出版・論壇の動き

このページでは、憲法にかかわる問題を扱った最近の本や論説を紹介します。


「護憲」・「改憲」問題に関する近時の主な論稿

ここでは、1999年8月以降に公表された書物・論稿を紹介します。

(最終更新9/9/04)

おことわり

2004年

9月
豊秀一「憲法裁判所導入論の矛盾を問う」『世界』730号
須川清司「人道支援か、国連中心か、同盟中心か 改憲論者よ 目指す安全保障像を語れ」『論座』2004年9月号
愛敬浩二「平和主義・立憲主義から遠ざかる改憲案」『前衛』781号

8月
読売新聞社編『憲法改正 読売試案2004年』(中央公論新社)
大江健三郎「あらためての「窮境」より 教育基本法、憲法のこと」『世界』729号
隅野隆徳「憲法九条が問い続けるもの」『前衛』780号
石田法子・大谷昭宏・小倉英敬・宮本たけし・吉田栄司「シンポジウム 語り合おう──憲法を日本と世界に生かす道」『前衛』780号
鳩山由紀夫「私の憲法改正試案──国と地方」『Voice』2004年8月号
安念潤司「苦手な戦さ 乗り出さぬが得策 現実主義者の護憲論」『論座』2004年8月号
塚田哲之「自民党憲法調査会「論点整理」を検証する」『月刊憲法運動』333号
吉田健一「民主党「憲法提言のための中間報告」を考える」『月刊憲法運動』333号
植松健一「公明党「論点整理」の検証」『月刊憲法運動』333号

7月
水島朝穂「「読売改憲試案」の目指すもの──その憲法哲学を検証する」『論座』2004年7月号
今井一・山口二郎・中川正春・小林節・山口富男・福島瑞穂・佐高信「侃々諤々 9条改憲論の研究 スペシャル 白熱の大討論 だから改憲、だけど護憲」『論座』2004年7月号

6月
小沢隆一「憲法9条に関する最近の学説状況(下)」『月刊憲法運動』331号

5月
川村俊夫『戦争違法化の時代と憲法9条』(学習の友社)
川村俊夫「改憲論議の基本姿勢を問う」『月刊憲法運動』330号
小沢隆一「憲法9条に関する最近の学説状況」『月刊憲法運動』330号
鳩山由紀夫「自衛軍を創設せよ 私の憲法改正試案」『文藝春秋』2004年5月号
小林武「憲法の「調査」と「改正」」『憲法問題』15号
【特集】「憲法改正への提言」『月刊自由民主』2004年5月号
  • 【鼎談】英正道・山崎拓・保岡興治「自国の伝統・文化・歴史に立脚した新しい憲法を」
  • 葉梨康弘「戦後教育世代が語る憲法改正」
  • 八木秀次「日本国憲法には、「日本」が足りない」
  • 山崎拓「憲法改正は前文から」
「侃々諤々 9条改憲論の研究」『論座』2004年5月号
  • 五十嵐敬喜「市民が自ら考え創る「九条論」」
  • 古関彰一「かつて読売は護憲を主張し、毎日は改憲を訴えた」
【特集】「憲法九条と米国戦争支援」『前衛』777号
  • 小林武「憲法の力──その先駆性・宝物性を訴える」
  • 上脇博之「憲法改悪へと政治を誘導する財界の動き」
  • 栫浩一「憲法改悪をめぐる動向と政党状況」

4月
今井一編/伊藤真・小林節・畑山敏夫・渡辺治『対論! 戦争、軍隊、この国の行方 九条改憲・国民投票を考える』(青木書店)
長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書)
憲法会議・自由法曹団編『憲法「改正」 だれのため? なんのため?』(学習の友社)
渡辺治・和田進編『講座戦争と現代5 平和秩序形成の課題』(大月書店)
渡辺治「政治日程に登場した「憲法改正」策動」『ポリティーク』Vol.07(旬報社)
【特集】「シリーズ・改憲阻止 改憲阻止運動を展望する」『法と民主主義』387号
  • 小澤隆一「改憲阻止運動を展望する──イラク戦争・自衛隊派兵を通して憲法9条の現代的意義を考える」
  • 渡辺治「改憲策動とたたかうために」

3月
渡辺治「今、なぜ憲法改悪か?」『月刊憲法運動』329号
小林武「いま憲法を学ぶことの意義」『月刊憲法運動』329号
小田全宏「国民投票法を制定せよ」『Voice』2004年3月号
【特集】「侃々諤々 9条改憲論の研究」『論座』2004年3月号
  • 民主党憲法調査会会長仙谷由人氏に聞く「日本は集団安全保障に参画する義務がある」
  • 棟居快行「現行憲法の理念の上で改憲を論ぜよ」
  • 水島朝穂「理念なき改憲論より高次の現実主義を」

2月
石原慎太郎・佐々淳行「国難は、憲法を超える」『諸君!』2004年2月号
隅野隆徳「「憲法改正国民投票法案」の問題点」『月刊憲法運動』328号
【特集】「9条改憲論の研究 その先に何があるのか」『論座』2004年2月号
  • 安部晋三自民党幹事長独占インタビュー「第三の憲法を白紙からつくりたい」
  • 愛敬浩二「九条改定論の変遷と現在」
  • 天木直人「自衛隊否定は非現実的 ごまかしは限界だ」
  • ゲプハルト・ヒールシャー「集団的自衛権行使を認めて大人の国家になれ」
  • 川端清隆「世界との共生こそが日本の生きる道」
  • 豊秀一「改憲論の底流にあるもの」

