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まぐまぐ メールマガジン 週刊『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』
再録版 Vol.15 2003.12.25 |
| [20031225]古代アフリカ・エジプト史への疑惑Vol.15 木村書店Web公開シリーズ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.15 2003.12.25 ━━ ■■■『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』■■■ 近代ヨーロッパ系学者による“古代史偽造”に真向から挑戦! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 等幅フォントで御覧下さい。 出典:木村愛二の同名著書(1974年・鷹書房) ●叉∞叉∞叉∞叉∞叉●叉∞叉∞叉∞叉∞叉●叉∞叉∞叉∞叉∞叉● ┏┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┓ ┫ 第二章:ヤムのふるさと ┣ ┗┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┛ ◆(第2章−5)サバンナ ◆ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 中尾佐助その他の学者が、西アフリカ周辺で開発されたと主張している 農作物のうちから、馴染みのあるものをあげてみよう。 ゴマ、スイカ、ヒマワリ、オクラ、ササゲが、まずたしかだ。中国の高 梁[コーリャン]も、西アフリカのソルゴに、東南アジア近辺で、他の植 物の遺伝子がくわわったものであるという。 意外にも、テフは、西アフリカでは栽培されていないらしい。すくなく とも、そう書いてある本はない。かわりに、フォニオというのがある。英 語で、ハングリー・ライスというあだ名がつけられているが、はらがへっ たコメではなくて、みすぼらしいコメの意である。これがまた、スープな どにいれると、大変にこくのある味がするらしい。その他にも沢山あるが、 話がややこしくなるので、興味のある方は、参考文献に直接当たっていた だきたい。 さらに貴重なものに、ワタがある。すでに、サハラにアフリカ棉の木が 野生していることを紹介した。これが、いままでは、アジアなどの栽培種 のワタとちがうものと思われていた。そして、西アフリカで栽培されてい るワタは、やはり、アジアからアラブ人によってつたえられたと説明され てきた。ところが、遺伝学的な研究で、ワタは「アフリカで野生から栽培 へと人間により転化したと考えられてよい」といえるようになってきた。 そして、中尾佐助は「木綿布生産は西アフリカで発生した可能性がある」 と主張している。 ワタの栽培のはじめには、種子を食料にしていたもので、西アフリカで は現在も、この習慣がつづいている。食料としての起源という意外史もさ ることながら、衣服文化という新しい要素を含んでいるだけに、これも注 目に価する。 では、これだけの農作物を開発した西アフリカの農民は、最初の農耕の 発明者といってよいであろうか。 中尾佐助は、「サバンナ農耕」という組合せを考えている。そして、農 耕文化発祥地の多元説をとっている。この多元説は、アメリカの学者によ って唱えられはじめた。これにも必然的な事情がある。というのは、新大 陸アメリカには、トウモロコシやジャガイモを中心作物とする独自の農耕 文化があった。また、アメリカは、スペインとの戦争などで、フィリピン その他の東南アジアや、オセアニアの植民地を獲得した。 新大陸アメリカの農耕も、オセアニアのそれも、掘り棒にたよっている 例が多かった。つまり簡単な農具で成立していた。この事実を知ったアメ リカの学者は、まず、新大陸の農耕文化は別系統だと主張した。ついで、 旧大陸(アフリカ・アジア・ヨーロッパ、オセアニア)の農耕文化は、東 南アジアに起源をもつと主張した。この仮説が、さまざまな経過をたどっ て、多元説に発展している。 しかし、わたしは基本的に、多元説には反対である。農耕文化の発明は、 やはり、必然的な条件のある所にしか生れなかったと考える。新大陸の農 作物についても、ヒョウタンがアジア種と同じものだったり、サツマイモ、 トウモロコシ、バナナの起源については、さまざまな疑問がだされている。 そこでまずは、わたしが最初の農耕文化の発祥地に想定する熱帯降雨林 周辺の農作物を追求してみたい。 次回配信は、第2章−6「ヤムの謎」です。 (-_-;) 腹が減った米ってなんだろ・・・ ━━ 木村書店のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ワールド・フォーラム1月例会■ 講┃師┃天┃木┃直┃人┃氏┃に┃決┃定┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 前駐レバノン日本国特命全権大使 「小泉イラク外交徹底批判 と 犠牲 奥大使・井上一等書記官殺害事件 ―自衛隊のイラク派兵を前に日本外交のあり方を問う―」 (詳細は1月上旬に掲載) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメールマガジンは、『まぐまぐ!』発行システムを利用しています。 http://www.mag2.com/ 配信中止 http://www.mag2.com/m/0000117236.htm ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■制作・発行■ 木村書店・木村愛二 mailto:altmedka@jca.apc.org (ご案内) http://www.jca.apc.org/‾altmedka/shoten-afmag.html (木村書店) http://www.jca.apc.org/‾altmedka/hanbai.html (憎まれ愚痴) http://www.jca.apc.org/‾altmedka/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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