『亜空間通信』2001.10.24:62号

裁判に耐える証拠確かにない/小泉首相答弁なのにウサマ殺せの合唱の薄汚さ

送信日時 :2001年 10月 25日 木曜日 11:22 AM

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『亜空間通信』62号(2001/10/25)
【裁判に耐える証拠確かにない/小泉首相答弁なのにウサマ殺せの合唱の薄汚さ】

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 昨日、2001.10.24.夕刻、次の記事が阿修羅の韋駄天掲示板に出現した。

ビンラーディン関与、首相「裁判みたいな証拠ない」〔読売新聞〕

[ ★阿修羅♪ 戦争・国際情勢3 ]
投稿者 FP親衛隊国家保安本部
日時 2001 年 10 月 24 日 17:55:21:

 小泉首相は24日午前の参院外交防衛、国土交通、内閣委員会の連合審査会で、米 同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディンのテロ関与の証拠について、

「国内の刑事裁判みたいな証拠は確かにないと思う。しかし、今回のテロは堪忍袋の 緒が切れるような限界を超え、米が立ち上がり、世界が立ち上がった。証拠がないか ら何もするなという態度は日本として取り得ない」

と述べ、証拠が厳密でなくても、米国などの軍事行動は支持できるとの見解を表明 した。 民主党の佐藤道夫氏の質問に答えた。

(10月24日14:15)

『日本経済新聞』(2001.10.24.夕)の2面左上にも、「ビンラディン氏関与/国内裁判に耐える証拠確かにない/小泉首相答弁」の一段見出しの目立たないベタ記事があった。

 こげな決定的に重要な記事が、なんで、ベタなんや、というべきところだが、それはさておき、あの怪し気な寄せ集め集団の民主党の議員が質問した問題を、ほかの党派、特に日本共産党などは、衆議院で、なぜしなかったのか、呆れてしまうのである。

 ところが、昨晩、この点を某物知りで古手の日本共産党員に質したところ、小泉人気が80%とかで、正面から逆らうと自分の方の議席が減る心配が先に立っているのだとの返事だった。ああ、要するに、地動説のガリレオとかのような真相究明とか、百万人といえども我行かん、とかいう精神は、まるでなくなっているのだ。


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