1月
【特集】「憲法9条を考える」『ジュリスト』1260号
  • 高橋和之(司会)・浅田正彦・安念潤司・五十嵐武士・山内敏弘「〔座談会〕憲法9条の過去・現在・未来」
  • I 平和主義──総括と展望
    • 浦田一郎「戦後憲法政治における9条の意義」
    • 長谷部恭男「平和主義と立憲主義」
    • 八木一洋「憲法9条に関する政府の解釈について」
  • II 憲法9条をめぐる論点
    • 棟居快行「9条と安全保障体制──憲法学の立場から」
    • 植木俊哉「9条と安全保障体制──国際法学の観点から」
    • 阪口正二郎「「自由からの逃走」と「自由のための闘争」──テロに対するリベラル・デモクラシーの闘い方」
    • 亘理格「軍事的合理性と憲法9条の論理──武力攻撃事態等における国・自治体・国民関係の視点から」
    • 井上典之「国際貢献──憲法学の観点から」
    • 小林正弥「平和憲法の非戦解釈──非戦憲法としての世界史的意義」
  • III 憲法9条をどうみるか
    • 高見勝利「憲法9条の「公定解釈」をめぐる「法」と「政治」」
    • 村田尚紀「ポスト9.11の平和主義のコンテクストにおける不確定概念」
    • 大沢秀介「緊急事態法制についての覚書」
    • 駒村圭吾「「国家の自衛権」という虚構──「虚構化された恐怖」の再制度化へ向けて」
    • 大沼保昭「護憲的改憲論」
    • 藤田久一「国際法と憲法の調和──イラクへの自衛隊派遣問題から9条を考える」
    • 中西寛「憲法9条の政治的軌跡」

2003年

12月
藤原帰一『「正しい戦争」は本当にあるのか』(rockin' on)
樋口陽一「改憲をまじめに考えるなら「徴兵の論理」が不可避である」『世界』721号
後藤田正晴「あえて言う、一国平和主義がなぜ悪い」『現代』2003年12月号

11月
水島朝穂『同時代への直言 周辺事態法から有事法制まで』(高文研)
隅野隆徳「軍事優先の自民党改憲要綱案」『憲法運動』325号
小沢隆一「国民保護法制の問題点」『憲法運動』325号
西修「国際平和を希求すればこそ九条改正と集団的自衛権の行使は不可欠である」文藝春秋編『日本の論点2004 変わるこの国のかたち』(文藝春秋)
古関彰一「従来型戦争のない時代は集団的自衛権の行使より不戦主義こそ安全保障」文藝春秋編『日本の論点2004 変わるこの国のかたち』(文藝春秋)
石破茂「新時代の防衛の論理──専守防衛の敵基地攻撃と先制攻撃は決定的に違う」文藝春秋編『日本の論点2004 変わるこの国のかたち』(文藝春秋)
前田哲男「敵基地先制攻撃論は専守防衛の歴史的背景を考慮しない議論である」文藝春秋編『日本の論点2004 変わるこの国のかたち』(文藝春秋)
村田晃嗣「安全保障基本法が無理なら、せめて自衛隊海外派遣の恒久法を制定せよ」文藝春秋編『日本の論点2004 変わるこの国のかたち』(文藝春秋)
水島朝穂「イラク特措法はすでに違憲──海外派兵のための恒久法など論外である」文藝春秋編『日本の論点2004 変わるこの国のかたち』(文藝春秋)

10月
加藤秀治郎『憲法改革の構想』(一藝社)
今井一『「憲法九条」国民投票』(集英社新書)

9月
前原誠司「憲法改正は、実体的ニーズをもとに実現する」『諸君!』2003年9月号
川村俊夫「「海外派兵国家」の道か憲法9条の道か」『憲法運動』324号
丹羽徹「基本的人権と公共の福祉、社会権」『憲法運動』324号
植松健一「財政・二院制・議院内閣制」『憲法運動』324号

「【特集】”憲法の番人”内閣法制局を解剖する」『中央公論』2003年9月号

  • 西修「「憲法9条解釈」が孕む致命的欠陥」
  • 飯尾潤「今のあり方は政治のダイナミズムを奪っている」
  • 小田尚「これからは政治の出番だ」
  • 阪田雅裕「「解釈変更」で対応するには無理がある」

8月
塚田哲之「衆院「最高法規」小委員会──明治憲法・日本国憲法前文をめぐって」『憲法運動』323号
伊藤雅康「衆院安全保障・国際協力等小委員会──NGO、国連、第九条をめぐって」『憲法運動』323号

7月
毎日新聞論説室『論憲の時代』(日本評論社)
安部晋三・宮内義彦「憲法改正で信頼される国に」『Voice』2003年7月号
丹羽徹「衆院基本的人権小委員会──知る権利とプライバシー権」『憲法運動』322号
植松健一「衆院統治機構調査小委員会──司法制度及び憲法裁判所」『憲法運動』322号

6月
伊藤雅康「安全保障・国際協力小委員会──ODAのあり方」『憲法運動』321号
塚田哲之「「最高法規」小委員会──硬性憲法・改正手続」『憲法運動』321号

5月
八木秀次『日本国憲法とは何か』(PHP新書)
成澤孝人「憲法改正 憲法調査会」『法学セミナー』581号(特集 ニュースをみて憲法がわかる!)
藤野美都子「平和構築に向けて」『憲法問題』14号
樋口陽一「撤退してゆく国家と、押し出してくる「国家」」『憲法問題』14号

