WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3235号(2019/10/25)を発行しました。

目次
2…福島原発刑事訴訟 納得できない無罪判決
3…志田陽子さんに聞く あいちトリエンナーレ「不自由展」
4…映画『人生、ただいま修行中』のニコラ・フィリベール監督に聞く 
5…イルダ 韓国・イルダ編集長から見た日韓関係
6…music『Amamiaynu』

1面 女性差別問題や災害問題に提言する医師 青木正美さんAoki Masami
[災害が多い国は百年先を見ないと]

聞き手…栗原順子
撮影…落合由利子

あおき  まさみ
1958年、東京都生まれ。麻酔科医。96年青木クリニック開業(院長)。日本女医会理事。関西学院大学災害復興制度研究所客員研究員。「3・11甲状腺がん子ども基金」顧問。東日本大震災の被災者支援の「makenaizone」主宰。著書に『首と肩の痛みをとる本』(講談社)。

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2面 重要な情報・都合の悪い意見の隠ぺいも明らかに 福島原発刑事訴訟納得できない無罪判決 文●添田孝史

3面 ●志田陽子さん(憲法学者)に聞く 「あいちトリエンナーレ」で公権力が表現内容に介入

●FLASH
・国会開会日に野党議員が発言 国会前に市民450人 10月4日
・代替わりを前に天皇制を考える 東京・世田谷区で講演 10月6日
・共謀罪廃止法の提出訴える 国会前で6日行動 10月7日
・台風15号により冷却塔倒壊 原子力規制委員会 10月9日


4面-1 『人生、ただいま修行中』のニコラ・フィリベール監督インタビュー「日常のヒーロー、ヒロイン」看護師の卵の奮闘を追う
4面-2 【連載】原発被害者の権利はどこへ⑥子どもに落ち葉を触ったり海の水に触れさせたい 文●岩谷秀美さん


5面 【イルダ】イルダ編集長から見た日韓関係 強制連行、慰安婦問題… 日韓の市民・フェミニストが共に解決を 文●チョイヨウル(イルダ編集長)


6面 music 『Amamiaynu』チカルスタジオ/タフビーツ UBCA1066 2315円(税別)アイヌとアマミの「交信」 文●岩崎眞美子(ライター)  

【書評】10/25号の書評ページへ
『トリック 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』 加藤直樹  著/ころから1600円
『ぼそぼそ声のフェミニズム』栗田隆子  著/作品社1800円
『禁じられた郷愁 小林勝の戦後文学と朝鮮』原佑介  著/新幹社2500円

●Books 時代の正体vol.3 忘却に抗い、語りつづける/命に国境はない/知りたくなる韓国

●Gallery 映画『ゴッホとヘレーネの森』


7面 
【連載】ゆりばら!(350)竹内佐千子
●voices「京都の基地フィールドワークに参加して」
●FORUM『ソテツ味噌から考える』

●ふぇみんのお店から 第3世界ショップ(各100g) ミルクチョコレート648円 ビターチョコレート648円 ヘーゼルナッツチョコレート756円 ウインターチョコレート810円 エクストラチョコレート648円 ホワイトチョコレート 756円 ソルト&キャラメルチョコレート648円
 季節限定のチョコレート、今回は7種類の登場です。
 第3世界ショップのオーガニックチョコレートは、食べる人にも作る人にもやさしいチョコレートです。乳化剤などの添加物は不使用。伝統的製法で、じっくり練り上げることで、なめらかな口溶けと、カカオの芳醇な香りが広がります。
 ほろ苦さが魅力の「ビター」、コリアンダーがスパイシーな「ウインター」、オレイン酸やビタミンEが豊富な「ヘーゼルナッツ」のほか、新製品として「ソルト&キャラメル」、再登場の「ホワイト」など7種類を揃えました。
 ご注文はふぇみんのお店へ FAX03(3401)3453

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌



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●ねこのひげ
●台風15号に続き19号が到来。被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます●12都県で約4100人が避難生活(10月18日現在)。日本は、地震も含め災害多発国。なぜ避難所が昔のままのスタイルか。高齢者、妊婦、障害者に対応できず、プライバシーもなく、体育マットが布団とは●イタリアでは48時間以内に簡易ベッド、エアコン、トイレ、シャワー完備、プライバシーが守られる大型テントが用意されると●「『スフィア基準(避難所の国際最低基準)』を満たす避難所を政治主導で。トランプ大統領から兵器を爆買いしている場合ではない」と国会での森ゆうこ参議院議員。災害予防の国土保全費はピーク時の30分の1、2019年度防災関係予算は防衛予算の半分(東京新聞コラム)●これ以上人災を広げないよう、被災者の生活再建にこそ予算を●堤防やダムが人災を引き起こしていなかったかの検証も必要だ。(登)

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●FLASH

●国会開会日に野党議員が発言 国会前に市民450人 10月4日
国会内では安倍首相が「改憲議論」を呼びかけるなか、この参院選で3年ぶりにカムバックした社民党元党首の吉田忠智さんや立憲民主党議員らが「憲法の改憲発議はさせない、野党は共闘」と声を揃えた(総がかり行動実行委主催)。共産党の小池晃さんは「上げるべきは消費税ではなく賃金」、沖縄の風の伊波洋一さんは南シナ海への自衛隊進出の危機を訴えた。隣国嫌悪を煽る報道への批判を受け、日韓メディア系労組が共同で宣言を発表したとの報告もあった。


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●代替わりを前に天皇制を考える 東京・世田谷区で講演 10月6日
民族・植民地問題研究者の太田昌国さんを講師に、「天皇制と私たち、どう向き合うか?」と題する講演会が開かれた。主催は一滴の会ほか。憲法の天皇条項と人権・平等条項との矛盾、政府による「改元」の管理、代替わり行事や大嘗祭の宗教性、国民統合から外れる人たちを統合の中に入れる役割を前天皇・皇后が担ったこと、昭和天皇の戦争責任、皇室のニュースを無批判に垂れ流すメディアなど、天皇制に関して多岐にわたる批判的問題提起となった。

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●共謀罪廃止法の提出訴える 国会前で6日行動 10月7日
「表現の不自由展・その後」中止、それに伴うヘイトスピーチなど、今、言論・表現の自由の危機だ。主催した共謀罪NO!実行委は参議院での廃止法案提出の実現を求めようと声をあげ、共謀罪廃止を求める署名約1万6800筆を立憲・共産・社民党議員に手渡した。これまでに提出した署名は25万7748筆。その後、参議院の立憲、国民民主、共産、社党、沖縄の風、れいわ新選組議員に廃止法案提出の要請行動を行った。

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●台風15号により冷却塔倒壊 原子力規制委員会 10月9日
日本原子力研究開発機構大洗研究所材料試験炉の2次冷却系統冷却塔が、台風15号により倒壊。当時、試験炉は廃炉措置に向けた準備中で停止し、冷却塔は使用していなかった。冷却塔は築50年で木造。倒壊により隣接の排風機室外壁が損傷し、2次冷却系配管のフランジ部から水漏れがあった。漏えい水に汚染はなくモニタリングポストに異常はないため、外部への放射能影響はないと、規制庁が報告。同様の建造物は他にもあり、自然災害への対応が不安だ。


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【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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