WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3216号(2019/4/05)を発行しました。

目次
2…福島原発事故被害をジェンダー視点で考える
3…放射性ヨウ素と甲状腺
4…福島原発かながわ訴訟判決をうけて
5…映画『沈没家族 劇場版』、加納土監督に聞く
6…DVD『リンクル・イン・タイム』

1面 女性文化賞を受賞した 久郷ポンナレットさんKugo Ponnareth 
[被害者と加害者の対話から和解へ]

聞き手…岡田真紀
撮影…落合由利子


くごう  ぽんなれっと
1964年カンボジア、プノンペン生まれ。75年プノンペンから強制退去。80年渡日。家族は日本人の夫と2児。著書に『色のない空』、『19歳の小学生』、『虹色の空』(日本語版、カンボジア語版)。姉が経営するカンボジア料理店を手伝いながら、各地で平和の大切さを訴える講演を行う。

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2面 〈原発事故から8年〉 原発事故被害をジェンダー視点で考える 「女らしさ」「男らしさ」「優生思想」で複雑化する原発被害 文●清水奈名子

3面  〈原発事故から8年〉●牛山元美さん(医師)に聞く 放射能の影響は今後も続く。測り続け、関心を持ち続けて 

●FLASH
・女性差別撤廃条約の実現を! キックオフ集会と行動提起 3月5日
・今年も、ウィメンズ・マーチ!東京・渋谷で 3月8日
・厳正判決を求める全国集会 東京・専修大学で 3月10日
・“県民投票”辺野古NOが72% 国は民意に従え! 3月16日

4面-1 【連載】原発事故被害者の権利はどこへ③ 広くまわりとつながって話す場をつくりたい 文●鹿目久美
4面-2 福島原発かながわ訴訟判決をうけて一歩前進。でも、厚い壁は残った 文●村田弘  

5面-1 【連載】ジュゴンの里に暮らす(32) 沖縄文化の底力 文●浦島悦子
5面-2 映画『沈没家族』監督、加納土さんに聞く たまたま出会って、助け合って…人間解放!

6面 DVD 『リンクル・イン・タイム』監督 エヴァ・デュヴァネイ 文●水島希(大学教員)
原作の主人公は白人の女の子という設定ですが、映画では黒人女性を母親に持つストーム・リードが演じます。若いながら芸歴の長いリードの演技に注目。ハリー・ポッターはなぜハーマイオニーが主人公じゃないの?と思った女の子たちに贈りたい作品です
アメリカ 2018年 109分 DVD発売中デジタル配信 1429円(税抜き) 発売 ウォルト・ディズニー・ジャパン

【書評】4/5号の書評ページへ
『「銃後史」をあるく』加納実紀代  著/インパクト出版会3000円
『シニアシングルズ 女たちの知恵と縁』大矢さよ子、湯澤直美  編/大月書店1800円
『障害者の傷、介助者の痛み』渡邉琢  著/青土社2200円 

●ふぇみん句会

●Gallery 写真集『FUKUSHIMA 小鳥はもう鳴かない』

7面 【連載】ゆりばら!(332)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「塩沢美代子さんの先駆的活動を偲んで」
●FORUM「手すりとエスカレーター」
●ふぇみんのお店から   祝島 ひじき(50g)540円 びわ茶(100g)864円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●3月21日に開催された「さようなら原発全国集会」(「さようなら原発」一千万署名市民の会〈ふぇみんも参加〉主催)には1万人が参集●集会では、福島原発告訴団の人見やよいさんが「汚染水の海洋放出を進めようとしているが、タンク保管場所はまだある。今はタンクに溜め、処理方法の確立を待つべき。統一地方選と参院選は原発政策に反対する候補者を当選させ、政策を変えよう」と訴えた。避難の協同センターの熊本美彌子さんも「私たちは避難を続けたい」と。原発のない社会を求めた連帯の発言が続いた●春の陽の下、デモ行進が続いた。(さ)

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●FLASH
●女性差別撤廃条約の実現を! キックオフ集会と行動提起 3月5日
低迷する日本のジェンダーギャップ指数引き上げのため、「女性差別撤廃条約実現アクション」(ふぇみんも参加)が同条約「選択議定書」の批准を求めた行動を開始し、キックオフ集会を開催。女性団体や国会議員(秘書を含む)、報道関係者も多数参加して熱気に満ちた。同条約に力をつけるのは「選択議定書」の「個人通報制度」と「調査制度」。これは批准しないと利用できないので、そのために国会への請願署名活動やリーフレットの活用などの行動が呼びかけられた。

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●今年も、ウィメンズ・マーチ!東京・渋谷で 3月8日
国際女性デーとなる3月8日、ウィメンズ・マーチ東京が開催された。表参道にある国連大学前を出発。「セクハラ受けた、マジでヤバイ!」「保育園落ちた、マジでヤバイ!」などとコールしながら、思い思いのプラカードを掲げて原宿、渋谷と若い人たちで賑わうエリアをマーチした。参加者は450人。その後ウィメンズプラザに場所を移し、集会。若い世代から、長年活動してきた世代までが発言し、大いに盛り上がった。

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●厳正判決を求める全国集会 東京・専修大学で 3月10日
12日の刑事裁判結審を前に福島原発刑事裁判支援団が開催。大河陽子、海渡雄一、甫守一樹、河合弘之の4弁護士が裁判で明らかになった双葉病院の被害状況、取り組まれなかった津波対策、指定弁護士の論告などを報告。被害者の陳述の朗読やリレースピーチも行われた。河合弁護士は、客観的事実は90%以上出たが、被告を有罪にできるかは市民の怒りを裁判所にわからせることが必要と述べ、この裁判は原発をなくす訴訟の中核的な存在と語った。判決は9月19日。

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●“県民投票”辺野古NOが72% 国は民意に従え! 3月16日
県民投票で沖縄の民意は示されたが、国は県に3月25日の新たな土砂投入を通告。16日、沖縄県民大会に呼応して官邸前集会に「民意を黙殺するな」と2500人が集まった。玉城知事の「日米両政府が新基地を断念するまで闘い続ける」との大会メッセージが、副知事代読で伝わると大きな拍手が起きた。県民投票の会の元山仁士郎代表は、「沖縄だけでなく日本全体の問題だ」と地方自治を侵害する基地建設を批判。呼びかけは「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
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