WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3210号(2019/01/25)を発行しました。

目次
2…婚姻歴のない ひとり親にも寡婦控除を
3…沖縄の未来を拓く県民投票
4…新連載 人生の歓びはお口から
5…仏・マクロン政権を揺るがす「黄色いベスト運動」とは
6…mystery『刑事ファビアン・リスク 零下18度の棺』

1面 フタバスズキリュウ名付け親の古生物学者 佐藤たまきさんSato Tamaki
[面白いですよ、とにかく面白い]

聞き手…柏原登希子
撮影…落合由利子

さとう たまき
古生物学者。東京学芸大学教員。米国、カナダへの留学を経て首長竜研究で博士号を取得。カナダ・王立ティレル古生物学博物館、北海道大学、カナダ自然博物館、国立科学博物館での博士研究員を経て2008年から現職。好きな作家は芥川龍之介とサン=テグジュペリ。

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●赤石千衣子さん(しんぐるまざあず・ふぉーらむ)報告
婚姻歴のないひとり親にも寡婦控除を
ひとり親なのに税金も行政サービス利用料も高くなる!なぜ? 

●ねこのひげ

3面 ●元山仁士郎さん寄稿 沖縄の未来を拓く県民投票
問われているのは日本であり、あなたである 

●FLASH
・国は「法治主義」に従え 辺野古工事再開に抗議 11月5日 違法埋め立ては即中止せよ 辺野古工事に抗議 1月5、7日
・「私たちの新しいフェミニズムを」 東京でシンポジウム開催 1月11日
・「教えられなかった戦争」上映会 東京・ウィメンズプラザで 1月13日
・火山現象による津波への対応 第53回原子力規制委員会  1月16日

4面-1 【新連載】人生の歓びはお口から①歯周病予防が認知症予防にも 文●岡田弥生
4面-2 イルダ イルダ編集長チョイ・ヨウルさん寄稿
日韓で「#MeToo」共有を!

5面 ●飛幡祐規さん寄稿 「目に見えないフランス」の抗議行動
マクロン政権を揺るがす  「黄色いベスト運動」とは

6面 mystery 『刑事ファビアン・リスク 零下18度の棺』 ステファン・アーンヘム  著 
堤朝子訳 1157円(税別)ハーパーBOOKS 文●稲塚由美子(ミステリー評論家)

【書評】1/25号の書評ページへ
『少年と罪 事件は何を問いかけるのか』中日新聞社会部  編著/ヘウレーカ1600円
『ひとり』キム・スム  著 岡裕美  訳/三一書房2000円
『三竃島事件 日中戦争下の虐殺と沖縄移民』蒲豊彦  編著 浦島悦子、和仁廉夫  著/現代書館2800円

●Books 東電刑事裁判で明らかになったこと/原発事故! 事故が起きて何が変わったか、変わらなかったか/朗読劇 線量計が鳴る 元・原発技師のモノローグ/無痛の子
●Gallery 写真集『辺野古  海と森がつなぐ命』

7面 
【連載】ゆりばら!(325)竹内佐千子
●voices「虹日和(にじびより)」
●FORUM『その香り、必要ですか?』
●ふぇみんのお店から オリーボディクリーム(110g)1188円 ソンバーユ(70ml)2160円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●ねこのひげ
●フォトジャーナリストで、「DAYS Japan」編集長・広河隆一さんによる、長年のセクハラ、パワハラ、性暴力が、昨年末に明らかにされ、市民運動に携わる人たちに衝撃が走った●自らの権力を武器に、性行為を強い、被害者に沈黙を強いる性加害行為。先の刑法改正で「強制性交等罪」の対象にと性被害当事者らが要請していた、権力を背景にした犯罪だ。長年「支配―支配」の関係を問うてきたという広河さんの姿勢の内実はどうだったのか●「彼のこれまでの仕事を否定すべきではない」との声もあるが、その声こそが女性たちに沈黙を強いてきた。周囲には被害に気づいた人もいるとか。女性らへの手厚い支援、真相究明、女性らにフォトジャーナリストとして歩める道が用意されてほしい●翻ってフェミニズムや人権擁護を標榜する団体内でのパワハラ、性差別、セクハラを見聞きする。私たち自身も問われている。(登)


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FLASH
●国は「法治主義」に従え 辺野古工事再開に抗議 11月5日 違法埋め立ては即中止せよ
辺野古工事に抗議 1月5、7日
1月5日、沖縄・辺野古ゲート前では埋め立て作業の一時停止をトランプ米大統領に求める請願活動を始めたロブ・カジワラさんとネットを介して対話した。同日、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが呼びかけ、首相官邸前で「日本政府=防衛省は、 辺野古の海への土砂投入を即中止しろ!」緊急行動を行い、250人が抗議。7日にも、辺野古実が呼びかけて今年最初の防衛省前抗議行動が行われ、防衛大臣宛てに工事中止を求める申し入れ書を手渡した。

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●「私たちの新しいフェミニズムを」 東京でシンポジウム開催 1月11日
『しゃべり尽くそう!私たちの新フェミニズム』刊行記念シンポが開かれた。主催は梨の木舎。著者の望月衣塑子さん、猿田佐世さん、平井美津子さんが登壇、伊藤詩織さんと三浦まりさんがメッセージを寄せた。望月さんは、メディアでの女性差別に対し10年前に声を上げるべきだったとし、猿田さんは日米の新たな外交チャンネルをつくりたいと発言。公立中学校の教員の平井さんは圧力に屈せず、慰安婦問題や戦争体験を伝える授業を続けたいと語った。

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●「教えられなかった戦争」上映会 東京・ウィメンズプラザで 1月13日
映画監督・高岩仁さんを追悼する上映会の10回目。「教えられなかった戦争・侵略マレー半島編」「同・沖縄編 阿波根昌鴻・伊江島のたたかい」を上映。高嶋伸欣さんが「映画が果たした役割を受け止め、今後に引き継いでいくために」と、高岩さんの映画は再び人権侵害や侵略の道に踏み込みかけている日本社会への怒りと警告であると、背景を解説。またマレー半島での日本軍虐殺被害者遺族と日本市民の交流なども紹介した。

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●火山現象による津波への対応 第53回原子力規制委員会  1月16日
昨年の12月インドネシアの火山島で噴火があり津波が発生した。新規制基準では、基準津波については火山現象による津波と地すべり(陸上及び海底)による津波も考慮して策定することを要求している。今回は津波警報が発表されない可能性のある津波への対応について議論した。高浜原発では「隠岐トラフ海底地すべり」が単独で発生した場合は、津波が敷地に到達する可能性がある。関西電力高浜原発について警報がない津波の影響を評価するよう求めた。






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