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2003年11月17日

第188回 反リストラ産経労の闘い報告

人権と報道・連絡会の第188回定例会が11月17日夜、中央大駿河台記念館で開かれ、約30人が参加した。この日のテーマは「反リストラ産経労の闘い」。超御用組合化した産経労組に代わる「まっとうな労働組合」反リストラ産経労を結成し、不当解雇された松沢さんの闘いを記録したドキュメンタリー・ビデオ「リストラとたたかう男・・フジ産経グループ記者・松沢弘」(ビデオプレス)が10月に完成した。
 例会では、このビデオを上映した後、松沢さんから解雇処分取り消しなどを求めた裁判の現状を報告していただいた。昨年5月の東京地裁判決は解雇権濫用を認め、懲戒解雇処分の無効を確認したが、東京高裁は今年2月、一審判決を取り消し、会社側の主張をすべて認める判決を出した。松沢さんは、高裁判決は裁判長の「お上に逆らう者は許さない」という思想による判決と指摘、腐敗したメディア・裁判とどこまでも闘う決意を語った。

【関連サイト】
フジテレビ・産経新聞の真相

投稿者 jimporen : 2003年11月17日 00:00