自治労音協通信

 2面  NO54号/2004.7.25発行
第17回自治労コンサート熊本で開催 5月7日 熊本の仲間が多数出演・初出演者グループ多数でした!

第37回日音協はたらくものの音楽祭熊本の報告 5月8〜9日

★第12回自治労音協総会

第17回自治労コンサートは、熊本市総合体育館・青年会館で開催されました。
今回熊本県本部の役員のみなさんのご協力で、会場は150人の地元の組合員、出演者の家族で満席となりました。コンサートには多くの地元の仲間が出演しました。
開会あいさつを主催者登坂崇則自治労青年部長、地元から自治労熊本県本部松原義行委員長から受けた後トップバッターは「FOLKY POP’S」(熊本市職)原田靖士、井本賢一さんと進藤久明さん(熊本FM)のトリオがパワー溢れる音をきかせましました。「空っぽの人生」の作者である進藤久明さんは、過去にメジャーデビューの経験を持ちながら、現在サラリーマンとしての毎日を送っています。詞の中に登場する「カッコよく死んでいくより、おめおめと生きてやるさ」とあるのは、生前、音楽活動などで行動を共にした尾崎豊へのメッセージが込められています。
「左座家(ぞうざけ)」は熊本県職労の親子、お父さんの守さんと息子さん、娘さん、お母さんの4人のグループ。昨年始まった熊本県ヴォーカル・アンサンブル・フェスティバルへの出場をきっかけに家族で歌い始めました。大会には二年続けて出場し、賞も獲得しました。守さんが指揮・指導している地元甲佐町の合唱団の演奏会へ出演するなど、今年に入って今日で4回目のステージです。小学生にとっては難しい「アカペラ」ですが、家族4人で心を合わせて歌い会場の感動を呼びました。。 
演奏は「七つの子」「めだかの学校」「アイスクリームの歌」でした。
「熊本県本部の仲間たち」は、組合テーマ曲「肩を組んでいこう」を合唱。この曲は、2002年に当時県本部の飯開輝久雄教育宣伝部長が書いた詩に、組合員さんから作曲を募集し、社会保険評議会の永松英利さんの作品が選ばれ、県本部テーマソングとしてCDを作成しました。今回コーラスは、当時の社保評合唱隊のメンバーを中心に集まり、久しぶりの合唱でした。
「FULL MOON」は滋賀県本部のなかまの3人で演奏。滋賀県本部は音楽協議会滋賀県支部を結成今回は代表3名が参加しました。 西藤安彦さんのギターで、古谷昌代さん梶山政代さんの息の合ったボーカルで「中央大交流集会のテーマ」作詞・作曲=西藤安彦「sweet」作詞=神水みゆき、作曲=西藤安彦を演奏。
自治労滋賀県本部結成50周年記念事業の一つとして結成した自治労音協滋賀支部は、4月27日に支部長等9名の役員が正式に決定し、現在一般組合員に会員募集をかけている状況です。滋賀は盛り上がっているぞー!!
西藤安彦さんは遠距離ユニットばかり組んでいますが、普段は、ほとんどソロで活動しています。2月にはテレビ出演を果たし(びわこ放送)、地元ではちょっとした有名人(?)
今回は自作の「春の夜 桜の木下で」「君と恋愛成就」の2曲を甘いソロで歌いました。
東京都庁に働く狭石啓子さんは夫、利美さんのギター伴奏で「春風は河をわたる」詞・曲 紅竜「愛と花と自由を」詩・曲 後藤 雅祐「堤が決壊してしまう前に」詩・佐藤允彦 曲・曽村 征子の3曲を心をこめて歌い上げました。
啓子さんは、歌い始めてからずっと「平和・生活」の歌にこだわりつづけてきました。9・11以降街頭で歌う機会が何回かありましたが、道行く、見知らぬ人達が立ち止まって聴いてくれるその姿に「まだまだ諦めてはいけない。平和を守る闘いはこれからなんだ」と勇気付けられたそうです。
メインのゲストコーナーでは、飯開(はんがい)輝久雄さんが出演。中学2年の時、ギターと出会い、大学では長淵剛や海援隊、甲斐バンドなどが出た福岡市の「昭和」というライブハウスで歌いはじめその後、熊本県菊池郡西合志町役場に就職し、人権教育担当になりました。
1996年、地元の菊池郡で熊本県同和教育研究大会が開かれ、地元から差別をなくす取り組みや平和の重要性を発信しようと、教職員などと人権バンド「ゆう」を組み、それにかかわる唄を歌い、好評を得ました。「ゆう」とは、優しさの「優」、存在を表す「有」、勇気の「勇」、結び合いの「結う」を表し、環境・人権・平和の大切さを訴えながら、自治労活動、地域活動に日々取り組んでいます。現在、自治労熊本県本部財政局長。演奏は自作の「心をともにして」「大事なものは何やろう」「明日天気になあれ」の3曲を演奏しました。 
おなじみジャスミンティーこと本日はチェスナッツ&スクィールこと吉川勝さん、新潟は三条市から来てやった吉川さんは、アーマー」「命の小鳥」「knockn on hevens door」をロック演奏しました。
永松英利さん(熊本県職労社保評)は、障害者の人達と音楽グループ「わがままチンパンジー」を結成し、小学校や福祉のイベントでふれあいコンサートをしています。演奏曲「ロマン」は、前半が「自分の人生は自分で切り開こう」と歌っていますが、後半は「もしも今、障害者になったらつらいだろうな…。だけど信じ合える仲間がいれば、生きて行けるよね」との思いを歌っています。
2回目の出演の「アロハーズ」(前田マユミ(徳島)+西藤安彦(滋賀)アロハーズは「平和」を歌い続けます。なんてね!演奏は新曲で「ひとつだけ」作詞=前田マユミ、作曲=西藤安彦「peace」作詞・作曲=西藤安彦。さわやかな歌声のマユミさんは、今回音楽祭でデビューしました。
毎度おなじみ「ウエストピーチ」 西藤安彦(滋賀)+桃井雅和(茨城)、自治労音協のDTM(デスク トップ ミュージック)の最先端を走り続けるウエストピーチ(西桃)コンビ、今年もドカーンとオリジナルをやらかしちゃいました。批判はあるかもしれませんが、どうか許してやって下さい。「テーマ オブ ザ ウエストピーチ」「アコーディオン慕情」「ハイカイモモチャン」を息の合ったコンビが会場をノリノリに。
保原町職芸能部(福島)丹治絵美子(ボーカル)佐藤淳(ボーカル、ギター)関根朋幸(ベース)昨年の働くもの音楽祭が福島で開催され、自治労コンサートは私ども保原町での開催となりました。今回は昨年のお礼もかねて熊本までやってきました。
演奏は「過去から未来へ」作詞・作曲=佐藤 淳でした。
菅原洋平さん(保原町)は今回初デビュー、自作の「ゆううつ日記」を張りのあるボイスで聴かせました。音楽祭にも初お目見えしました。
「ブービーバンド」(北海道・札幌市職)榊原隆子、桑野功、磯野宏之のメンバーで結成しています。「七つの子」など即興でパロディーを演出。ごみの分別をカラスの愛嬌のある動作で笑いとばしました。コンサートのエンディングは作者桑野さんのリードで「No more war」と「SEBSOU]を全員合唱しました。


