2003 緊急特集 ネオコン

ブッシュを操り、イラク戦争を挑発した破落戸アメリカ人の首魁、ネオコン

亜空間通信より抜粋

 ⇒ 旧知の小雑誌『日本』編集者からファックス、欄外に手書きで「マルジュ社『国際金融同盟』チャールズ・ハイアム著」と添えられた本の2頁分の複写が届いた。
 特に手書きで傍線を引き、「LaRouchの云うSynarchismです」と余白に注記してある部分は、「彼はシナルチーク革命運動と呼ばれていたテロリストグループにも資金を提供していた」である。
 彼は、私が、ラルーシュ運動のネオコン源流の追及が、フランスのSynarchismに辿り着いたと広めていたことを知っている…… ⇒全文を読む

 ⇒ 今回のイラク「戦争」の最大の戦犯集団、ネオコンの思想的源流の追究の集大成。
 ラルーシュ運動の追究の到達点は、ナポレオン時代のフランスの「神秘的」Synarchism、拙訳「統一主義」であったが、今回は、それをさらに、マキャヴェリ時代のローマ半島の根元、ヴェニスにまで遡り、当時のウィーンを中心として、スペインからイタリアにまで版図を広げ、イタリアのルネッサンス文化との対抗関係にあったハップスブルグ王朝に起因するとしているのである。
 簡単に言うと、古代ローマ、神聖ローマ帝国の歴史の延長線上のヨーロッパの近世帝国主義の国家思想に、「統一主義」の根源を求めることになるのである。この思想源流から、現在のアメリカ「帝国」を「テロ・カルト国家」と規定するのだから、これは実に根深くて面白い。⇒全文を読む

 ⇒ ネオコンの言論界における代表格、ウィリアム・クリストル「坊や」は、第二次世界大戦後のアメリカの世界支配の先兵、CIAの資金網の中で育成された手先の一人の御曹司で、「甘やかされて育った)悪餓鬼だった。
 CIAそのものに関する研究は、それこそ山ほどある。以下に紹介するアメリカ人の論文の表現によれば、ソ連を「妄想の怪獣」(chimera)に仕立て上げる「悪魔化」が、アメリカの世界戦略の基本的宣伝であった。⇒全文を読む

 ⇒ ネオコンの源流を辿ればニーチェ哲学とか、ヒトラーと同系統のファッシストなりとか、「ヴォナパルト」(ナポレオン嫌いが「ボナ」に良い意味があるので、わざと「ヴォナ」と発音するらしい)一族に由来する神秘主義とか、シナルシーとか、シナルキーとか、「統一」の「権力」の意味だから、ありゃ、こりゃ、統一協会かな、反共の勝共連合かな、道徳再武装主義かな、とか、ああ、もう、化け物屋敷の乱立状況で……⇒全文を読む

 ⇒ この狂信は、かつての大日本帝国の「大東亜共栄圏」「八紘一宇」などの神がかり狂信と同じものである。わが三等国家は、わが幼少期の柔らかい頭脳に、この「神がかり狂信」を植え付けたのである。イスラエル人および世界中のユダヤ人の主流の子弟の頭脳は、同じ状態にある。⇒全文を読む

 ⇒ 「兵役経験のまったくない好戦的鷹派」が、どれだけ強引なブッシュ操りをしようとも、プロが阻止する可能性は残されている。
 では、なぜ、そのブレーキが利かなかったのか、ということを、私は、911以来の蓄積に基づいて、以下、簡略に述べる。
 ずばり、核心を突くと、911の自作自演説が、アメリカの与野党、支配層に、かなり詳しく知れている⇒全文を読む