WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3208号(2019/02/15)を発行しました。

目次
2…教えて!半田滋さん 防衛計画の新大綱
3…安田純平さんの解放と「自己責任」論
	4…映画『道草』の宍戸監督に聞く  重度知的障害者が地域で暮らす
5…連載 人生の歓びはお口から②
6…film『たちあがる女』


1面 韓国「植民地歴史博物館」開設に尽力した 野木香里さんNogi Kaori
[博物館の力強さを信じて]

聞き手…栗原順子
撮影…清水さつき

のぎ  かおり
1980年京都府生まれ。民族問題研究所・専任研究員。ソウル在住。共訳に『塩花の木』(金鎮淑著 耕文社)ほか。植民地歴史博物館は、「『植民地歴史博物館』と日本をつなぐ会」のウェブサイトを参照。資料やカンパを引き続き募っている。https://rekishimuseum.jimdo.com



2面  教えて!半田滋さん 防衛計画の新大綱でこの先どうなる? 新大綱は「甘いあんパンを装った激辛カレーパン」

3面 安田純平さんの解放とジャーナリズムを考える いま、紛争を伝えることに意味がある
●FLASH
・やまゆり事件後の選択肢 神奈川県相模原市で集会  1月27日
・「議席の半分に女性を !」 地方選・参院選に向けて  1月29日
・国・地方係争処理委員会に訴え 総務省前行動 1月30日
・金福童さん、李さん逝去 緊急追悼アクション 2月1日


4面 ドキュメンタリー映画『道草』の宍戸大裕監督に聞く 花が咲き、鳥が鳴く。そして重度知的障害者が地域で暮らす


5面-1 【連載】人生の歓びはお口から② 食べるのに必要なのは総合力 文● 岡田弥生さん
5面-2 【連載】声の在処② 美しくて残酷な場所 文●李信恵


6面 film 『たちあがる女』監督  ベネディクト・エルリングソン 文●斉藤綾子(大学教員)』
3月9日YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開 配給 トランスフォーマー

【書評】2/15号の書評ページへ
『ルポ  土地の記憶 戦争の傷痕は語り続ける』室田元美  著/社会評論社1800円
『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』栗原康  著/岩波書店 860円
『沖縄報道 日本のジャーナリズムの現在』山田健太  著/筑摩書房 900円 

●Books 没イチ パートナーを亡くしてからの生き方/家父長制と近代女性文学 闇を裂く不穏な闘い/ラケットはつくれない、もうつくれない/100歳時代の新しい介護哲学介護を仕事にした100人の理由

●Gallery 映画『あなたはまだ帰ってこない』

7面 
【連載】ゆりばら!(327)竹内佐千子
●voices「不公平税制「寡婦(夫)控除」は、名称ごと改正を求めます」
●FORUM『共生社会って?』
●ふぇみんのお店から      ★石けん・基礎化粧品一割引セール中(2月25日まで)
パックスナチュロン 台所の石けん(500ml)453円→407円 詰替用(450ml)356円→320円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●国会が開会した。いつもながらに虚言と虚構てんこ盛りの様相だ。勤労統計の不正について政府はトカゲのしっぽ切りを目論む。野党に、証人隠しを認めず中途半端な幕引きを許さないよう求めたい●国会開会日恒例の国会前集会(総がかり行動実行委ほか主催)では野党各党から、辺野古埋め立て反対と沖縄県民投票への呼びかけ、「アベノミクスは疲弊していて、ウソだらけ」「厚労大臣を罷免すべき」との発言が●夏の参院選での一人区の候補一本化は、「野党同士の連携を強める」との発言をしっかり実現させるため市民が後押ししよう●「医学部入試における女性差別対策弁護団」から、角田由紀子さんが「医師は命を守る仕事なのに、人権を無視した教育者に学生が育てられてきたとは。社会が女性の人権にいかに無関心なのかわかる」と●度重なる麻生財務相の女性蔑視発言に怒り爆発。安倍政権はなぜ倒れない!?(さ)

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FLASH


●やまゆり事件後の選択肢 神奈川県相模原市で集会  1月27日
「津久井やまゆり園事件を考え続ける対話集会」が、同園の殺傷事件をきっかけにできた市民有志の会主催で開かれた。大月和真・家族会会長、尾野剛志・前会長、神戸金史RKB毎日記者が登壇、コーディネーターは岡部耕典・早大教員。元入所者がどこに暮らしたいのか、施設か否かの二者択一ではなく多様な選択肢をどう考えていけるのか、施設、グループホーム、自立生活などの可能性について議論した。同園は建て替え工事中。

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●「議席の半分に女性を !」 地方選・参院選に向けて  1月29日
「政治分野における男女共同参画推進法」の施行後初の選挙を迎える。日本は政治分野のジェンダーギャップ順位が149カ国中125位。クオータ制を推進する会主催の集会では、そんな状況の下で立候補予定の女性たちが発言。きっかけはセクハラ・パワハラ、女性のためのシェルターの充実、食の安全など多様。政治スクール出身者も多く、女性ならではの視点が感じられた。「鹿児島県に100人の女性議員をつくる会」からの発言に会場からは大きな拍手がわいた。 

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●国・地方係争処理委員会に訴え 総務省前行動 1月30日
沖縄県の埋め立て承認撤回を国が違法手段で効力を停止、工事を再開。玉城知事は「係争処理委員会」へ審査を申し立て、2月中にも意見が出される。それを前に「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委が公正・中立な審理を「処理委員会」に求める団体署名を呼びかけ、全国から3862筆が寄せられた。30日に委員会へ渡す予定だったが、所管の総務省が拒否(翌日郵送受け取り確認)。夜の同省前行動では市民400人が人間の鎖で公正な審理を訴えた。

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●金福童さん、李さん逝去 緊急追悼アクション 2月1日
元日本軍「慰安婦」の金福童さんと李さん(名は非公開)が逝去され、官邸前で追悼集会が行われた(在日本朝鮮人人権協会主催)。女性国際戦犯法廷で原告になるなど縁の深かった金さんだが、挺対協と共に戦時性暴力被害者を支援する「ナビ基金」や日本の朝鮮学校の生徒のために奨学金を設立するなどの人権活動家としての人柄が紹介された。その後参加者らからの追悼の言葉があり、金さんが堅持した日本政府の謝罪を求める意思を受け継ぐことを改めて誓った。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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