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2007年12月24日

第229回 仙台・和歌山・恵庭3事件の現状報告

 人権と報道・連絡会の第229回定例会が12月17日、水道橋の東京学院で開かれ、約30人が参加した。テーマは「仙台・和歌山・恵庭3事件の現状報告」。この3事件は、いずれも捜査段階の犯人視報道が裁判に大きな影響を与え、「証拠なき有罪判決」が出された重大な冤罪事件。各事件について、人報連ではこれまで弁護人などから報告を受け、捜査・裁判と報道の問題点などについて議論してきたが、今回は、各事件の支援者から裁判の現状と支援活動の状況を報告していただいた。恵庭事件は2006年9月に上告が棄却されて有罪判決が確定し、現在は『新潮45』訴訟で上告中。和歌山カレー事件と北陵クリニック事件は、最高裁の審理が来年大きなヤマ場を迎える見通しで、逆転無罪判決を目指し、最高裁への働きかけなど支援運動が広がっている。

投稿者 jimporen : 2007年12月24日 19:45