WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3221号(2019/05/25)を発行しました。

目次
2…マイナンバーの利用拡大を狙う3法(案)	 		
3…沖縄県民投票の結果が明らかにしたもの
4…ルポ 石垣島の自衛隊配備
5…映画『作兵衛さんと日本を掘る』の熊谷博子監督に聞く
6…mystery 『消えた子供 トールオークスの秘密』

1面 『セクハラ・サバイバル』著者 佐藤かおりさんSato Kaori
[仲間がいれば社会を変えられる]

聞き手…清水さつき
撮影…宇井眞紀子

さとう  かおり
1967年北海道生まれ。北海道と東京で女性支援のホットライン活動に関わる。「女性と人権全国ネットワーク」共同代表、「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」運営委員、「ウィメンズネット函館」スーパーバイザー。「大人の問題提起シリーズ」マンガ『さけび』(講談社)を監修。

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2面 「マイナンバーカード」交付率は1割少々の中… マイナンバーの利用拡大を狙う3法(案)  文●宮崎俊郎

3面-1 ●山本章子さん寄稿 沖縄県民投票が明らかにした 日本政府の「フィクション」  
3面-2  新たな議論へ進める意義 文●元山仁士郎  (「辺野古県民投票の会」代表)  

●FLASH
・公文書「見せない化」へ歯止め 共謀罪・秘密保護法廃止! 5月8日
・安定ヨウ素剤配布40歳未満に 原子力規制委員会 5月8日
・娼妓はなぜやめられなかったか バウラックセミナー 5月11日
・「憲法に自衛隊を書き込む?!」鎌倉芸術館で憲法の集い   5月17日


4面 ルポ 石垣島の自衛隊配備 工事は強行 住民投票は否決 ゆーばー  なうれ!(世直しを!)


5面-1 5・3憲法集会@東京有明防災公園 「自衛隊を書き込む」インチキを許さない
5面-2 映画『作兵衛さんと日本を掘る』の熊谷博子監督に聞く 作兵衛さんは言う。「今も炭鉱がこの国の縮図」


6面 mystery 『消えた子供 トールオークスの秘密』クリス・ウィタカー  著 文●稲塚由美子(ミステリー評論家)
峯村利哉訳 1100円(税別)集英社文庫   

【書評】5/25号の書評ページへ
『箱の中の天皇』 赤坂真理  著/河出書房新社1400円
『有機農業という最高の仕事』関塚学  著/コモンズ1700円
『さらば!  検索サイト 太田昌国のぐるっと世界案内』太田昌国  著/現代書館2000円

●Books 離婚後の共同親権とは何か 子どもの視点から考える/世界の医療の現場から/これからの天皇制と道徳教育を考える

●Gallery 文芸同人誌『かわいいウルフ』


7面 
【連載】ゆりばら!(336)竹内佐千子
●voices「『みな、やっとの思いで坂をのぼる』を読んで」
●FORUM『「市民のプラットホーム」を開いて』
●ふぇみんのお店から あっぱれ百姓の一茶丸茶(200g)1080円 特上煎茶(100g)    864円 両谷園 煎茶大雲取(100g)1080円


8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●5月13日、「汚染土壌の再利用及び最終処分をめぐる意見聴取会」が超党派議連「原発ゼロの会」主催で開かれた●現在、環境省は大量の除染土を分別「資源化」し、福島県内では「再生利用」、県外では「埋め立て処分」の方針●茨城県東海村と栃木県那須町での実証実験では、汚染土の上に覆土を置く方法で作業員の被ばく線量も埋立地の空間線量も低いと報告●福島県南相馬市では公共事業での再生利用実験を進め、今後は飯舘村の帰還困難区域・長泥地区で「再生事業」と農地造成、試験栽培を行う●原子力市民委員会は、厳重な管理と幅広い国民的議論、政策の全面的見直しを求める声明を発表●聴取会では、市民、研究者など12人が意見表明、ほとんどが再利用と埋め立てに反対●原子力工学専門家の今中哲二さんは、汚染物は全て東電に引き取らせ、後始末は100年のビジョンで考えるべきと●拙速な政策で汚染拡散を許してはならない。(ね)


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●FLASH

●公文書「見せない化」へ歯止め 共謀罪・秘密保護法廃止! 5月8日
衆院情報監視審査会が公表した「2018年度年次報告書」を山田健太さん(専修大学)が解説。審査会設置から5年、特定秘密を把握し監視する機能を持つが、委員の与野党の比率など改善されず、政権を監視する体制ではない。公文書の隠蔽・廃棄・改竄が大問題となったが、正当性の判断を秘密を保有する行政機関が担うことの矛盾がみえる。国が持つ情報は全て市民のものという前提に立ち、情報公開と公文書管理を機能させることが秘密保護法の運用につながる

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●安定ヨウ素剤配布40歳未満に 原子力規制委員会 5月8日
甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素の事前配布対象を「妊婦や授乳する女性等を除き原則40歳未満」とする案を原子力規制委員会が了承。パブコメを経て、原子力災害対策指針などを改正、自治体の避難計画に活用される。周辺住民が求めている30キロ圏への拡大はなかった。現在は、原発5キロ圏の全住民には説明会での事前配布だが、地域の薬局で受け取れることも認めた。パブコメの締め切りは6月7日。

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●娼妓はなぜやめられなかったか バウラックセミナー 5月11日
長野県飯田市の飯田歴史研究所調査研究員の齊藤俊江さんが、「商都飯田の遊廓社会と娼妓の生活 娼妓はなぜやめられなかったのか?」を講演。遊郭では女性の負った前借金の帳簿「計算帳」を所持していた。齊藤さんは飯田市の遊郭の計算帳を発見し、そこから見える女性たちの暮らしを明らかにした。日本軍「慰安婦」女性に元娼妓が多かったのは、この背負わされた借金のため、と小野沢あかねさん(立教大学)も解説した。


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●「憲法に自衛隊を書き込む?!」鎌倉芸術館で憲法の集い   5月17日
標題の講演会が望月衣塑子さん、柳澤協二さんを講師に開かれた。望月さんは、官邸記者会見のやり取りのトークで会場を盛り上げ、宮古島の自衛隊基地の弾薬庫存在のスクープについてや、米国製武器の爆買いで膨張する防衛費を子育てや介護、貧困支援に回すべきと話した。柳澤さんは、日本の防衛政策の現状は専守防衛から逸脱と批判、防衛力には限界があり、足りない部分を補うのが政治の役割と述べ、民意が尊重される国を守ることが国防だと語った。


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【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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