海流と潟
風土の感性
松浦豊敏/著
定価2200円+税
20年ぶりの奄美行きを語る「糖漏発見」をはじめ、九州の内海沼辺の人やものの気配を鮮やかに伝え、風土に息づくさまざまな感性を澄明な文体で綴るエッセイ集。
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良寛,法華聖への道
北川省一/著
定価1450円+税
これまで明かされることのなかった良寛若き日の謎=宗門追放の経緯とその後の漂泊、やがて至る騰々の日々を綴って、法華聖への道を生きた良寛の姿を描く。
蓮門教衰亡史
近代日本民衆宗教の行く末
奥武則/著
定価1500円+税
明治の初め、一時は天理教、金光教と並ぶほどの勢いをもった蓮門教。その衰亡の行く末を、疑似民衆宗教としての天皇制との相克のなかに位置づける。
良寛と子どもたち
親と教師のために
定価1200円+税
良寛研究のかたわら、子どもたちに童話を語り続けてきた著者が、良寛の歴史的実在に迫りながら現代の教育の荒廃に多くの示唆を与える。