WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

  • HOME
  • >
  • ダイジェスト

ダイジェスト

「ふぇみん」3188号(2018/5/25)を発行しました。

目次
2…三木由希子さん寄稿 公文書管理のあり方は?
3…川口創弁護士寄稿 自衛隊イラク日報隠蔽
4…5・3憲法集会
5…連載 彼女たちの引揚げ⑤
6…mystery 『13・67』


1面 「非核市民宣言運動・ヨコスカ」で活動する 山鹿順子さんYamaka Junko
[兵士は隣人。反基地行動は楽しく]

聞き手…清水さつき
撮影…宇井眞紀子

---

やまか  じゅんこ
1935年朝鮮半島・咸鏡北道生まれ。2006年の半年、新潟・妻有の「大地の芸術祭」現地ボランティアスタッフに。2008年から「非核市民宣言運動・ヨコスカ」に加わり、毎月最終日曜の月例デモや会議に参加する。6歳のネコ2匹と同居。非核市民宣言運動・ヨコスカは同名で検索。

---


2面 ●三木由希子さん寄稿 森友学園・加計学園…今必要なのは政府の活動記録の徹底
●数
●ねこのひげ

3面 ●川口創弁護士寄稿 イラク日報隠蔽 深刻な事態は隠蔽 改憲の前に日報の全面開示を

●FLASH
・市民とともに憲法を考える 東京・上智大学で講演会 5月3日
・共謀罪・秘密法廃止6日行動 警察捜査の監視を ! 5月7日
・もんじゅ訴訟、勝利的取り下げ 新たな決意、廃炉まで 5月7日
・沖縄「日本復帰」46年を問う 辺野古土砂投入させない  5月13日

4面-1 【連載】学校どうよ(終) 楽しく生き延びよう 文●UMEKO
4面-2 5・3 憲法集会 国民が貧困に陥る 改憲はNO!

5面-1 【連載】彼女たちの引揚げ⑤ 記憶のなかの「児」たち 文●山本めゆ
5面-2 【連載】移住女性とあの日、この日② 在留資格取り消しの不合理 文●大下富佐江

6面 ミステリーの本棚 『13・67』陳浩基 著 文●稲塚由美子(ミステリー評論家)
 天野健太郎訳 1850円(税別)文藝春秋

【書評】5/25号の書評ページへ
『私物化される国家 支配と服従の日本政治』中野晃一  著/KADOKAWA820円
『ジェンダー写真論 1991‐2017』笠原美智子  著/里山社2700円
『ようこそ、難民!  100万人の難民がやってきたドイツで起こったこと』今泉みね子  著/合同出版1500 円

●books 〈女子マネ〉のエスノグラフィー/インドジェンダー研究ハンドブック/中国ジェンダー史研究入門

●Gallery 『世界を変えた50人の女性科学者たち』

7面 【連載】ゆりばら!(303)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「#Metoo #Wetooセクハラの記憶!」
●FORUM「地域でコツコツと」
●ふぇみんのお店 あっぱれ百姓 	一茶丸茶(200g)1080円 特上煎茶(100g)864円
両谷園 煎茶大雲取(100g)1080円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

--------------------------------------------------------------------------

●2面 ねこのひげ
●5月16日、「政治分野における男女共同参画推進法」が成立した●国会と地方議会の選挙で男女の候補者数ができる限り「均等」になることを目指し、女性議員を増やすことを促す日本初の法●社会・経済的に不利な立場に置かれがちな、人口の半分を占める女性の意見が反映しやすくなる。おのずと国が取り組む政策も優先順位も違ってくる。財務省の元事務次官のセクハラも、擁護する麻生財務大臣の発言も、絶対に許さないという確固たる空気が国会にできる●民主主義が進化、深化する。そしてほかのマイノリティーの声が反映される政治の糸口になる●今後は政党の取り組みの本気度が試される。政党がいかに女性人材を発掘し育成するか、それを国がいかに支援するか。私たちもいかに手を挙げたり候補者を見つけるか●同時に家庭責任をめぐる性別役割分業も解体しなければ。働き方改革で過労死を増やしている場合ではない。(登)

--------------------------------------------------------------------------


3面【フラッシュ】

・市民とともに憲法を考える 東京・上智大学で講演会 5月3日
全国憲法研究会主催で、憲法記念講演会が開かれた。東京大学の加藤陽子さんが「歴史と憲法のあいだ 天皇と憲法を中心に」として明治以降の歴史を紐解きながら、憲法の制定、譲位、象徴論などと天皇の関係に言及。武蔵野美術大学の志田陽子さんは「憲法と『夢』 人々が憲法に託してきたもの」と題し、歌と映像を通して憲法を考える「憲法コミュニケーター」としての活動成果を報告した。学生を含めて約700人が参加。

                                            ●

・共謀罪・秘密法廃止6日行動 警察捜査の監視を ! 5月7日
海渡雄一弁護士は国連特別報告者カナタチ氏によるプライバシー保護のための提言を紹介。自由権規約委員会からも、政府宛に「表現・集会・結社の自由と公正な裁判を受ける権利」の侵害について質問が出されている。共謀罪廃止の声を上げ続けようと訴えた。国民救援会の山崎友代さんは東京都迷惑防止条例「改正」について「みだりにうろつくことなどを規制の対象とし、その判断は現場の警察。濫用の危険が高い」と批判。共謀罪NO!秘密保護法廃止へ実行委主催。

                                                                                                                                                  ●

・もんじゅ訴訟、勝利的取り下げ 新たな決意、廃炉まで 5月7日
新・もんじゅ訴訟の第10回口頭弁論が東京地裁で行われた。今年の3月に「もんじゅ」の廃炉計画措置が認可され、原告は訴訟を取り下げることに。この日、原告代表の一人の兼松さんは1986年のチェルノブイリの放射能が日本に到達し、三重県のお茶が出荷を控えたことを例に挙げ、一度事故が起きたら広範囲に影響を及ぼす原発の怖さを訴えた。「廃炉作業の困難さを思うと安心はできない。これからももんじゅの廃炉作業を監視し続ける」と発言した。

                      ●

・沖縄「日本復帰」46年を問う 辺野古土砂投入させない  5月13日
沖縄が1972年、「平和憲法」の元に帰ったとされる5月15日を前に、稲嶺進さん(前名護市長)を東京に招き話を聞いた。一坪・関東が主催。国が辺野古・高江で違法工事を強行、反対派に対する暴力的排除は沖縄差別の顕在と断じ、“米の沖縄支配が米の利益だけでなく日本の利益にもなる”と言った「天皇メッセージ」(47年)にも言及した。4月に逝去した沖縄現代史の新崎盛暉さんは沖縄のあるべき姿を求め続けた人だとし、自分も遺志を継ぐ、と力強く語った。




【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
このページのTOPへ