わたしの雑記帳

2009/1/21 神奈川県横浜市奈良中学校、柔道部顧問による傷害事件 傍聴報告

2009年1月20日(火)、午前10時から、横浜地裁503号法廷にて奈良中学校、柔道部顧問による傷害事件の民事裁判(平成19年(ワ)第4884)が行われた。裁判長は三代川俊一郎氏、裁判官は峰俊之氏、塩田良助氏。

今回は本来なら、弁論準備手続きを非公開で行うところを、傍聴人もいるのでと法廷で行ってくれた。
裁判長は原告側が提出した膨大な医療記録や意見書について、「違う性質のものが入っているが」と質問。原告弁護士は、「違う性質のものも入っていることはわかっているが、いろいろ抜いたりせずに出したほうがよいと思って提出した。整理の方法はいろいろ考えられるので」と回答。
また、医療記録の事故直後から現在までの経緯を知りたいこと。特に高次機能障がいが何級に当たるのか、損害賠償を求めるうえで、労災や交通事故の算定基準などをもとに金額を出してほしいということを要望した。
最終的な後遺症についての診断が出ているかと問われて、原告のKさんのほうから、まだ電話で結果を聞いただけで、書類では2週間後くらいになると聞いているとのことだった。

そして、刑事事件の書類については、取り寄せ可能なものと、だめなものとがあるので、原告側でできるだけ揃える努力をしてほしいとのことだった。刑事事件は3月中に結論が出る予定とのことだった。

次回は4月14日(火)、午前10時から、横浜地裁503号法廷にて。



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