「衆院憲法調査会の分科会論議の検証」『憲法運動』320号

  • 塚田哲之「「最高法規」──天皇制について」
  • 伊藤雅康「安全保障・国際協力──非常事態」
  • 丹羽徹「基本的人権の保障──教育を受ける権利、労働者の権利」
  • 植松健一「統治機構──地方自治について」

4月
奥平康弘『憲法の創造力』(日本評論社)
大塚英志編・著『「私」であるための憲法前文』(角川書店)
池澤夏樹『憲法なんて知らないよ──というキミのための「日本の憲法」』(ホーム社)
【座談会】加藤周一・暉峻淑子・樋口陽一・佐高信「戦争と平和」『週刊金曜日』4/25・5/2合併号

2月
森英樹「2003年の憲法状況を読む」『憲法運動』318号

1月
【特別対談】加藤周一/大江健三郎「私はなぜ憲法を守りたいのか」『世界』709号
山内敏弘「衆議院憲法調査会中間報告書を批判する」『法律時報』75巻1号
小林武「改憲の動きと憲法調査会」『憲法運動』317号

2002年

12月
奥平康弘・宮台真司『憲法対論』(平凡社新書)
大石眞・久保文明・佐々木毅・山口二郎編著『首相公選を考える』(中公新書)
池田香代子訳/C.ダグラス・ラミス監修・解説『やさしいことばで日本国憲法』(マガジンハウス)
高田健『改憲・護憲 何が問題か』(技術と人間)
西修監修『日本国憲法が驚くほどよくわかる本』(ワニブックス)
渡辺治「いまなぜ教育基本法改正か?」『ポリティーク』Vol.05

【特集】衆院憲法調査会「中間報告」総批判『憲法運動』316号

  • 小林武「私は抗議する──参考人から見た中間報告書」
  • 小沢隆一「中間報告書の政治的位置」
  • 中間報告書「論点整理」(第三編第三章)批判
    • 高橋利安「日本国憲法の制定経緯に関する論議」
    • 塚田哲之「前文・天皇制」
    • 安全保障及び国際協力
      • 前原清隆「安全保障及び九条解釈のあり方等」
      • 木下智史「日米安保体制・国際協力」
    • 基本的人権
      • 倉持孝司「人権に関する全般的事項」
      • 倉田原志「人権各論」
    • 上脇博之「政治部門(国会・内閣等)」
    • 塚田哲之「裁判制度・財政」
    • 小林武「地方自治」
    • 小沢隆一「憲法改正・最高法規・その他(緊急事態)」

11月
小山常実『「日本国憲法」無効論』(草思社)
塚田哲之「衆院憲法調査会・「国際社会」小委員会の動き」『憲法運動』315号

【特集】日本国憲法の毒『Voice』2002年11月号

  • 金美齢「北朝鮮の公正と信義?」
  • 櫻田淳「平和主義者シュワルツコフ将軍」
  • 榊原英資「保守主義の決定的堕落」
  • 八木秀次「二十四条は家族解体条項だ」
  • 西部邁「王道を破壊するアメリカニズム」
  • 大原康男「「政教分離」主義者の命脈」
  • 三浦朱門「被占領日本製」

10月
平沢勝栄・小林節『憲法、危篤!』(KKベストセラーズ)
菅原裕『新装版 日本国憲法失効論』(国際倫理調査会)
渡辺治「廃案しかない有事法制の本質」『前衛』756号
浦田一郎「政府の平和主義論」憲法理論研究会編『憲法理論叢書10 法の支配の現代的課題』(敬文堂)

9月
加藤秀治郎『「憲法改革」の政治学』(一藝社)
川村俊夫「衆院憲法調査会の危険な曲がり角」『憲法運動』314号

8月
大塚英志編・監修『私たちが書く憲法前文』(角川書店)
島田修一「「新時代の人権保障」を検討する」『憲法運動』313号
土田和博「「改革」の総仕上げとしての憲法「改正」と自由基底的諸理論」『法の科学』32号

6月
中曽根康弘「「集団的自衛権」を認めない内閣法制局は法匪である」『正論』2002年6月号
島さとし「憲法改正条項を改憲しよう」『Voice』2002年6月号
「世論調査リポート 変わる国民の憲法意識〜「日本人と憲法2002」調査から〜」『放送研究と調査』6月号(NHK放送文化研究所編集)
渡辺治「有事法制の登場への道」『ポリティーク』Vol.04
【特集】「改憲論の欺瞞性」『軍縮問題資料』260号

【特集】改憲支持と現実の落差『中央公論』2002年6月号

  • 北岡伸一「憲法改正の停滞をいかに打破するか」
  • 棟居快行「共有できる「夢」を再構築するために」
  • 山崎 拓「私が考える平成憲法「前文」」
【特集】「新自由主義国家とネオ・ナショナリズム」『ポリティーク』Vol.04

5月
青年法律家協会・自由法曹団大阪支部・民主法律家協会編『市民がつくる21世紀の日本国憲法』(かもがわ出版)
滝澤中『この国をダメにした日本国憲法』(ぶんか社)
五十嵐敬喜『市民の憲法』(早川書房)
小沢隆一『ほんとうに憲法「改正」していいのか?』(学習の友社)
長谷部恭男「首相公選制について少し落ちついて考えてみよう」『憲法問題』13号
【特集】「改憲論議の早わかり 憲法改正ってどーよ?」『ダ・カーポ』491号

