の10月22日を休校や休日にしなかった学校や企業を、SNSで「非国民」と呼ぶ人たちがいたという。反対デモへの厳戒態勢のなかで不当逮捕も起きるなど、「代替わり」は天皇制反対の声を封じ込めようとする暴力性を剥き出した●天皇の即位に敬意を払いお祝いできない人を「非国民」とする排他的考え方が蔓延し、天皇制とは何か、象徴とは何かを深く考えることなく、多くの国民が「国家神道」の信者と化したようだ●「日の丸・君が代・天皇制」が、さらに「踏み絵」としての力を発揮しそうだ。(圭)


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●FLASH

●安保法違憲訴訟に不当判決 東京地裁で 11月7日
違憲の安保法制に対し、全国22地域、25裁判が闘われている。東京では、自衛隊出動に対する「差止め訴訟」、女たちの訴訟、そしてこの日の「国家賠償請求訴訟」の3件。満員の法廷に「棄却する(わずか5秒)」の声を残し、前沢達朗裁判長は怒号のなか退席、地裁前には「司法の責任放棄」「政権忖度判決」の2本の旗が掲げられた。「報告集会」では「憲法判断を避けることだけに腐心した言語道断の判決」と、弁護士らがそれぞれの言葉で解説・分析した。

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●平和に向かって努力を 東京で記者会見 11月7日
ベテランズ・フォー・ピースのスーザン・シュノールさんが全国スピーキングツアーのため来日、記者会見を行った。最初に米国による原爆の投下と空襲を謝罪。ベトナム戦争当時、海軍病院で看護師として傷ついた若い兵士を見て、反戦運動に入る。軍服を着て平和行進に参加し、懲役5年の刑を受けたなどの体験と、現在は、枯葉剤のベトナム及び従軍兵士の被害調査・支援活動を行っていることなどを語った。また、若い世代への教育の重要性を強調した。

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●辺野古に基地をつくらせない 税金を無駄使いするな 11月10日
辺野古・大浦湾の軟弱地盤問題で、防衛省管轄の“有識者会議”は「改良工事は可能」だと工事を後押し。安倍政権は来春にも「設計変更」を県に出す構え。「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」は「人々が納得できる税金の使い方か」と、東京・渋谷で土砂投入の写真を掲げて問いかけた後、駅周辺を150人でデモ。「税金をじゃぶじゃぶ使うな」とのリ一フレットを沿道で手渡した。沖縄県は、政府が当初示した工事経費の8倍、2兆5000億円と試算する。


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●東電幹部に有罪判決を求める 東京で全国集会 11月11日
参議院議員会館で福島原発刑事裁判支援団が有罪判決を求める全国集会を開催した。東京地裁での無罪判決の誤りを明らかにする最新映像を上映の後、大河陽子弁護士と海渡雄一弁護士、河合弘之弁護士がそれぞれ地裁判決を徹底批判した。被害者のリレートークでは、双葉病院からの避難により亡くなった患者の遺族も発言、「被告人の言い分を認め、地域住民を馬鹿にした判決で受け入れることはできない」と述べた。


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【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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