WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3220号(2019/05/15)を発行しました。

目次
2…「候補者男女均等法」後、初の選挙を振り返って	 		
3…「関西生コン事件」を知っていますか?
4…韓国 3・1独立運動から100年
5…原発事故から8年 関東での子ども甲状腺検査の今
6…film『マルリナの明日』

1面 「メディアで働く女性ネットワーク」代表世話人 林美子さんHayashi Yoshiko
[他人事にしないために連帯を]

聞き手…室田元美
撮影…飯田典子

はやし  よしこ
1962年北海道生まれ。85年朝日新聞に入社、労働や雇用問題を入り口としてジェンダー、セクシュアリティーの取材に力を注ぐ。2016年退職後はフリーランスジャーナリストに。18年5月「メディアで働く女性ネットワーク(WiMN)」を設立、代表世話人を務める。



2面-1 「候補者男女均等法」後、最初の選挙を振り返って 女性議員増の施策が不十分地方議会の課題も急務  文●まきけいこ
2面-2 地方議会に新しい風を 文●矢澤江美子

●ねこのひげ

3面 「関西生コン労働組合」事件とは 共謀罪のリハーサルも? 労働条件改善のための運動が、なぜ?! 文●永嶋靖久

●FLASH
・被ばく者の生存中に核廃絶を 核廃絶NGO、外務省交渉  4月23日
・東京レインボープライド、開催 !東京・代々木公園で   4月27日~29日
・米軍属性暴力殺害遺棄事件 沖縄の事件から3年 4月29日
・赤ちゃんこそ石けんを使って 戌の日に水天宮で紹介 5月1日


4面 韓国  3・1独立運動から100年をどう考えるか
4面-1 日本は韓国からの呼びかけに応答しよう 文●矢野秀喜
4面-2 女性たちの抵抗の連続線 文●イェ・ジスク

5面-1 「関東子ども健康調査支援基金」の今 関東でも甲状腺検査の継続を 文●木本さゆり
5面-2 【連載】ハーストーリーⅡ⑱ 1997 ベトナムプロジェクト訪問ツアー 文●竹内みどり


6面 film 『マルリナの明日』 監督  モーリー・スリヤ 文●向後友惠(放送作家)
5月18日より、東京・ユーロスペースほか全国順次公開 配給 パンドラ

【書評】5/15号の書評ページへ
『娘について』キム・ヘジン  著 古川綾子  訳/亜紀書房1900円
『情報公開賛歌 知る権利ネットワーク関西30年史』知る権利ネットワーク関西  編/発行  花伝社 発売  共栄書房1700円
『星をかすめる風』イ・ジョンミョン  著 鴨良子  訳/論創社2200円 

●Books 福島のお母さん、いま、希望は見えますか?/ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?/ひまわりの日々 食からひろがる地域のつながり/子どもとつくる平和の教室

●Gallery 絵本『スタシスさんのスポーツ仮面』


7面 
【連載】ゆりばら!(335)竹内佐千子
●voices「加納実紀代さんに大きな影響を受けた私」
●FORUM『どこで暮らす? 誰と暮らす』
●ふぇみんのお店から ナチュロン洗濯槽&排水パイプクリーナー(300g×3袋)756円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●ふぇみんベトナムプロジェクトの企画で仙台市南の津波被災地、荒浜と閖上を訪れた●4階建ての荒浜小学校では生徒、教職員、住民320人が屋上に避難して助かり、2016年の閉校後、更地に残された校舎が宮城県で初めての震災遺構に●1、2階は津波で破壊されたベランダや浸水跡などが見られ、4階は展示フロア。現在、地区は危険地域に指定され、住民は3キロ奥に集団移転し、跡地にはスポーツ施設などが計画される●名取市閖上地区の語り部は元消防団員。かつての津波は運河を超えなかったと逃げずに亡くなる人がいたり、装備がなく十分な救援活動が行えなかったなどリアルな体験と今後の備えにも言及●閖上は土地を5mかさ上げして水産加工団地を建設、商業施設や復興住宅もできたが、集合住宅には高齢者が多く課題が残る●震災前、今、未来を、原発被災地との違いなど、訪れた人がそれぞれに感じ考えられた。(い)


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●FLASH

●被ばく者の生存中に核廃絶を 核廃絶NGO、外務省交渉  4月23日
核不拡散条約(NPT)再検討会議の準備委員会が4月29日から始まったが、それに先立ち、核廃絶日本NGO連絡会(ふぇみんも参加)メンバーが、辻清人外務大臣政務官ほか外務省担当者と交渉。NGO側は日本が核兵器禁止条約に署名しない理由を質したが、「核兵器国と非保有国の橋渡しをする」から署名しない、と。具体的な「橋渡し」内容は示されなかった。被爆者の濱住治郎さんは「日本の核抑止政策は許せない。生きているうちに核廃絶を」と訴えた。

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●東京レインボープライド、開催 !東京・代々木公園で   4月27日~29日
セクシュアルマイノリティーの存在を広め、性と生の多様性を祝福するイベント、「東京レインボープライド」が開催された。28日午後に行われたパレードは、色とりどりの衣装やフロート、ノリのいい音楽とともに、若者が多く集う渋谷や原宿を練り歩いた。パレード参加者は過去最高の1万人を超えた。街中のショッピングビルもレインボーに彩られ、会場の代々木公園には、企業をはじめ数多くのブースが並び、ライブとともに参加者は思い思いに楽しんだ。

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●米軍属性暴力殺害遺棄事件 沖縄の事件から3年 4月29日
2016年、うるま市で元海兵隊員に殺害された20歳の女性を悼み「事件を繰り返させるな」と基地・軍隊はいらない集会実行委が都内で開いた集会で、高里鈴代さん(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)は米軍優位の日米地位協定にふれ「彼女の死は日米両政府の不作為の罪だ」と断じた。4月13日の北谷町での米海軍兵による女性殺害事件について「米兵の勤務時間外行動規定の〈リバティー制度〉を、米軍が今春大幅に緩和した矢先の事件」と指摘した。


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●赤ちゃんこそ石けんを使って 戌の日に水天宮で紹介 5月1日
ふぇみんは合成界面活性剤や香料など化学物質を使わない石けん類の使用を勧めている。乳幼児は肌のバリア機能が十分でなく、市販の沐浴剤や赤ちゃん用ボディソープでは化学物質で乳幼児の肌を傷つけることも。そのため妊娠中の女性へ戌の日に「腹帯」を配る東京・水天宮の前で、「赤ちゃんと沐浴Q&A」やふぇみんのお店の紹介とともに、赤ちゃん用の石けんの試供品を配布し、多くの人に受け取ってもらった。

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【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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