【読者参加型企画】夢の憲法前文をつくろう<最終回>『中央公論』2002年5月号

  • 第四回 読者投稿原稿 優秀作発表
  • 私も「新しい日本国憲法前文」を書きました
    • 西尾幹二
    • 山折哲雄
    • 島さとし
  • 座談会・大塚英志×西尾幹二×山折哲雄「「日本列島人憲法」は平和憲法を超えるか」
  • これからの「憲法論」のために
    • 山崎正和「寡黙な憲法と雄弁な社会を」
    • 笠原英彦「象徴天皇制と平和教育の狭間で」
    • 大塚英志「論壇は「公論」を語る場たりうるか」

4月
小室直樹『日本国憲法の問題点』(集英社インターナショナル)
八木秀次『明治憲法の思想』(PHP新書)
長谷川正安『憲法とはなにか』(新日本新書)

【読者参加型企画】夢の憲法前文をつくろう6『中央公論』2002年4月号

  • 高校生特集 夢の憲法前文“甲子園”大会
  • 大塚英志×菊地宏義「対談 「ピュアな厭戦家」の若者に何を伝えるか」
  • 解説・棟居快行「既存の憲法前文改正試案に学ぶ」

3月
渡辺治編著『憲法「改正」の争点』(旬報社)
憲法会議編『憲法問題の焦点』(新日本出版社)
浅井基文「自衛隊参戦・有事立法がめざすもの」『憲法運動』309号
隅野隆徳「国会のあり方と二院制」『憲法運動』309号

【読者参加型企画】夢の憲法前文をつくろう5『中央公論』2002年3月号

  • 第三回 読者投稿原稿 優秀作発表
  • 上野千鶴子・大塚英志・櫻田淳「「戦後」を問うた90年代は読者の意識を変えたか」

2月
加藤周一・井上ひさし・樋口陽一・水島朝穂『暴力の連鎖を超えて』(岩波ブックレット)
浅井基文『集団的自衛権と日本国憲法』(集英社新書)
読売新聞社調査研究本部編『提言報道』(中央公論新社)
植村勝慶「憲法改正のための法整備がいま必要か?」『憲法運動』308号

【読者参加型企画】夢の憲法前文をつくろう4『中央公論』2002年2月号

  • 第二回 読者投稿原稿 優秀作発表
  • 大塚英志「「私たち」とは何者か」

1月
古関彰一『「平和国家」日本の再検討』(岩波書店)
渡辺治「テロ対策特措法の成立と民主党の役割」『ポリティーク』Vol.03
中曽根康弘・石原慎太郎・鳩山由紀夫「憲法改正の行動計画」『Voice』2002年1月号
塚田哲之「改憲論議の現段階と憲法調査会」『憲法運動』307号

【読者参加型企画】夢の憲法前文をつくろう3『中央公論』2002年1月号

  • 読者投稿原稿 優秀作発表
  • 大塚英志「夢の憲法「三原則」のススメ」

2001年

12月
隅野隆徳「小泉首相の異常な「憲法論」を批判する」『憲法運動』306号
中里見博「テロ報復戦争後の憲法調査会」『憲法運動』306号

【読者参加型企画】夢の憲法前文をつくろう2『中央公論』2001年12月号

  • 新訳 試訳 日本国憲法前文
    • 池澤夏樹「若々しい理想主義に思う」
    • ハロラン芙美子「「和」の精神との合致」
    • R・エルドリッチ「国際社会への責任」
  • 大塚英志「なぜいま「憲法前文」を語らなくてはならないか」
  • ベアテ・シロタ・ゴードン「日米「翻訳戦争」の内幕」
  • 松本道広「タテマエ前文にツッコミを入れまっせ」
  • 和田秀樹「コラム 日本国憲法前文を英文で読む<その1>」
  • リービ英雄「コラム 日本国憲法前文を英文で読む<その2>」
  • [訳文解説]大塚英志×棟居快行

11月
渋谷秀樹『憲法への招待』(岩波新書)
弓削達監修・反改憲ネット21編『Q&A日本国憲法のよみ方』(明石書店)
島村力『英語で日本国憲法を読む』(グラフ社)
辺見庸「私はなぜ憲法改定に抵抗するのか[連載第2回]」『法学セミナー』563号
石埼学「財産と政治参加と国民主義と」『法律時報』73巻12号
大島和夫「二一世紀を迎える日本の構造改革」『法律時報』73巻12号
中西輝政「いまこそ憲法を変えるとき」『Voice』11月号

10月
小田全宏『首相公選で日本はこう変わる』(角川oneテーマ21)
渡辺治『憲法「改正」は何をめざすか』(岩波ブックレット)
竹中平蔵・櫻井よしこ『立ち上がれ!日本』(PHP研究所)
辺見庸「私はなぜ憲法改定に抵抗するのか[連載第1回]」『法学セミナー』562号
渡辺治「岐路に立つ日本社会と憲法「改正」の新段階」『経済』10月号
渡辺治「小泉政権論」『飛礫』32、2001年秋号
澤野義一「平和主義をめぐる『改憲』と『護憲』の論理」憲法理論研究会編『憲法理論叢書9 立憲主義とデモクラシー』(敬文堂)
小沢隆一「改憲と『改革』の底流と憲法学の課題」憲法理論研究会編『憲法理論叢書9 立憲主義とデモクラシー』(敬文堂)

【読者参加型企画】夢の憲法前文をつくろう『中央公論』2001年10月号

  • 大塚英志「誰が『新しい日本国憲法』を書くのか」
  • 対談・大塚英志×棟居快行「『純ちゃんに奪われた私』恢復大作戦」

9月
本秀紀「『首相公選論』・『国民内閣制』・『内閣機能の強化』─『行政権までの民主主義』論の再検討」『法律時報』73巻10号
渡辺治「小泉政権の登場と参院選の政治的意義」『ポリティーク』Vol.02

