WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

  • HOME
  • >
  • ダイジェスト

ダイジェスト

「ふぇみん」3222号(2019/06/05)を発行しました。

目次
2…「優生手術被害者への一時金支給法」成立
3…東京の警視庁機動隊がなぜ沖縄・高江へ?
4…連載 ジュゴンの里に暮らす(33)
5…東北被災地 語り部フォーラム
6…DVD『否定と肯定』


1面 フェミ科研費裁判原告の一人、政治学者 岡野八代さんOkano Yayo 
[「おかしい」と言う。あきらめずに。]

聞き手…大森順子
撮影…谷口紀子


おかの  やよ
三重県生まれ。差別やアイデンティティーの問題に関心をもつ。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ科教員。専門は政治思想史、フェミニズム思想。「一連の杉田発言は、人類が積み重ねてきた『知』への攻撃。絶対許せない」と裁判に闘志を燃やす。大の女子プロレス好き。

---

2面 国の法的責任、謝罪は? 補償は? 検証は? 「優生手術被害者への一時金支給法」成立 文●利光惠子(優生手術に対する謝罪を求める会)
●ねこのひげ

3面 「警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法」住民訴訟 なぜ、沖縄へ東京の警視庁機動隊が派遣されるの? 文●石川亜衣

●FLASH
・米軍・自衛隊の拡大を阻もう 神奈川・大和市で学習会 5月18日
・新しい香害にどう対処する? 日本消費者連盟など集会  5月22日
・憲法審査会開催で与野党攻防 総がかり行動緊急集会 5月23日
・女性議員増加に追い風 「手応えはあった!」 5月23日


4面-1 ジュゴンの里に暮らす(33) 文●浦島悦子 ジュゴンの死と「代替わり」
4面-2 声の在処⑤ 文●李信恵 悼みと怒りを抱えて


5面 東日本大震災から8年 「東北被災地  語り部フォーラム」に参加して
語る力を強めたい  震災の経験を次世代につなぐために


6面 DVD 『否定と肯定』監督 ミック・ジャクソン 文●水島希(大学教員)
ダイアナ妃の離婚裁判で名を馳せた事務弁護士アンソニー・ジュリアスを、BBCの連続ドラマ『SHERLOCK』モリアーティ役のアンドリュー・スコットが、また、裁判で証言するホロコースト研究者ロベルト・ヤン・ファン・ペルトを、同じくホームズの兄役を演じたマーク・ゲイティスが熱演。『SHERLOCK』ファンも必見です

イギリス・アメリカ 2016年 DVD3980円 Blu-ray4700円(いずれも税抜き) 発売・販売元 ツイン https://www.twin2.co.jp

【書評】6/5号の書評ページへ
『飢える私 ままならない心と体』 
ロクサーヌ・ゲイ  著 野中モモ  訳/亜紀書房1900円
『新しいアジアの予感 琉球から世界へ』安里英子  著/藤原書店1800円
『統べるもの/叛くもの 統治とキリスト教の異同をめぐって』新教出版社編集部  編/新教出版社2200円   

●ふぇみん句会

●Gallery 『12の問いから始める オリンピック・パラリンピック研究』


7面 【連載】ゆりばら!(337)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「仙台でふぇみんのベトナムプロジェクトを紹介」
●FORUM「街に立って、思うこと」
●ふぇみんのお店から   とろさば・みそ煮缶(180g)432円 とろさば・水煮缶(180g)432円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

-----------------------------------------------------------------------------

●ねこのひげ
●飯舘村放射能エコロジー研究会による毎年の定点測定のため福島県飯舘村長泥地区に入った●地区内の道路は車で、長泥十字路から東西南北に約90戸の住宅は徒歩で線量を測定する●地区には「再生資源化施設」と称する除染土壌の分別作業所が建設中●ここでフレコンバッグを開き、枝木などを取り除いて「再生土」に作り上げ、谷合の湿田に盛り土をして農地を造成。汚染土の振り分け基準は5000bq●村内に山積みの除染土壌の処理が村の復興の喫緊の課題という●実証事業は10年間だが、事業終了後、汚染土が下に埋まった土地で住民が安心して農業を再開できるのか●地権者は宅地周辺の除染とバーターで「再生事業」の受け入れを強いられた。依然として地区の線量は高く、玄関前で1μSv超えはざら。周囲の森林は除染されないままだ●多くの家の解体が進み、戻る住民はごくわずか●住民にとっての真の復興とは何か。(ね)


-----------------------------------------------------------------------------

●FLASH

●米軍・自衛隊の拡大を阻もう 神奈川・大和市で学習会 5月18日
「米軍・自衛隊の運用を制限していく方法」が開催された。「原子力空母の母港化に反対し基地のない神奈川をめざす県央共闘」主催。米軍基地が拡大強化される岩国基地を元岩国市議の田村順玄さん、オスプレイの配備・パラシュート降下訓練などの続く横田基地(自衛隊も配備)を同基地訴訟原告団の福本道夫さん、他基地からのヘリや戦闘機の飛来が増加する厚木基地をファイト神奈川の木元茂夫さんが、それぞれの基地の状況と取り組みについて報告した。

                                             ●

●新しい香害にどう対処する? 日本消費者連盟など集会  5月22日
国会議員会館内で、DVD『香害110番』上映と学習会「柔軟剤・香りマイクロカプセル」が開催された。いま農薬や柔軟剤香料を数μミリのプラスチック製カプセルの中に入れる技術を使った商品が氾濫している。ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議の水野玲子さんは「プラスチック汚染が取り沙汰されているが、マイクロプラスチックによる海洋・環境・人体汚染が進んでいる」と。EUでは規制が進むが、日本はまだ。早急な規制が必要とされている。


                                             ●

●憲法審査会開催で与野党攻防 総がかり行動緊急集会 5月23日
大型連休後、衆院憲法審査会の開催をめぐり、与野党のせめぎあいが激化している。安倍改憲NO!を掲げる総がかり行動/市民アクションは、立憲野党ガンバレ、自民改憲案絶対提示させるな、改憲発議に道を開く審査会を動かすなと国会前行動を開催、前々日の呼びかけにも関わらず300人が参加した。この日の審査会開催は見送られ、野党4党1会派が市民連合との政策協定合意の報告もあり、駆け付けた人たちの「参院選に必ず勝利」コールに力がこもった。

                                             ●

●女性議員増加に追い風 「手応えはあった!」 5月23日
候補者男女均等法の施行から1年、4月の統一地方選をふり返る集会を「クオータ制を推進する会」が開催し、成果の概要を発表した。各政党は統一地方選の取り組みとその評価、参院選の目標を示し、当選議員は立候補の動機などを、政治塾主宰者も女性候補者の掘り起こしなどの取り組みを語った。会の顧問で政治学者の三浦まりさんは、今後の政党の政策モニタリングや人材育成、働く環境の整備の必要性などを説いた。


----------------------------------------------------------------------------------

【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
このページのTOPへ