『亜空間通信』789号(2004/06/12) 阿修羅投稿を再録

小泉レイプ逮捕歴は警察情報操作の典型で隠蔽の壁に屈すサツ回り残飯拾いメディアは権力の手先

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『亜空間通信』789号(2004/06/12)
【小泉レイプ逮捕歴は警察情報操作の典型で隠蔽の壁に屈すサツ回り残飯拾いメディアは権力の手先】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 わが「捨身」【木村愛二自身の注と解説あり】の戦法が成功しつつある「小泉レイプ事件」裁判は、単なる密室的な法廷内だけの事件の争いではない。私は、最初から、そげな「けちな考え」を抱いてはいない。世界中を戦場として活用している。

 木村愛二の注:「捨身」は、以下の電網宝庫に出現したが、後に再び、振り返って、詳しい感想、解説を記す

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/hansenco/kimurashinokoizumisosyoco.htm
【「木村氏の捨身の小泉首相人格訴訟」考】

 森首相の買春検挙歴も、発端は内部告発であった、警察幹部が許し難いと考えて、『噂の真相』の記者に、「犯歴番号」や「指紋番号」を秘かに教えたのであるが、森が無謀にも、逆に『噂の真相』を、名誉毀損で訴えたために、実にわずかながらも、大手メディアの片隅に報道された。

 私は、元警視庁特高課長の正力松太郎が乗り込んだ『読売新聞』に関して、拙著『読売新聞・歴史検証』を発表した。警察ネタを独占して部数を延ばした事実も具体的に批判している。わが電網宝庫でも無料公開中である。

 警察は情報公開を拒み、都合の良い情報だけを流す最悪の独占権力機関である。その極悪の典型的事例が、森首相の買春検挙歴問題であり、今また、小泉首相の婦女暴行逮捕歴問題なのである。この悪辣極まりない警察の情報操作の典型、超重要情報の隠蔽の壁に挑まず、むしろ、屈服する「サツ回り」残飯拾いの大手メディアは、図々しくも「真実の報道」などとほざく欺瞞の衣で、醜い正体を隠しつつ、大衆の思想支配を貫徹する権力の手先なのである。

 私は、この経過や問題点を熟知していたから、さらに逆手を取り、「犯歴番号」や「指紋番号」の情報が無くても、記事があることを根拠として、「攻撃は最大の防御」の教訓に基づき、先制攻撃の名誉毀損・損害賠償の訴えを起こしたのである。

 小泉の代理人、最も悪質なヤメ検弁護士は、提訴から2ヶ月半後になる6月15日の第2回口頭弁論の日付の「第1準備書面」を、6月11日(裁判所からのファックス記載の日時による)に提出してきた。後刻、その全文を打ち込み、わが準備書面(2)で論評を加えるが、「反訴」(先方からの逆の名誉毀損の提訴)どころか、逃げの一手あるのみの弱腰である。

 目下、法廷外でも、わが狙いは大当たりで、日本国内に限っても、わが3/30提訴「小泉レイプ事件」裁判は、本通信の前号表題のごとく、すでに、「国会でも問題」として、報道されるに至った。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku788.html
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/577.html
『亜空間通信』788号(2004/06/11)
【「小泉破廉恥訴訟」国会問題「ネットには小泉レイプ裁判の字が躍っている」日刊ゲンダイ6/12】

[中略]
 6月10日の参院有事法制特別委で、質問に立った民主党の斎藤勁(つよし)氏が「インターネットでは、“小泉レイプ裁判”という文字が躍っている」と切り出した。

 小泉首相が過去にレイプ事件を犯したとする疑惑を取り上げた損害賠償裁判について言及したのだ。

 斎藤氏は「一国のリーダーが損害賠償請求されたら、ただちに国民に事情を説明するのが官邸のありようではないか」と迫ったが、山崎正昭官房副長官は「訴訟については、総理が個人で対応している。私人同士の訴訟について官邸はコメントする立場にない」と答弁。「名誉棄損で訴えるつもりはないのか」とたたみかけられたが、「何度お聞きになっても私人同士の問題」で逃げてしまった。
 [後略]

 以上の国会質問と山崎正昭官房副長官の答弁の日付、6月10日が、上記の「第1準備書面」のファックスの日付の前日であることは、偶然とは思えない

 その後、私は、『フラッシュ』、『週刊新潮』から取材を受け、写真を撮られ、電子手紙の殺到、木村書店への注文激増で、まさに、てんてこ舞いである。

 以下は、本日早朝の未知の方からの私信の電子手紙へのわが返信から、返信の相手と弁護士の個人情報を削除し、若干書き換えたものである。

 木村愛二です。

 返信と転送、掲載情報提供に感謝。

 これは、広げる以外には、法廷の中だけで勝てる訴訟ではないのです。

 相手の被告は、実にけちな奴ですが、一応、権力の傀儡、象徴です。

 法的な証拠として裁判所が認める物件は、『噂の真相』の森首相買春検挙歴の報道の場合のように、司法権力機関の裁判所が命令しても、同じ権力機関の仲間の警察が隠すので、弁護士も逃げます。

 昨日、わが家で、『フラッシュ』の取材を受けている最中に、女性の差別問題では著名な東京の女性の弁護士【特に名を秘す】が、電話を掛けてきました。「女性関係のネットから問い合わせが殺到しているので、情報が掲載されている雑誌を教えてくれ」との主旨でした。私は、「わが電網宝庫を見られたし」、と返事しました。