8月
小林昭三『首相公選論入門 改訂版』(成文堂)
渡辺治『日本の大国化とネオ・ナショナリズムの形成』(桜井書店)
ハイブロー武蔵+総合法令出版編集部編『ポチ・たまと読むみんなのための日本国憲法』(総合法令)
奥野恒久「首相公選論を考える」『憲法運動』303号
島さとし「『ニュー改憲派の改憲論』」『自由』2001年8月号

7月
弘文堂編集部編『いま、「首相公選」を考える』(弘文堂)
長谷部恭男編『憲法本41 改憲・護憲をいうまえに学んでおくべきこと』(平凡社)
長谷部恭男「首相公選論 何が問題か」『世界』690号
塚田哲之「衆院憲法調査会が描く『21世紀の日本のあるべき姿』」『憲法運動』302号

【特集】首相公選論『ジュリスト』1205号

  • (座談会)安念潤司・只野雅人・中村啓三・山口二郎「首相公選論をめぐる論点」
  • 大石眞「首相公選論と統治構造改革」
  • 岡田信弘「首相公選論の『重さ』と『軽さ』」
  • 阪本昌成「首相公選論の背景にあるもの」
  • 高畠通敏「首相公選論の政治学」
  • 毛利透「1つの随想」
  • 薬師寺克行「政治の責任」

6月
英正道『憲法前文試案』(小学館文庫)
竹前栄治ほか『日本国憲法・検証 資料と論点 第七巻 護憲・改憲史論』(小学館文庫)
今成勝彦『首相公選は日本を変えるか─アメリカ議会のダイナミズムに学ぶ』(いしずえ)
小沢隆一「『国民主権と国の機構』をふり返って」『憲法運動』301号

5月
中北龍太郎『憲法を活かす』(日本評論社)
浦部法穂ほか編『いま、憲法学を問う』(日本評論社)
山崎拓『憲法改正』(生産性出版)
西 修『ここがヘンだよ! 日本国憲法』(アスキー)
佐瀬昌盛『集団的自衛権』(PHP新書)
森英樹「『この国のかたち』論の危険性」『法と民主主義』358号
小田中聰樹「憲法擁護の現代的意義」『法と民主主義』358号
和田進「軍事大国化の新たな段階と憲法改正」『ポリティーク』Vol.01創刊号
渡辺治「森首相退陣と首相公選論の高揚」『ポリティーク』Vol.01創刊号

【特集】統治・社会の改編と憲法原理『法律時報』73巻6号

  • 山内敏弘「『安全保障』論のパラダイム転換」
  • 紙野健二「統治構造の変動と憲法原理」
  • 土田和博「新自由主義的司法制度改革と憲法原理」
  • 宮井雅明「国際経済の変動と憲法原理」
  • 吉田克己「民事法制の変動と憲法」
  • 和田肇「労働法制の変動と憲法原理」
  • 小田中聰樹「刑事法制の変動と憲法」
  • 森英樹「『グローバル化』変動と憲法」

4月
佐柄木俊郎『改憲幻想論』(朝日新聞社)
大原康男・百地章他『新憲法のすすめ』(明成社)
小室直樹『痛快! 憲法学』(集英社インターナショナル)
『憲法を考える』(現代史料出版)
 (3)第148/149/150回国会 衆議院憲法調査会議録(解説 西 修)
 (4)第149/150回国会 参議院憲法調査会議録(解説 西 修)
飯尾 潤「首相公選論では何も解決できない」『論座』2001年4月号

【特集】憲法学を問う『法学セミナー』556号

  • 木佐茂男・浦部法穂「地方分権」
  • 毛利透・棟居快行「議会制のいま」
  • 西原博史・市川正人「思想・良心の自由と国家」

3月
上田耕一郎『戦争・憲法と常備軍』(大月書店)
小田全宏『首相公選』(サンマーク出版)
佐高信編『日本国憲法の逆襲』(岩波書店)
『世界』編集部編『21世紀のマニフェスト』(岩波書店)
森英樹「憲法調査会の改憲論議と21世紀の日本」『憲法運動』299号
足立英郎「創価学会・池田名誉会長の『提言』を読む」『憲法運動』299号
隅野隆徳「憲法改定問題をめぐる日本の位置」専修大学社会科学研究所編『グローバリゼーションと日本』(専修大学出版局)
古川純「解説 いま、なぜ憲法論議なのか」同『日本国憲法・検証 資料と論点 第四巻 基本的人権』(小学館文庫)
島さとし「『日本型首相公選制』への道」『Voice』2001年3月号
後房雄「『首相公選論』は現実逃避だ」『エコノミスト』2001年3月13日号

【特集】憲法学を問う『法学セミナー』555号

  • 工藤達朗・市川正人「国家の役割と自由」
  • 常岡(乗本)せつ子・浦部法穂「平和主義」
  • 上脇博之・棟居快行「政党の位置づけ」

2月
渡辺治「なぜ『新しい人権』『首相公選論』なのか?(下)」『憲法運動』298号
中里見博「社会構造転換としての『二一世紀新憲法』論」『憲法運動』298号
浅井基文「最近の東アジア情勢と我が国の『平和のための戦略』」『法と民主主義』356号
君島東彦「日本国憲法の平和構想」『法と民主主義』356号
岩見隆夫「早道は『首相公選制』の導入」『Voice』2001年2月号

