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2000年01月17日

第150回 「ゆがんだ母性」について2件

 人権と報道・連絡会の第150回定例会が1月17日夜、お茶の水の中央大学駿河台記念館で開かれ、約30人が参加、99年11月の「文京区女児殺害事件」と12月の「皇太子妃・懐妊の兆候」報道を検証した。女児殺害事件は当初「お受験」殺人と報道され、「ゆがんだ母性」非難の記事が目立つ一方、被疑者・被害者双方のプライバシーが暴かれた。
 例会では、事務局の山口が報道の問題点を検証、こうした事件の背景を伝える報道のあり方について問題提起した。また、「懐妊の兆候」報道については世話人の浅野健一さんが報告。「皇太子妃懐妊情報は国民全体にとっての朗報」とする朝日のスクープ感覚、それに追随したメディア全体の報道姿勢を批判した。

投稿者 jimporen : 2000年01月17日 00:00