« 第15回シンポジウム 報道被害をなくし、権力に介入させない・・自主的な報道評議会を | メイン | 第150回 「ゆがんだ母性」について2件 »

1999年12月13日

第149回 報道の自由と政党の姿勢

 人権と報道・連絡会の第149回定例会が12月13日夜、お茶の水の中央大学駿河台記念館で開かれ、約40人が参加した。この日のテーマは「報道の自由と政党の姿勢」について。今年8~9月、「報道の自由を求める市民の会」と人報連が行った「報道の自由に関する政党の意識調査」アンケート結果について、市民の会の塚本みゆきさんから報告を受けた。この調査には各党が正式に回答(自民党は別の文書を送付)。その結果、自民党以外の各党は、報道被害など報道をめぐる問題の解決は権力的な手段ではなく、メディア自身と市民による解決の場を設けることを望んでいることがわかった。塚本さんは「自民党などが強めている報道規制の動きに対し、報道の自由を守るにはメディア自身の抑制と市民を味方にすることが何より大切」と指摘した。

投稿者 jimporen : 1999年12月13日 00:00