【特集】憲法学を問う『法学セミナー』554号

  • 長谷部恭男・棟居快行「議院内閣制をめぐって」
  • 笹田栄司・市川正人「司法制度改革」
  • 横田耕一・浦部法穂「マイノリティの人権」

1月
渡部昇一・小林節『そろそろ憲法を変えてみようか』(致知出版社)
浅尾慶一郎・山本一太「首相公選制の手続はこれだ」『中央公論』2001年1月号
渡辺治「なぜ『新しい人権』『首相公選論』なのか?(上)」『憲法運動』297号
塚田哲之「第一五〇回国会の『憲法調査』」『憲法運動』297号
飯尾潤「なぜ首相公選制はダメなのか」『論争東洋経済』2001年1月号

【特集】憲法学を問う『法学セミナー』553号

  • 棟居快行・浦部法穂・市川正人「憲法学の現状とこの連載の課題」
  • 浦部法穂・森英樹「国家の枠組み」
  • 棟居快行・辻村みよ子「主権論の現代的展開」
  • 市川正人・阪本昌成「人権と公共の福祉」

【特集】これからの憲法学『法律時報』73巻1号

  • 杉原泰雄「憲法学にとって二〇世紀とは何であったか」
  • 今関源成「『法の支配』と憲法学」
  • 和田進「構造的平和の構築と憲法学」
  • 森英樹「転機に立つ憲法構造と憲法学」

【特集】世紀の転換点に憲法を考える『ジュリスト』1192号

  • 奥平康弘「日本国憲法の軌跡とその総合評価」
  • 水島朝穂「日本の『防衛政策』」

2000年

12月
小林武「憲法調査会で調査されるべき『21世紀日本』」『憲法運動』296号
前原清隆「憲法調査会の欧州憲法調査をめぐって」『憲法運動』296号
奥平康弘「二〇世紀末の日本社会について思うこと」『法律時報』72巻13号
小田全宏「『首相公選制』は実現できる」『Voice』2000年12月号

11月  
  樋口陽一『個人と国家』(集英社新書)
芹川洋一『憲法改革』(日本経済新聞社)
加藤周一『私にとっての20世紀』(岩波書店)
『憲法を考える』(現代史料出版)
 (1)第147回国会 衆議院憲法調査会議録(解説 奥平康弘)
 (2)第147回国会 参議院憲法調査会議録(解説 奥平康弘)
水島朝穂「改憲論議に求められるもの」『軍縮問題資料』241号
三輪隆「憲法調査会 第二幕の幕開けと二つの改憲構想(下)」『マスコミ市民』11-12月号(383号)
中里見博「『21世紀の日本のかたち』論と『新憲法制定』論」『憲法運動』295号
水島朝穂「二一世紀の平和主義の課題」『法と民主主義』353号
菅直人「首相公選制を導入し、政治システムを転換する時だ」『論争東洋経済』2000年11月号

10月  
  神谷万丈=村田晃嗣=八木秀次「『押しつけ憲法論』をめぐって」『諸君』2000年10月号
  立山鉱毅「『時代の気分』と共鳴する改憲論?」『法律時報』72巻10号
三輪隆「憲法調査会 第二幕の幕開けと二つの改憲構想(上)」『マスコミ市民』10月号(382号)
奥野恒久「憲法運動の今日的課題」憲法理論研究会編『憲法基礎理論の再検討』(敬文堂)

9月  
  樋口陽一『先人たちの「憲法」観』(岩波書店[ブックレット])
  奥平康弘「憲法調査会の動向と憲法改正問題」『龍谷法学』33巻2号
澤野義一「日本国憲法の特質と改憲論」『大阪経済法科大学法学研究所紀要』31号

8月  
  進藤榮一「制憲の本領 下」『軍縮問題資料』238号
  小沢隆一「最近の改憲論を読む」『憲法運動』293号
誌上「首相公選」読者三千人アンケート「国民は『石原慎太郎』を選んだ」『文芸春秋』2000年8月号
 

【特集】 憲法を論ずる『法学セミナー』548号

  • 樋口陽一「改憲問題を考える学生諸君に」
  • 橘幸信「衆議院憲法調査会の活動経過と議論の概要」
  • 田村公伸「参議院憲法調査会の活動」
  • 糖塚康江「首相公選制」

7月  
  中曾根康弘『二十一世紀日本の国家戦略』(PHP研究所)
クライン孝子『歯がゆい日本国憲法』(祥伝社)
進藤榮一「制憲の本領 上」『軍縮問題資料』237号
  塚田哲之「憲法調査会の議論動向・その2」『憲法運動』292号
  西尾幹二「このままでは『化け猫』が出てくる」『諸君』2000年7月号
  五百旗頭真「ソフトパワー立国への道 あえて安保論議の両極を排す」『論座』2000年7月号
  大江健三郎=目取真俊「沖縄が憲法を敵視するとき」『論座』2000年7月号

【特集】なぜ 今、憲法調査会『法と民主主義』350号

  • 渡辺治「憲法調査会設置のねらいと役割」
  • 最上敏樹「安全保障国際法における憲法第九条のリアリティ」
 

【特集】憲法の精神と日本改革『経済』58号(2000.7)

  • 渡辺洋三「日本国憲法の先駆性について」
  • 隅野隆徳「憲法改定問題をめぐる対抗」
  • 品川正治「平和憲法にふさわしい日本経済のシステムを」

6月  
  中里見博「憲法調査会の議論動向」『憲法運動』291号
  元山健「今、憲法の精神を確かめる」『憲法運動』291号
  辻村みよ子「『国民主権』は蘇生できるか」『週刊金曜日』6月9日
  小林昭三「日本国憲法とはなんであったか」『国会月報』618号(2000年6月)
  村田晃嗣「若い世代の改憲論」『中央公論』2000年6月号
 