第37回日音協はたらくものの音楽祭熊本の報告 5月8〜9日

自治労はエンディングで発表『死んだ男の残したものは』

第37回はたらくものの音楽祭は5月8〜9日、全国から300名が集まり、熊本県立劇場でテーマを「平和を!平和を!平和を世界に!」で開催されました。
自治労は「祈り」を作者の参加する「アロハーズ」で演奏「死んだ男の残したものは」を松本敏之さんの編曲でコーラスで発表。総勢30名での演奏でしたが、前日2時間の練習では消化しきれず、凝ったアレンジのわりには、残念な結果となりました。練習は指導と指揮は、香川の細川剛さんが苦労して担当していただきました。
自治労は音楽祭エンディングを受け持ち「No more war」を全国の仲間と力いっぱい歌いました。最後にインターナショナルで来年の出会いまで、人々の輪と平和を主張することを誓いました。

★第12回自治労音協総会

5月8日音楽祭開催前に、熊本県立劇場会議室にて、第12回自治労音楽協議会定期総会が開催されました。23県本部32名が参加、委任状を入れ過半数で総会は成立。議長に磯野友一さんを選出。2004運動方針と、役員を選出しました。

2004年度自治労音楽協議会役員体制
会 長  伊澤昌弘 (岩手)
副会長 桑野 功 (北海道)
 同  磯野友一 (富山)
 同  細川 剛 (香川)
(ブロック選出 )
幹 事 堂前哲也 (北海道)
 同  井加田まり(北信)
 同  高野直美 (東北)*新
 同  桃井雅和 (関東甲)
 同  山口 真 (東海)
 
  同   西藤安彦 (近畿)
  同   島田万里江(中国)*新
  同   前田マユミ(四国)*新
  同   吉田斉子 (九州)
事務局長  松本敏之(栃木)
事務局次長 小川典子(東京)
事務局次長 藤原 清(東京)*新
事務局次長 中村 浩(東京)
特別事務局 寺田清一郎(青年部常任・静岡)*新


●目次ページに戻る ●タイトルページに戻る ●1面に戻る ●3面に進む