WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3232号(2019/09/25)を発行しました。

目次
2…本当に「解決済み」? 内海愛子さんに聞く日韓問題
3…五輪開催まであと1年。世界中から抗議する人集まる
4…連載 自衛隊と米軍基地の今②神奈川県・横須賀  
5…『北海道大学もうひとつのキャンパスマップ』
6…mystery『国語教師』

1面 武器見本市に反対する 村田マユコさんMurata Mayuko
[行動すれば、必ず誰かに届く]

聞き手…室田元美
撮影…落合由利子

むらた  まゆこ
1970年千葉県生まれ。3人の子どもの母親。出産前にはスクールカウンセラー、児童相談所職員、専門学校講師などを務める。2018年10月「安保関連法に反対するママの会@ちば」から生まれた「幕張メッセでの武器見本市に反対する会」のメンバー。

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2面 内海愛子さんに聞く“最悪”の日韓関係と韓国ヘイト
「解決済み」と言うけれど、本当に解決しているの?

3面 東京五輪は誰のため?⑯
五輪開催まであと1年 世界中から抗議する人集まる 

●FLASH
・関東大震災96周年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式 9月7日
・表現の自由と文化芸術支援 国家と検閲について 9月10日
・日韓協定は正しいのか? 東京・港区で講演会 9月10日
・廃炉等の被ばくに医療体制を 9団体が厚労省等に 9月11日


4面 【連載】神奈川県・横須賀  ともに増強される米艦隊の母港と海上自衛隊
文●新倉裕史


5面-1 同化政策、植民地主義、そして女子トイレ!北海道大学の〝裏〟の史実に迫る「キャンパスマップ」 文●下郷沙季
5面-2 【連載】女性議員が行く⑧あなたの小さな一歩が世界を変える よだ かれん(東京都新宿区議)(後編)


6面 mystery 『国語教師』ユーディト・W・タシュラー  著 文●稲塚由美子(ミステリー評論家)浅井晶子訳  2000円(税別) 集英社     

【書評】9/25号の書評ページへ
『おんなたちは鬼になる 消費者運動、原発、平和』 
富山洋子、神田浩史  著/解放出版社1400円
『女たちのテロル』ブレイディみかこ  編/岩波書店1800円
『検証「戦後民主主義」 わたしたちはなぜ戦争責任問題を解決できないのか』
田中利幸  著/三一書房2800円

●Books わたしが障害者じゃなくなる日 難病で動けなくてもふつうに生きられる世の中のつくりかた/犬が殺される 動物実験の闇を探る/自発的対米従属 知られざる「ワシントン拡声器」

●Gallery 映画『バオバオ フツウの家族』


7面 
【連載】ゆりばら!(347)竹内佐千子
●voices「あいちトリエンナーレに行ってきました!」
●FORUM『『日の名残り』と安倍政治』

●ふぇみんのお店から 近藤醸造 ゆずポン酢(360ml)540円 丸大豆醤油小(360ml)334円 丸大豆醤油 大(1l)810円
東京都あきる野市の近藤醸造は、ふぇみんが何度か訪ねた、お馴染みの取引先です。五日市街道沿いの秋川渓谷の入り口、清流と緑豊かな地で醤油を造り続けて100年です。きれいな空気とおいしい水に恵まれ、ゆっくり時間をかけて発酵熟成されて、独特のコクと香りの醤油が生まれます。
 本醸造醤油に天然ゆず果汁をたっぷり加えた、味わい深い本格的ゆずポン酢も絶品です。鍋物はもちろんですが、ごま油と合わせるだけで和風ドレッシングに早変わり。保存料や着色料を含みません。
★石けんなど食料品以外の商品は10月から消費税が10%になります。
 ご注文はふぇみんのお店へFAX03(3401)3453

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌
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●台風15号により大きな被害を受けた千葉県や伊豆諸島、神奈川県の苦難が続く●停電はまだら状態で状況の把握も依然として十分にできていない地域もある●東電は復旧予定を繰り返し延期し、見通しの甘さに被害とストレスは高まるばかりだ●公立学校は再開しつつあるが、給食が供給できずに弁当持参を求める学校もある。水も電気も復旧していない状態でどうやって弁当を作ろうかとか困惑する保護者の声も報道は伝える●西日本豪雨では自治体合併により地域を熟知した職員が地元におらず、被害を大きくしたと聞く。今回状況の把握に時間がかかっていることにそうした要因はなかったか●それにしても政府の対応は遅すぎる。この大規模な被災に対し、9月17日時点でも、激甚災害の指定について調査検討中だという●さらにまた強い雨が降り、被災者は追い詰められている。政府が力や金を注ぐべきは改憲や軍備ではない。(ね)

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●FLASH

●関東大震災96周年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式 9月7日
毎年、東京・墨田区八広の荒川河川敷で行われる「ほうせんか」主催の追悼式。関東大震災の朝鮮人虐殺を描いた映画『隠された爪痕』の上映後、河川敷の会場に場を移し、15時から追悼の言葉やうたの会が催された。日韓の「対立」を案ずる主催者の言葉に続き、来日した中国人殉難者の遺族からの挨拶も。歌手の李政美さんによる「京成線」などの歌と演奏が心に染みいった。なお、9月1日に行われた犠牲者追悼式に、小池都知事は今年も追悼文を送らなかった。


                                             ●

●表現の自由と文化芸術支援 国家と検閲について 9月10日
「表現の自由・芸術の自由と共存社会」と題して、武蔵野美術大学教員の志田陽子さん(憲法学)が講演(三多摩労組争議団連絡会議主催)。8月以来の「表現の不自由展・その後」問題も絡めて、文化芸術支援をする・しないという「公」の関与(例えば菅官房長官の言葉)は「検閲」にあたるかどうか、今、自由に議論することに意味があること、「検閲」はどの時点でされることが問題なのか、芸術は平和の構築に貢献できるのか、などについて語った。



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●日韓協定は正しいのか? 東京・港区で講演会 9月10日
「日韓関係を破壊する安倍政権」と題して、元広島平和研究所長の浅井基文さんの講演会が開かれた。「重慶大爆撃の被害者と連帯する会・東京」ほかが主催。安倍政権が、1965年の日韓請求権協定で解決済みとすることに対して、国際人権法確立後(日本の加盟は1978年)は、強制労働などの人権救済問題に時効はないと指摘。「大本営発表」を垂れ流すマス・メディアと政府に支配されがちな国民意識を変換し、米国の北東アジア政策=冷戦構造と決別しようと強調した。

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●廃炉等の被ばくに医療体制を 9団体が厚労省等に 9月11日
脱原発福島県民会議など9団体が環境省・厚労省・原子力災害対策本部・原子力規制庁に対し、帰還困難区域内「特定復興再生拠点」の除染労働者の被ばく増加について意見を求めた。廃炉・除染作業の労働条件違反の多発、原発構内の作業者の過労死に関する回答も厚労省に迫り、「現在の医療体制のガイドラインでは命が守られない。安心して働ける労働条件が必要だ」と訴えた。厚労省担当者は「検討したい」と回答。


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【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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