『亜空間通信』454号(2002/12/09) 阿修羅再投稿再録

欧州社会フォーラムとブラジル労働者党大勝利の裏にラルーシュ運動あり要研究

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『亜空間通信』454号(2002/12/09)
【欧州社会フォーラムとブラジル労働者党大勝利の裏にラルーシュ運動あり要研究】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 日本共産党の執行部批判党員有志による「さざ波通信」のトピックスに、以下の見出しの記事が載った。まずは、見出しのみを列挙する。

[以下、引用]
http://www.linkclub.or.jp/~sazan-tu/topics.html
[中略]
(02.11.8)「もう一つの欧州は可能」─欧州社会フォーラムはじまる
(02.10.29)ブラジルで労働者党候補のルラ氏が当選
(02.10.8)ブラジル大統領選挙で労働者党候補が第一党に
[引用終わり]

 上記の最後の記事で、「さざ波通信」の通信員は、ブラジルで「第一党になることが確実となった」「左翼政党の労働者党(PT)」のことを、「トロツキストや毛沢東派なども参加する左翼政党」と表現している。

 日本の寄生、いや、もとい、既成左翼、特に日本共産党関係では、「トロツキスト」呼ばわりは、最悪の憎悪を伴う敵性組織への罵倒、罵詈讒謗誹謗中傷用語であった、いや、今もなお、なぜか、ある。これが、今の私にとって、実は、大問題なのである。

 しかも、上記の記事の「欧州社会フォーラム」とブラジルの「労働者党(PT)」の画期的な大勝利には、どうやら、私が、以下の電網速報『亜空間通信』連載特集で研究中の「リンドン・ラルーシュ(最初は、この情報を得た投稿者の訳でラルーチェと記したが後に訂正)」が、深く関係しているらしいのである。

[以下、引用]
http://www.jca.apc.org/~altmedka/larouche-00.html
ラルーシュ研究

451号(12/05)
【北朝鮮の背後に潜むカルト統一協会資金でシャロン勝利の恐怖がラルーシュ最新】
11.21:436号
【ラルーシュ金欠イラク戦争不可能説に応じ恐慌局面とカルト支配史の暗部撃つ檄】
10.15:399号
【911事件は累犯者のラルーシュ指摘に具体的な事実関係あり連続証拠発見可能】
10.15:397号
【ラルーシュが現地発音と確認しバリ事件英ガーディアン現地の米謀略説報道紹介】
10.14:396号
【謀略事件連続予言者で7回目の米大統領立候補ラルーチェ77歳の地声が聞こえる】
10.12:393号
【米大統領7回立候補で元第4インター左翼ラルーチェ77歳の論説が日本で増殖?】
10.10:392号
【歴史的な証拠を挙げ米大統領立候補ラルーチェが副大統領チェニー辞任を要求】
10.09:391号
【911直前シャロン訪ロから北鮮に至る世界支配構想の核心を突くラルーチェ論評】
10.06:388号
【文藝春秋に有名人と出たリンドン・ラルーチェが米大統領は正気じゃないと声明】
09.12:369号
【イラク問題で米民主党選出大統領立候補議員がイスラエルのスパイ工作痛烈告発】
09.06:361号
【アメリカで再び謀略のイラク攻撃挑発か米民主党長老議員警告と英紙報道が呼応】
[引用終わり]

 私は、1960年安保闘争当時、まったくの政治的無関心、または「自称」左翼を嫌悪する演劇青年(大道具作り専門)で、特に大嫌いだったのは、プラカードの材料に、私が大事に仕舞っていた大道具の材木を盗む学生運動の悪餓鬼どもだった。

 ところが、自称「民族派」として、「アメ公帰れ!」を叫びに国会に赴き、ついつい、国会に突入する羽目に陥り、大いに人生が狂ったのであった。そこで、一度も口をきいたこともない関係の同窓の樺(かんば)美智子が死に、その後、彼ら全学連主流派が、「トロツキスト」呼ばわりされるようになり、「どうも、こいつら傲慢きわまる暗い顔の左翼どもは、仲違いしちょるらしい」と気付いた。

 翌年、日本テレビに入社した途端に労組が結成され、ついつい、労組役員になってしまった。労組活動でも、この「トロツキスト」呼ばわりは、付いて回り、様々な障害をもたらした。しかし、私は、スターリンが「けしからん」のだったら、「そのけしからん奴に暗殺されたトロッキーの方が、少しはましだったのかもしれないぞ」、自分に反対する連中を「トロツキスト」呼ばわりする連中は、「スターリニストを自認しちょるのかいな。けったいやな」、などと思いつつ、しかしながら、元内務官僚の社長とも激突、解雇反対闘争など、超多忙で、自力で調査する時間が取れなかった。