 しかし、この弁護士も、「弁護士は証拠がないと引き受けられない」と言いました。この場合の「証拠」は、警察の内部の記録の「犯歴番号」や「指紋番号」、調書、内部での報告文書、担当した警察官の証言ですから、これは、ほとんど入手不可能です。それを理由にして、大手メディアも逃げます。

 国際的な報道の常識では、たとえば、CIAに関する情報の報道について、CIAが抗議しない場合には、事実と認めたに等しいとされています

 私は、そういう状況を熟知した上で、先制攻撃の提訴をしたのです。

 以下は先方の電子手紙の中身。

> 木村愛二様
> 早々のご返信に感激しております。
> 亜空間通信は木村様のホームページで知りました。
>[中略]
> 787号はすでに転送しました。
> これからも友人知人、メーリングリストに転送したいと思っています。
>
> 環境総合研究所長 青山貞一氏のサイトも情報をアップしました。
> ◆小泉純一郎婦女暴行事件による
>  損害賠償請求裁判 第二回公判について
> http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama-col505.html

 さて、その後、わが家から遙かに離れた日本列島の南の九州、実は、わが故郷の弁護士事務所から、季刊『真相の深層』定期購読と別冊の注文がきた。もちろん、「小泉レイプ事件」裁判の情報を聞き及んでのことである。

 その主の弁護士に、上記の東京の女性の弁護士とのやり取りを教えたら、以下の感想が寄せられた。

 証拠がない、すなわち勝てない訴訟を弁護士が引き受けるのは、ボランティアどころではないし赤字仕事の上に裁判所の覚えがめでたくないので・・、引き受けるだけの何か、人的関係(これが一番ですね、彼から頼まれたら断れない・・・しょうがないな)とか、自分にとっても本人と同等の意味があるとか・・・がないと引き受けません。ちなみに私が東京にいて引き受けるかと尋ねられると・・・仮定の話では結論は出ませんね。すみません。

 つまり、上記の東京の女性の差別問題では著名な東京の女性の弁護士が、「弁護士は証拠がないと引き受けられない」と言ったのは、法律的に不可能、または禁止されているという意味では、まったくなくて、はっきりと言えば、「得にはならず損になるから引き受けない」という意味でしかないのである。

 この断り方は、大手メディアの場合も同じである。

 さて、そこで、いよいよ、最初の「捨て身」の問題にもどるが、私は、以下のごとくに、「捨身」とまで論評されているのである。

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/hansenco/kimurashinokoizumisosyoco.htm
「木村氏の捨身の小泉首相人格訴訟」考

「捨身」と聞けば、わが脳裏には即座に、以下の短歌が浮かぶ。

「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国ありや」

 作者の故・寺山修司は、電網検索情報を借用すると、

http://www.artone.co.jp/review/syousai_odori.html
 1935年青森県三沢生まれ。早稲田大学在学中より歌人として活躍。67年、演劇実験室「天井桟敷」主催。著書に『われに五月を』『家でのすすめ』『書を捨てよ、町へ出よう』『絵本千一夜物語』など多数。また「毛皮のマリー」「青ひげ公の城」や映画「田園に死す」「さらば箱舟」などもある。1983年没、47歳。

 1937年生まれの私は、彼より2歳年下である。彼と同じ年齢のニューヨーク市立大学教授の霍見芳浩は、在米が長く、日本語の読み書きができないパソコン・ソフトを使っている。私との英語による交信で、私とcontemporary(同世代)であると記した。ほぼ同じ時期に、日本の戦前、戦中の軍国主義教育を受けた仲である。その点は、故・寺山修司も、同じなのである。

 当たり前のようなことだが、寺山修司の「祖国」は、わが祖国と同じである。かつての大日本帝国であり、現在の日本国のことである。

 私には、もとより、日本国などというけちな縄張りを守るために、身を捨てる気などは、さらさらない。しかし、「身捨つるほどの祖国ありや」と問われれば、脳裏だけでなく、否応なしに、全身に、「祖国」への想い、わが「身」への想いが、微細電流の痛みとして、駆け巡るのである。

 上記の論評、「木村氏の捨身の小泉首相人格訴訟」考の主は、戦後の生まれである。彼にとっての「捨て身」は、多分、たとえば、手許の安物辞書、『岩波国語辞典』の以下のような説明であろう。

「命を捨てるほどの覚悟で、全力をふるってすること。用例「強敵に捨て身であたる」。

 昨日の夕刻に発行し、阿修羅戦争56掲示板に投稿した以下の『亜空間通信』788号は、半日で双方の合計のヒット数が、1,000を超えた。本通信を発する直前の時点、本日(2004/06/12)の午後10時15分までには、2,149に達した。これも、わが「全力をふるってすること」の結果の一つである。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku788.html
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/577.html
『亜空間通信』788号(2004/06/11)
【「小泉破廉恥訴訟」国会問題「ネットには小泉レイプ裁判の字が躍っている」日刊ゲンダイ6/12】

 私は、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」とも考える。相手は、さして「強敵」でもないから、「紙の鎧袖一触」で十分とも心得るが、その一方、「獅子は兎を屠るにも全力を以てす」とも心得ており、可能な限りで、ぎりぎりの勝負を挑むのである。

 この勝負の相手は、大手メディアでもある。すでに、少部数の季刊『真相の深層』は、わが予想以上の戦果を挙げつつある。おらあ、結構、やっちょるぜ!

 以上。


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