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「ふぇみん」3230号（2019/09/05）を発行しました。

目次
2…あいち「表現の不自由展・その後」が中止に
3…ICRP勧告草案にパブコメを
4…遊廓史料に見る「公娼制」、そして「慰安婦」　
5…天皇夫妻の「奉迎」に子どもを動員？！
6…DVD『ハトは泣いている　時代（とき）の肖像』


1面　女性のための住まいのコンサルタント 春田美砂子さんHaruta Misako 
［女性の居場所探しのお手伝い］

聞き手…大森順子
撮影…谷口紀子


はるた  みさこ
岡山県出身。大学卒業後、大手不動産会社・マンション販売会社に20年以上勤務し、「マンション営業」「ローン等契約者管理業務」などさまざまな業務に従事する。すべての女性が 「My Whereabouts （私の居場所）」を見つけられるよう、「オフィスVER（ウェール）」を設立。

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2面　漂流する「あいちトリエンナーレ2019」「表現の不自由展・その後」が中止に  〈平和の少女像〉も
2面-1　〈不自由の壁〉で交流の場をなくしていいのか　文●岡本有佳（「表現の不自由展・その後」実行委員）
2面-2　暴力は、表現を、人間を潰す　文●古川美佳（朝鮮美術文化研究）


3面　●白石草さん寄稿　避難や除染より、「対話」と「被ばくと共存」？？　ICRP勧告草案にパブコメを！


4面　遊廓の史料が明らかにする「娼妓」の実態　「公娼制」という「性奴隷制」があったからこその、「慰安婦」　文●小野沢あかね


5面-1　●根津公子さん（「君が代不起立」裁判原告）寄稿　天皇夫妻の「奉迎」に子どもが動員された
5面-2　【連載】女性議員が行く⑦自分の街のおかしな政治に声を上げた　文●よだ かれん（東京都新宿区議）（前編）

6面　DVD『ハトは泣いている  時代(とき)の肖像』監督　松本武顕　文●中村富美子（ジャーナリスト）
2014年、表現をめぐる事件が相次いだ。本作はその経過を1年かけて追う。「検閲」された作品とともにベルリンに招かれた彫刻家が発見する、日独社会の違いにも目を開かれる。そしていま愛知で彼らの作品は、再び私たちの目から奪われている
日本　２０１6年　３０００円（シナリオ付・税込み・送料は着払い）
販売　「ハトは泣いている」制作委員会　
問合せ　TEL 070(4227)1549　ryoiwami@sea.plala.or.jp


【書評】9/5号の書評ページへ
『日米地位協定　在日米軍と「同盟」の70年』山本章子 著／中央公論新社840円
『三つ編み』レティシア・コロンバニ  著　齋藤可津子  訳／早川書房1600円
『教育と愛国　誰が教室を窒息させるのか』斉加尚代、毎日放送映像取材班  著／岩波書店1700円　　　

●BOOKS　みらいめがね　それでは息がつまるので／志縁　創刊号／モレ村の子どもたち／小さな学校　カルティニによるオランダ語書簡集研究

●Gallery　映画『おしえて！ドクター・ルース』


7面　【連載】ゆりばら！（343）竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「障害のある息子が自由に生きる権利を求めて」
●FORUM「泊まってシンポin岡山を終えて」
●ふぇみんのお店から　  やさか共同農場
麦みそ（500g）389円　合わせみそ（750g）972円　甘口・中辛口みそ（各750g）594円

8面
●event information
●diary　ふぇみん日誌


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●FLASH

●フェミ科研費裁判第２回期日　傍聴には140人　7月30日
被告側弁護士が準備書面について「陳述します」と答えて1分間で終了。その後の支援者集会では中野晃一さん（上智大学）がミニレクチャー。「歴史修正主義者は、事実と広く認められている『慰安婦』問題を“捏造”と否定し賛否両論あるかのように言うことで、“公平”を装い誹謗中傷をする。だから私たちは、この裁判を注視していく必要がある」と。次回期日は、12月13日（金）15時から。

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●「〈戦後日本〉の現在」は？　東京・日本教育会館　8月15日
副題は「歴史と自治の現場から」。まず斎藤美奈子さんが、1990年以降の歴史修正主義を概観、教育ジャックと出版ジャックが歴史修正主義のやり口とし、憲法の「主権と人権」を活用して反転攻勢に出ようと語った。東京都世田谷区長・保坂展人さんは、車座集会、子育て・若者・LGBT支援、脱原発など8年間の区政について紹介、今後のまちづくりはオレゴン州ポートランドと美濃部都政に学び、「男性問題」にも取り組みたいと話した。主催は市民文化フォーラム。


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●女川から脱原発を目指して　「未来をひらく夏の文化祭」  8月17日
宮城県女川町で開催。主催は実行委。地域の獅子舞や神楽上演、工作や鍋布団作りワークショップなどがあり、神田香織さんの講談「福島のいのり」が続いた。18日は脱原発に取り組む阿部美紀子さんと篠原弘典さんを案内役に、女川原発見学ツアーが行われた。女川原発が震災時事故を免れたのは偶然の結果で、「東北電力に先見の明」というのは新たな原発神話と批判、津波対策で29ｍの防潮堤が建設されたが鋼管が岩盤に届いていないなど問題は山積と指摘した。

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●福島第一原発で落雷被害　原子力規制委員会　8月21日
関西電力高浜原発や九州電力玄海原発の発電用原子炉設置変更許可申請の審査結果案のとりまとめの審議や、8月6日に起きた福島第一原発2号炉の窒素封入設備における運転上の制限からの逸脱と復帰などの報告もあった。さらに7月末に福島第一原発発電所内で続いた落雷被害の説明では、落雷により電流を逃がす保護装置が加熱、破損に至った写真も添付された。福島原発付近は落雷が多発。乾式キャスク仮保管設備の蓋間圧力監視不能についての説明も。


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