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1995年04月03日

第103回 葬られた、問題提起する記事

 人権と報道・連絡会の第103回定例会が、4月3日夜、中央大学駿河台記念館で開かれ、約30人が参加した。テーマは、「反権力・問題提起報道と記者の闘い」。マス・メディアの中で、官庁・企業などの発表モノを無批判に掲載する一方、問題意識をもった原稿、権力批判的な記事がボツになったり、扱いを小さくされたりする傾向が、全国紙・地方紙を問わず強くなっている。そんな流れに対して、記者はどう闘っていくのか。例会では、ある地方紙の記者Iさんが、問題提起的な原稿をボツにしようとする編集幹部の姿勢、それとの闘いについて報告、「ほんとうに書きたいことの書ける新聞にするために、おかしいことはおかしいと言える記者の連帯を」と話した。

投稿者 jimporen : 1995年04月03日 00:00