 ところが、これまた、ついつい、昨年からの911事件に関する電網情報探索の結果、アメリカに、私よりも一回り年上、77歳の興味深い人物がいて、その電網宝庫に記事満載、毎週、電網放送までしていることが分かった。

 この人物、現在、米大統領選挙に7回目の立候補中のリンドン・ラルーシュが、日本では、日本共産党関係から「トロツキスト」呼ばわりされる立場なのである。

 論より証拠、以下の電網宝庫の記事を読んで頂きたい、放送を聞いて、見て、それから考えて頂きたい。音声だけの時もある。
(なお、私は、忙しくて、まだ少ししか、わが電網宝庫に動画は入れていないが、アメリカに負けては悔しいから、その内、毎週の短い放送体制を作る予定である)

「リンドン・ラルーシュ運動」の電網宝庫
http://www.larouchepub.com/

放送の部分:
The LaRouche Show
EIR Talks

 以下が、冒頭に紹介した「さざ波通信」トピックスの記事である。

[以下、引用]
http://www.linkclub.or.jp/~sazan-tu/topics.html
さざ波通信
トピックス
[中略]
(02.11.8)「もう一つの欧州は可能」─欧州社会フォーラムはじまる
 6日付「しんぶん赤旗」によると、イタリアのフィレンツェで6日、「世界社会フォーラム」(ブラジルで毎年開催)の欧州版「欧州社会フォーラム」が始まった。今年初めに開かれた「世界社会フォーラム」で、各大陸ごとにフォーラムを開催することが決定され、今回はそれを受けて初めて開かれたフォーラムとなる。
 「フォーラム」には欧州を中心に30ヶ国以上から左翼政党とその活動家、非政府組織、労働組合などが参加し、グローバリズムや新自由主義に対決する対抗軸、戦略を探る。共通スローガンは「もう一つの欧州は可能だ―新自由主義、戦争、人種差別主義に反対」で、100以上のセミナーや討論会が催される。
 記事によると、今回は戦争とテロの問題を重視し、大規模な「欧州反戦デモ行進」も行われるという。(K・M編集部員)

(02.10.29)ブラジルで労働者党候補のルラ氏が当選
 10月27日に行なわれたブラジル大統領選挙の決選投票で、左派の労働者党の候補ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ氏の当選が確実になった。労働者党候補のこの勝利は、全世界で進められている多国籍企業主導の新自由主義政策に対するブラジル民衆の不満、抵抗、反撃を表現しており、われわれはそれを大いに歓迎する。
 しかしながら、ルラ候補は、今回の選挙において、勝利を最優先するあまり、多国籍企業、経済界、IMFに対する迎合的姿勢をしだいに強め、労働者党内部の左派潮流から厳しい批判を受けてきた。政権に就くことによって、こうした迎合姿勢がいっそう強まり、結局、ありきたりの体制内部分改良しか実行せず、広範な労働者・農民の幻滅を引き起こすのか、それとも、労働者・農民の下からの圧力に押されて、民主主義と社会福祉の確立、貧困の克服、労働者・農民の権利の拡張、国民経済の擁護と再建、企業の民主化と労働者統制の導入、労働者の統治参加、といった大事業へと足を踏み出すのか、これが今後の決定的な問題である。(S・T編集部員)

[中略]

(02.10.8)ブラジル大統領選挙で労働者党候補が第一党に
 報道によると、6日に投票が実施されたブラジル大統領選挙で、左翼政党の労働者党(PT)のルラ候補が、与党候補をはじめとする他候補を寄せつけない高得票率で第一党になることが確実となった。同党は、トロツキストや毛沢東派なども参加する左翼政党で、今回の選挙では、アメリカによる軍事的報復政策反対、新自由主義反対を訴え、貧富の格差の解消、雇用創出、最高税率のアップなどを掲げて闘った。単独過半数には達しないと見られており、与党候補との決選投票になる見込み。今回の左派候補の勝利は、全世界で繰り広げられている多国籍資本本位の新自由主義政策に対する重大な反撃を意味しており、世界の闘う民衆に希望を与えるものである。(S・T編集部員)
[引用終わり]

 以上。


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