【特集】 憲法論議の大前提『世界』676号

  • 小林直樹「論憲の大前提を考える」
  • 杉原泰雄「国民代表制は機能しているか」
  • 杉田敦「憲法をめぐる対話」
  • 古関彰一「憲法制定過程から何を学ぶべきか」

5月  
  櫻井よしこ『憲法とはなにか』(小学館)
平野貞夫・樋高剛『日本人と憲法と自由党』(プレジデント社)
大嶽秀夫「『新保守』への脱皮の挫折」『毎日新聞』5月1日
  加藤節「憲法・狭いナショナリズム 脱却を」『朝日新聞』5月2日
  田中明彦「憲法・改憲し実質的な安保論議を」『朝日新聞』5月2日
  加藤秀治郎=トーステン・シュタイン「憲法を考える」『読売新聞』5月2日
  奥平康弘「自立した個人が生かす憲法」『朝日新聞』5月2日夕刊
  山崎拓=菅直人=土井たか子「<座談会>憲法を語る」『朝日新聞』5月3日
  佐伯啓思「憲法意識、大多数には抽象的で遠い存在」『読売新聞』5月10日夕刊
  北岡伸一=江橋崇=棟居快行「21世紀の憲法を考える」『読売新聞』5月18日
  加藤周一「<夕陽妄語>狂言と憲法」『朝日新聞』5月24日夕刊
  佐々木毅「憲法を考える(1) 権力の乱立状態を克服」『日経新聞』5月25日
  猪木武徳「憲法を考える(2) 政策、説明責任に枠組みを」『日経新聞』5 月26日
  西尾勝「憲法を考える(3) 地方自治、強化は基本法で」『日経新聞』5月29日
  成田憲彦「憲法を考える(4) あるべき統治、徹底議論を」『日経新聞』5 月30日
  多田実「憲法調査会と各政党の動き」『軍縮問題資料』235号
  樋口陽一「戦後民主主義と憲法を『保守』する勇気」『軍縮問題資料』235号
  渡辺治「現代の改憲策動と憲法調査会の役割」『憲法運動』290号
  前原清隆「動きはじめた憲法調査会」『憲法運動』290号
  青山武憲「日本国憲法制定行為の違法性と有効性」『国会月報』47巻617号
  中村睦男「憲法論議を深めるために」『国会月報』47巻617号
  吉田善明「日本国憲法がもとめるもの」『国会月報』47巻617号
  吉田善明「憲法調査会の設置」『ジュリスト』1177号(5月1・15日合併号)
 

【特別企画】 「憲法調査会」を調査する『法学セミナー』545号

  • 前原清隆「憲法調査会設置の経緯と意味」
  • 愛敬浩二「改憲論の系譜と現在の改憲論」
  • 永田秀樹「憲法改正論議のあり方」
 

【特集】 憲法調査会/憲法論議の行方『法律時報』72巻5号

  • 森英樹「憲法論議にどう向き合うか」
  • 渡辺治「憲法調査会の歴史的位置」
  • 村田尚紀「憲法調査会の法的問題」
  • 和田進「憲法調査会と政党の対応」
  • 浦田一郎「政府の集団的自衛権と学生の護憲・改憲論」
  • 岡本篤尚「《安全保障》国家のアポリア」
  • 木下智史「憲法調査会における議論のあり方」
  • 三輪隆「憲法研究者の取組み」
  • 渡辺洋三「憲法をめぐる綱引き」
  • 小林孝輔「憲法調査会の『当然』と『未熟』」
  • 星野安三郎「調査会への疑問と要求すべきこと」
  • 長谷川正安「憲法調査会に出席して」
  • 高良鉄美「沖縄から見た憲法調査会」
  • 李京柱「武力による平和と武力によらない平和との間」
  • 山元一「改憲問題への視点」
  • 近藤敦「憲法調査会と比較憲法政策」
  • 建石真公子「憲法調査会と『憲法改正の限界』」
  • 江島晶子「憲法調査会を『見る目』」
  • 伊藤雅康「ふさわしい活動は?」
  • 佐々木弘道「真摯に調査し議論せよ」
  • 倉田原志「憲法調査会の調査の対象」
  • 石埼学「近代の人間主義を超えて」

4月  
  紙谷雅子編『日本国憲法を読み直す』(日本経済新聞社)
  渡辺洋三『新版 日本国憲法の精神』(新日本新書)
川村俊夫『日本国憲法の心とはなにか』(あけび書房)
中西輝政編『憲法改正』(中央公論新社)
  レイ・ムーア=大石眞「憲法を考える・制定過程の問題点」『読売新聞』4月18日
  安念潤司「憲法を考える(上) 特異な日本人の憲法観」『日経新聞』4月19日
  藤井樹也「憲法を考える(中)権利の考え方、まず整理」『日経新聞』4月20日
  紙谷雅子「憲法を考える(下)公私の領域、線引き難しく」『日経新聞』4月21日
  青山武憲「日本国憲法「前文」考(1)」『国会月報』47巻616号
  奥平康弘「憲法は活かしてこそ護れる」『週刊金曜日』4月28日
  古関彰一「『改憲』のための『論憲』」『週刊金曜日』4月28日
  山内敏弘「世界平和と人権保障への路」『週刊金曜日』4月28日
  英正道「まず憲法前文の改正を論じよう」『中央公論』2000年4月号
 

