WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3189号(2018/06/05)を発行しました。

目次
2…南北首脳会談 日本人はなぜ他人事?
3…財務省セクハラ事件 立ち上がった、メディアで働く女性たち
4…新連載 掌篇  ベロ亭万華鏡
5…イルダ 韓国で広がる「#MeToo」運動
6…DVD 『ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密』

1面 知的障害者の冤罪、厳罰、累犯化を防ぐ  辻川圭乃さんTsujikawa Tamano
[累犯障害者、再犯防止は支援から]

聞き手…社納葉子
撮影…井上陽子


つじかわ  たまの
1958年、大阪府生まれ。権利擁護団体「プロテクション・アンド・アドボカシー大阪」代表。日弁連「罪に問われた障害者の刑事弁護に関する連絡協議会」プロジェクトチーム連絡会座長。著書に『行列はできないけれど障害のある人にやさしい法律相談所』(Sプランニング)ほか。

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2面 ●乗松聡子さん寄稿 南北首脳会談 日本人はなぜ他人事?
●ねこのひげ

3面 ●林美子さん(元朝日新聞記者)寄稿 財務省セクハラ事件 立ち上がった、メディアで働く女性たち
●FLASH
・「改憲」と「生存権」を考える 沖縄、福島、夕張から 5月19日
・いらんじゃろう! 上関原発 東京・明治大学で集会 5月20日
・香害110番から見えたもの緊急院内集会 5月22日
・自然エネルギー社会を求める 「エネルギー基本計画」署名合同提出

4面-1 【連載】ジュゴンの里に暮らす27 土砂投入が迫る日々 文●浦島悦子
4面-2 【新連載】掌篇 ベロ亭万華鏡① 幸福感と拒否感と…キューバと日本の間で 文●米谷恵子

5面 インターネット・フェミニズム・ジャーナル  イルダより 韓国で広がる「#MeToo」運動

6面『ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密』アンジェラ・ロビンソン  監督・脚本
文●水島希(大学教員) 映画『ワンダーウーマン』の数カ月後に公開された本作は、米国のテレビドラマで、レズビアンやバイセクシュアルの女性たちを描いた「Lの世界」の脚本で知られるアンジェラ・ロビンソンが8年をかけて温めてきた作品。当時は情報も少なかったが、ワンダーウーマンとフェミニズムに関する研究書が出版されるなど、近年注目を浴びているのだそう 
アメリカ 2017年 Blu-ray&DVDセット4743円(税別) 発売元・販売元 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント https://www.sonypictures.jp/

【書評】6/5号の書評ページへ
『「女子」という呪い』雨宮処凛  著/発行 集英社クリエイティブ 発売 集英社1100円
『赤ちゃん本部長1』竹内佐千子  著/講談社700円
『現代オリンピックの発展と危機 1940-2020  二度目の東京が目指すもの』石坂友司  著/人文書院2500円

●ふぇみん句会

●Gallery 門内ユキエ展 「Oil Paintings & Woodblocks 2018」

7面 【連載】ゆりばら!(304)竹内佐千子「初めてのマンモグラフィ-」
●voices ぴーちくぱーちく「「船で巡る横須賀軍港」ツアーに参加して」
●FORUM「劇団〈光の領地〉「振って振られて」上演します」
●ふぇみんのお店から 手のべ風そうめん(200g) 251円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●2面 ねこのひげ
●「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」を含めた働き方改革関連法案が国会審議中だ。高プロは年収1075万円以上の専門職を労働時間規制から外すという制度●残業代ゼロ法案とも言われ、野党や労働組合は危機感を募らせる。そもそも、経団連は賃金要件を400万円以上としていた。その上、労働者保護も含めた8本の法案の一括審議で、議論が深まらない●同法案について、「全国過労死を考える家族の会」が安倍首相に面談を求め、5月22日から官邸前で座り込みを行った。「制度が一旦適用されたら『派遣法』のように制限が外される」と娘を亡くした同会の佐戸恵美子さんは語る●衆議院の厚労委員会は25日に強行採決。本会議は31日に採決予定(30日現在)。参議院での30時間審議がクリアされれば、6月半ばの成立といわれている●なし崩し的に一般の労働環境劣化が危惧される。廃案にしなくてはならない。(さ)

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3面【フラッシュ】

・「改憲」と「生存権」を考える 沖縄、福島、夕張から 5月19日
「改憲」が迫る中、ジェンダーの視点で、憲法が謳う「生存権」を脅かされた地域からの訴えを聞いた。沖縄について、宮城晴美さんが日米地位協定に阻まれている現状を、福島について、森松明希子さんが「避難の権利」が脅かされている福島の現状を語った。北海道・夕張市議の熊谷桂子さんは、夕張市が財政破綻した原因や自治体の財政再建に向けた壮絶な取り組みについて説明し、民主主義のためには住民自治が必要だと訴えた。主催はアジア女性資料センター。


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・いらんじゃろう! 上関原発 東京・明治大学で集会 5月20日
「人も自然もいきものも」をサブテーマに集会が開かれた。原子力資料情報室の伴英幸さんは、電力需要から上関原発は不要だが、中国電力が建設を断念しないことが問題と指摘。山口県・祝島の橋本典子さんはスラップ訴訟の被告にされたことや反対運動での体験を話した。アーサー・ビナードさんは、上関の運動は命を肯定するもの、原発はすべて核戦略とつながり、すぐやめるべきと述べた。集会後、神保町周辺をパレード。

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・香害110番から見えたもの緊急院内集会 5月22日
日本消費者連盟などの8団体が国に解決を求め、緊急院内集会を開催した。日本消費者連盟の田中さんは、昨年実施した「香害110番」での被害者の切実な訴えを紹介。化学物質過敏症支援センターの広田さんは被害の実態の深刻さを、ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議の水野さんは原因物質の種類や特性、さらに、香害を引き起こす製品の製造と販売をやめさせる指導を国に要請した。これまでも厚労省、環境省、消費者庁などに要請してきたが解決していない。

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・自然エネルギー社会を求める 「エネルギー基本計画」署名合同提出
2018年は3年に1度の「エネルギー基本計画」見直しの年。経産省から報告された第5次エネルギー基本計画案は、市民が求める脱原発とはほど遠い。5月23日、エネルギー政策の転換を求め、脱原発に取り組む団体などが広範囲に取り組んでいた署名をeシフト、原水禁など4つのグループが合同で提出し、多くの市民が参加した。問題だらけのエネルギー基本計画案にパブコメも始まった。今後は署名をパブコメ同様に扱うよう要望していく。




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