WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3227号(2019/07/25)を発行しました。

目次
2…「性暴力被害者の経験に関する調査」より
3…岡部耕典さんに聞く やまゆり園事件から3年
4…新連載 自衛隊と米軍基地の今~岩国基地編~  
5…福生病院透析中止事件と自己決定権
6…mystery『戦場のアリス』


1面 SDGs市民社会ネットワーク・事務局長 新田英理子さんNitta Eriko
[SDGsって、ご存じですか?]

聞き手…中村富美子
撮影…落合由利子

にった  えりこ
1970年、富山県生まれ。一般企業を経て、98年より「認定特定非営利活動法人日本NPOセンター」へ。事務局長、特別研究員等を歴任。2017年より、一般社団法人SDGs市民社会ネットワークで兼務し、19年3月に日本NPOセンターを辞職して、同年4月から事務局長専任に。

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2面 「性暴力被害の経験に関する調査」結果出る
被害者の声から刑法改正を 同意ない性交は性暴力

3面 ●岡部耕典さんに聞く 津久井やまゆり園入所者殺害事件から3年
取り残された重度知的障害者 パーソナルアシスタンスが地域生活の鍵 

●FLASH
・地球に起きている水の変化 世界の水事情 7月6日
・南西諸島の軍備強化 自衛隊とミサイル防衛 7月6日
・オウム13人執行から1年 死刑執行を問い直す集会 7月6日
・NPT、ハスリン議長と会合 NGO連絡会と 7月10日


4面 【連載】自衛隊と米軍基地の今①「日々進化を続ける、「巨大基地イワクニ」の今
文●田村順玄(前岩国市議・リムピース共同代表)


5面 ●小松美彦さん寄稿 「福生病院透析中止事件」
「自己決定権」が優生思想の選別装置に


6面 mystery 『戦場のアリス』ケイト・クイン  著 文●稲塚由美子(ミステリー評論家)
加藤洋子 訳  1204円(税別) ハーパーBOOKS   

【書評】7/25号の書評ページへ
『分解者たち 見沼田んぼのほとりを生きる』 猪瀬浩平  著   森田友希  写真/生活書院2300円
『エトセトラ VOL.1 コンビニからエロ本がなくなる日』田房永子  編/エトセトラブックス1000円
『ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実』望月優大  著/講談社840円

●Books ぷかぷかな物語/みんなの「わがまま」入門/こたつの上の水滴 萠庵骨董雑記/シャティーラの記憶 パレスチナ難民キャンプの70年

●Gallery 坂井恵理マンガ『シジュウカラ』①②


7面 
【連載】ゆりばら!(342)竹内佐千子
●voices「ふぇみんへの要望」「空と鳥」
●FORUM『問われる、私たちの生活』

●ふぇみんのお店から 喜界島粗糖(400g)335円
ぇみんのお店では、鹿北製油の種子島産の洗双糖を扱っていましたが、喜界島産のサトウキビを100%使用した粗糖に変更になります。
 新商品は粒子が少し小さめです。隆起サンゴ礁からなる奄美群島の喜界島はアルカリ土壌のため糖度も高く、さっぱりとした甘さに、しっかりとしたコクもあり、さらにわずかな酸味もあります。
 サトウキビの搾り汁からごみを取り除いて煮詰めたもの。精製された白い砂糖にはない「雑味」が特長で、ミネラルも豊富です。料理はもちろん、コーヒーや紅茶、ふぇみんの無糖ココアにも相性抜群。
 開封後は密閉できる容器に移して保存してください。喜界島の粗糖をよろしく!
 ご注文はふぇみんのお店FAX03(3401)3453

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌



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●ねこのひげ
●中東・ホルムズ海峡でのタンカー攻撃を受け、トランプ米国大統領が有志連合結成を呼び掛けた●米国はタンカー攻撃をイランによるものとしたが、国連安全保障理事会は6月24日に「深刻な脅威」との非難決議を行ったものの、実行犯への言及はなかった●トランプ大統領の意図は米国の負担軽減のため、日本などが米国の指揮下で安全保持に加われということであり、対イランへの軍事的圧力でもあるだろう●現状では、ホルムズ海峡の民間船舶護衛のため自衛隊を派遣する根拠となる法はなく、臨時国会での新法制定も難しい●だが参院選後、安倍政権が米国の要請を受け入れる可能性は大きいのではないか●そもそもこの地域の緊張は米国が一方的にイラン核合意から離脱したことが始まりだ●トランプ大統領の思いつき政策に従って日本とイランのパイプを閉じる必要は全くない。米国追随でない外交政策こそが望まれる。(い)

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●FLASH

●地球に起きている水の変化 世界の水事情 7月6日
「きれいな水といのちを守る東日本連絡会」総会と学習会。講師は水ジャーナリストの橋本淳司さん。「温暖化による異常気象が起きている。昨年から今年にかけて、びわ湖では観測史上初めての表層と深層が循環不全に陥った。日本、世界各地で水災害は深刻さを増している。水問題は温暖化だけが原因ではない。開発による地下水の減少や市民の数倍の観光客が使用する水で深刻な水不足なども起きている」。水のことを真剣に考えなければ。

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●南西諸島の軍備強化 自衛隊とミサイル防衛 7月6日
石垣島や宮古島、奄美大島、与那国島の自衛隊駐屯地建設に対し、「大軍拡と基地強化にNo!アクション2019」が発足。発足集会では宇宙科学が専門の前田佐和子さん(元京都女子大教員)が、石垣島などでは日本版GPSと言われる「みちびき」=準天頂衛星システムの地上施設が造られていて、宇宙領域への「防衛力」となるという。東京五輪後はますます進行し、「島嶼戦争」は巨大な予算をかける口実を与えていると語った。奄美大島、石垣島からの報告も行われた。

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●オウム13人執行から1年 死刑執行を問い直す集会 7月6日
東京の集会で、「オウム真理教家族の会」の永岡英子さんが30年間の活動を振り返り、「坂本弁護士事件や夫・弘行さんへのVXガス攻撃事件から強制捜査が行われれば状況は変わったのではないか、家族の会は信者が全員帰るまで解散しない」と語った。安田好弘弁護士は、「どうして止められなかったのか考えることでオウム事件を教訓化できるが、主観的事実が明らかにならないまま死刑を執行されてしまった」と述べた。主催は死刑廃止フォーラム90。
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●NPT、ハスリン議長と会合 NGO連絡会と 7月10日
2020年核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議主要委員会Ⅰの、サイエド・ハスリン議長が訪日し、核廃絶日本NGO連絡会(ふぇみんも参加)と外務省にて意見交換を行った。被爆者の木戸季市さんが改めて核廃絶への思いを伝え、準備委員会でのハスリン議長の尽力に感謝を表明。議長は核軍縮をめぐる異なる認識の間の対話の重要性を指摘した上で、核兵器が人道上の問題であることを伝える市民の役割を強調した。

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【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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