【緊急提言】 改憲と再生を目指して『諸君』2000年4月号

  • 中曽根康弘「わが改憲論」
  • 平野貞夫「『宮沢憲法学』のご臨終」
  • 八木秀次「27条『勤労義務』に巣喰うスターリン思想」

3月  
  古関彰一「憲法調査会・制定過程を巡って(上)」『朝日新聞』3月8日
  青山武憲「日本国憲法の『効力』の問題」『国会月報』47巻615号
  倉持孝司「『国民の不断の努力』で『いかそう日本国憲法』」『法学セミナー』543号
樋口陽一「二十一世紀の国際社会と憲法理念」『企業法研究』(名古屋経済大学)12号
岩間昭道「日本の憲法改正問題」『千葉大学法学論集』14巻4号

2月  
  長谷部恭男「憲法を考える(1) 多様な人間 共存への礎」『日経新聞』2月1日
  棟居快行「憲法を考える(2) 「議論の場の規定」に徹せよ」『日経新聞』2月2日
  阪本昌成「憲法を考える(3) 憲法学も市場重視の時代」『日経新聞』2月3日
  笹田栄司「憲法を考える(4) 憲法裁判の活性化急げ」『日経新聞』2月4日
  青山武憲「日本国憲法の『生まれ』の問題」『国会月報』47巻614号
  長谷川正安「憲法調査会を考える」『憲法運動』2000年2月
  渡辺洋三「<随想>20世紀の2つの憲法」『自治実務セミナー』(39巻2号)625号
  岡崎久彦=櫻井よしこ=椎名素夫=田久保忠衛「憲法の『呪縛』を断つときがきた」『諸君』2000年2月号
  中西輝政「『第二の戦後』の国家目標」『中央公論』2000年2月号
  奥平康弘「世代を超えた『共同作業』としての憲法」『法学セミナー』542号
 

【特集】 2000年法的鳥瞰図 日本はどこへ向かうのか『法学セミナー』542号

  • 二宮厚美「現代日本の政治経済と新世紀への潮流」
  • 森英樹=浦田一郎=山口二郎「座談会 私は“現在”をこうとらえる」
  • 森英樹=浦田一郎=山口二郎「座談会 私はこう向き合う」
 

【特集】 日本国憲法の値打ちはどこにあるか『前衛』2000年2月号

  • 小沢隆一「日本国憲法9条の平和主義と国際社会」
  • 川村俊夫「アメリカから押しつけられた“自主憲法”制定論」
  • 吉村剛「改憲勢力の3つの俗論を批判する」
  • 村松昭夫「環境破壊勢力に環境権を語る資格はない」
  • 右崎正博「憲法理念を生かす参政権の充実こそ真の課題」
  • 渡辺久丸「ウソと恫喝の小沢一郎の改憲論」
  • 弓削達「私にとっての日本国憲法」

1月  
  樋口陽一「憲法調査会、どう議論すべきか」『朝日新聞』1月13日
  青山武憲「憲法調査会への期待」『国会月報』613号(2000年1月)
  山内敏弘「2000年を『改憲元年』にするな」『週刊金曜日』1月14日
  中曽根康弘「憲法と教育基本法の改正に着手せよ」『正論』2000年1月号
  吉川経夫「『憲法調査会』に望む」『法学志林』97巻2号
 

【特集】 クローズアップ憲法『法学教室』232号

  • 右崎正博「情報公開法」
  • 小針司「周辺事態法」
  • 大山礼子「中央省庁等改革関連法」
  • 山口二郎「国会活性化法」
  • 江橋崇「憲法調査会設置法」
  • 浦部法穂「国旗・国歌法」
  • 鈴木秀美「通信傍受法」
  • 平松毅「改正住民基本台帳法」

1999年

12月  
  山内敏弘「護憲論の先進性と改憲論の時代逆行性」『軍縮問題資料』230号
  渡辺洋三「護憲と改憲」『軍縮問題資料』230号
  奥平康弘「こんにちの改憲論議をどうみるか」『憲法運動』1999年12月

11月  
  隅野隆徳「憲法改悪をめぐる情勢と諸改憲案」『憲法運動』1999年11月
  樋口陽一「現代の改憲論と有事法制」『世界』667号
  加藤周一「私たちの希望はどこにあるか」『世界』「緊急増刊 ストップ! 自自公暴走」668号
  吉川経夫「憲法調査会の発足に思う」『世界』「緊急増刊 ストップ! 自自公暴走」668号
  青山武憲「発足する国会の憲法調査会」『法令ニュース』38巻11号

10月  
  小林節「憲法調査会への期待」『国会月報』46巻610号
  田村重信「憲法調査会の設置について」『国会月報』46巻610号
  正木寛也「憲法調査会の設置と国会審議活性化法について」『ジュリスト』1165号(10月15日号)
  鳩山由紀夫「自衛隊を軍隊と認めよ」『文藝春秋』99年10月号
  吉本良「憲法調査会の設置 下」『法令ニュース』38巻10号

9月  
  渡辺久丸「憲法は21世紀の世界共同の規範」『国会月報』46巻609号
  渡辺洋三「<随想>憲法調査会」『自治実務セミナー』38巻9号(620号)
  吉本良「憲法調査会の設置 上」『法令ニュース』38巻9号(620号)
  小沢一郎「日本国憲法改正試案」『文藝春秋』99年9月号

8月  
  奥平康弘「憲法を生かす道か破滅させる道か」『前衛』715号


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