WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3098号(2015/09/05)を発行しました。

目次
 
2、3…ルポ 川内原発再稼働
4…国連女性の地位委員会(CSW)に参加して
5…山口香さん講演  女子柔道選手がパワハラ・暴力を告発した背景
6…DVD 『ジョン・ラーベ 南京のシンドラー』
 
1面 クリニクラウンとして病院を訪問する 山田ゆかりさんYamada Yukari
[病院の子どもに権利と笑顔を]

聞き手…社納葉子
撮影…江里口暁子

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やまだ  ゆかり
1968年、兵庫県生まれ。宝塚音楽学校に合格し、タカラジェンヌとして舞台に立つ。退団後、結婚して2人の子どもを育てながら子ども支援に関わってきた。NPO法人日本クリニクラウン協会のウェブサイトhttp://www.cliniclowns.jp/index.html

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2面 【特集】ルポ 川内原発再稼働
危険な川内原発 再稼働は直ちに中止を
●ねこのひげ

3面 ルポ 川内原発再稼働
●松久保 肇さん(原子力資料情報室)寄稿 
川内原発、ここが問題!

●FLASH
・辺野古「工事中断」 「手を緩めてはならない」官邸前行動
・安倍政権にNO! 市民文化フォーラム8・15集会
・男女共同参画推進フォーラム 国立女性会館NWECにて
・再処理と大間原発に反対 ピースサイクル申し入れ行動

4面 国連女性の地位委員会に参加して 世界の、アジアの、フェミニストたちに出会って、議論して 文●永山聡子

5面 山口香さんが講演 スポーツは社会の縮図 女子柔道選手がパワハラ・暴力を告発した背景

6面 【DVD】『ジョン・ラーべ 南京のシンドラー』監督 フロリアン・ガレンベルガー
文●中村富美子(ジャーナリスト)
1937年12月、日本軍は南京を陥落し、暴虐の限りを尽くした。その惨劇を前に、わずか十数人の欧米人が「南京安全区国際委員会」を設立して住人を保護。20万人の命が救われることになった。委員長として闘いの日々を綴ったジョン・ラーべの日記を基に製作された本作で、香川照之は中国人捕虜殺害を命令する朝香宮を熱演。その勇気と演技力も称えたい。
*ドイツ・フランス・中国 2009年 3800円+税 発売・販売 東風 TEL 03(5919)1542提供 南京・史実を守る映画祭実行委員会

【書評】9/5号の書評ページへ
『戦争の記憶と女たちの反戦表現』長谷川啓、岡野幸江  編/ゆまに書房2400円
『銀幕のハーストリー 映画に生きた女たち』松本侑壬子  著/パド・ウィメンズ・オフィス2500円
『九州大学生体解剖事件 七〇年目の真実』熊野以素  著/岩波書店1900円

●Books 「積極的平和主義」は、紛争地になにをもたらすか?!NGOからの警鐘/
朝鮮学校物語 あなたのとなりの「もうひとつの学校」/沖縄戦546日を歩く/ぼくらの民主主義なんだぜ

●Gallery 映画『首相官邸の前で』

7面 【連載】ゆりばら!(213)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「第5回「ベトナム・ダイオキシン・デー」に参加して」
●FORUM「母乳ネット販売に思う」
●ふぇみんのお店から 薬師堂 ソンバーユ(70ml)2160円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●2面 ねこのひげ
●福島原発告訴団が2012年に行った告訴について、7月31日、東京第5検察審査会は東京電力幹部3人への起訴議決を再び出した●議決では、東電が08年には15・7メートルの津波試算結果を得ていたことなどから、事故は予見できたとし、さらに津波の安全対策を実施するまで、原発を停めておけば重大事故は回避できたと指摘●安全対策よりも経済的合理性を優先させ、事故の可能性と回避に目をつぶった幹部に適正な法的評価を下すべきとした●東京地検の2度の不起訴決定を、国民から選ばれた審査委員が「市民の正義」によって打ち破ることとなった●告訴人の誰もが、やっとここまで来た、だがこれは出発点だという思いを持っている●今後、第2東京弁護士会が検察官役に指定した弁護士が捜査に当たり、来年3月11日までに強制起訴を行う予定だ●事故を起こしたら責任を問われるという、当たり前ことがようやく裁かれようとしている。(い)


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3面【フラッシュ】

・辺野古「工事中断」 「手を緩めてはならない」官邸前行動
8月4日、政府は「10日から1カ月の作業中断、県と協議」と発表した。前知事の「埋立承認」を検証する委員会が「承認に瑕疵あり」と7月に報告後、翁長知事の「承認取り消し」が待たれていた矢先だった。8月10日、辺野古実行委は緊急官邸前行動を行い、辺野古の闘いが政府の「今夏中の本体工事」を阻止したことを確認。「建設不変」の政府に工事再開を許さないためにも、9月12日の「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲行動の成功を呼びかけた。

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・安倍政権にNO! 市民文化フォーラム8・15集会
「戦後70年 安倍政権にNO!リベラル勢力の結集を」と題して、51回目の集会が日本教育会館で開かれた。参加者は満席の350人。内海愛子さんを進行役に、琉球新報東京支社の島洋子さん、衆議院議員の辻元清美さん、憲法学者の樋口陽一さん、フランス文学者の海老坂武さん、作家の落合恵子さんがそれぞれ発題。落合恵子さんは「一人ひとりできることを少しずつやろう」「安倍政権の支持率を下げよう」と発言した。
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 ・男女共同参画推進フォーラム 国立女性会館NWECにて
8月20日から21日に開催。ヌエック主催のシンポのほか、多数のワークショップも開催された。中でも「クオータ制を推進する会」が開いた「『北京+20』前へ!―世界の潮流は『男女50・50』」では、クオータ制を目指す超党派の国会議員連盟が今年立ち上がったが、衆議院議員名簿の「女・男交互搭載」を可能にする「政治分野における男女共同参画推進法」(仮称)「公職選挙法一部改正法案」について三浦まり上智大学教員が報告。


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・再処理と大間原発に反対 ピースサイクル申し入れ行動
自転車で反核・平和を訴えて全国を回るピースサイクルの六ヶ所行動が、8月22日~24日まで行われた。22日には東海村から北上したグループと道南のグループが村役場前で合流して交流、23日は大間原発現地で事故時の放射性物質の飛散を可視化する風船上げイベントに参加、24日は各団体の要請文(ふぇみんも提出)と質問状を持って、六ヶ所村、日本原燃、青森県庁に対し、大間原発の建設中止や六ヶ所再処理工場の廃止などを求める申し入れと交渉を行った。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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