インターネット週刊誌 “I.eye.愛” (aiaiai!)

『憎まれ愚痴』

1999.2.19.発行:8号

目次


時事論説:「1寸の虫の5分の毒針」

ガス室裁判を歴史的勝利で終結宣言

 「このような『歴史解釈』をめぐる論争は、我が国の法体系の下においては、本来見解が対立する者同士の自由な議論に任せられるべき分野の問題であって、法が濫に介入すべきものではない」
 日本国内だけで考えれば、これは明らかに「逃げ」ではあるが、裁判所たるもの、何の理由も示さずに逃げるわけにはいかない。一応の理屈をこねると、必然的に、こうなってしまうのである。ところが、どっこい、国際的な状況かすれば、この理屈を明文化させたことが、大変な勝利なのである。 ⇒全文を読む

「罵倒」表現をめぐって

 本多勝一が「悪口雑言罵詈讒謗」を標榜すること自体は、非難しません。問題は、その手法にあるのではなくて、中身のデタラメさ、または品のなさにあるのです。私を、手法が似ているとして非難するのは、勘違いも甚だしいのでして ⇒全文を読む

続:米国煙草批判は麻薬公認とセット?!

 ソロスに背後の大物:アイゼンバーグ

「売春の権利」訴える労働運動

 「売春婦よりも下等な、人類最低の、真の意味で卑しい職業の連中」という本多勝一語録を紹介している。これは、本多勝一を名誉毀損で訴えて係争中の岩瀬達哉への、数ある侮辱表現の中でも、もっともドギツイものである。⇒全文を読む


長篇連載記事

●連載:シオニスト『ガス室』謀略周辺事態 (その8)『ガス室』妄想ネタ本コテンパン(Vergasung編)

 ニュルンベルグ裁判では、英語、フランス語、ロシア語が公式とされ、特に英語が中心だったので、私が最初に見た殺虫剤チクロンBの製造元、デゲシュ社の使用説明書は、英語訳だった。チクロンBは英語圏でも販売されていたのである。本来はドイツ語で書かれたもののはずだが、それはまだ見ていない。しかし、前述のフォーリソンの著書『ジャン・クロード・プレサックへの返答』の末尾には、デゲシュ社の使用説明書のフランス語訳が付録として収録されており、フランス語のgazageにドイツ語の(Vergasung)が添えられている。意味は当然、虱退治のことである。⇒全文を読む

●連載:本多勝一"噂の真相"同時進行版 (その8)多田「編集長」と「元恋人」本多勝一の「お返事」集

 木村愛二さんから話を聞いてはいましたが、今回のお手紙を読むまで私は本文にあたってはいなかったのです。フェアか否かという点で言えば、私たちはやはり本多さんの態度がフェアだとは思えません。本多さんは「立場が変わるということはあり得ることだが、その場合は必ず自分の立場の変更について説明・公表すべきだ」という主旨の主張を常日頃からしてこられ、私どももその言説に共感して参りました。そうした経緯に照らしてみて、今回のことにびっくりしたという次第です。⇒全文を読む

●連載:仰天!武蔵野市『民主主義』周遊記 (その8)「左ギッチョンチョン」箱庭紛争の神々お披露目

 関東空っ風のピュ-ッ、ピュ-ッと吹きすさぶ武蔵野市に、山本夫婦が、パラリと落下して以後、最初に側杖の悲劇を味わったのは、現市議会副議長、畠山よし子の媛、いや、媛その人ではなくて、わが武蔵野市は西久保ご町内の後援会員の皆様なのでした。なぜかというと、日本共産党の当時流行「マドンナ」候補として見事、市議の座を射止めましたる畠山よし子の媛が、これはあくまでも本人の言によればとして置くものの、山本あつしの彦「問題」に端を発しまして、こともあろうに、無所属は無所属でも現市長、土屋正忠の彦の出身の会派、「市民クラブ」に鞍替え(クラブ変えの方が分かりやすいのかな)してしまったからなのであります。
 それというのも、大手紙ではヤクザの仕事なのに、『赤旗』の拡大を議員様に義務として課す日本共産党の方針に、泣く泣く従った畠山よし子の媛が、やっとのことで、議会の新人同僚の山本あつしの彦の勧誘に成功したというのに、日本共産党の武蔵野・三鷹地区委員会の機関紙部が、断固として、配達を拒否したからなのでした。⇒全文を読む

●連載元日本共産党『二重秘密党員』の遺言: (その8)無言の『赤旗』広告拒否理由:もしやの意見書

 前々回と前回の続きで、無言の『赤旗』書籍広告掲載拒否に際して、私が、直ちに「もしや」と疑った理由は、数え切れないほどある。その第1が、広告拒否された本に出てくる宮本顕治と非常に関係が深い「意見書」提出の事実である。 ⇒全文を読む