Table of Contents
- 1. 被爆地広島を軍拡に利用することは絶対に許せない
- 2. 5月13-14日の取り組みについて
- 3. 2月に東京で集会
- 4. 12月17日の集会ビデオの再編集と関連データを公開
- 5. 「つどい」賛同人・賛同団体になってください。まだまだたくさんの皆さんの声が必要です。
- 6. カンパのお願い
- 7. 問い合わせ、連絡先
1. 被爆地広島を軍拡に利用することは絶対に許せない
2023年、日本はG7サミットの議長国としての1年間になります。首脳会議は5月ですが、議長国としての役割は1月から始まり1年間続きます。岸田首相は、1月上旬から中旬にかけて、G7メンバー国を歴訪し首脳会談を行う計画をたてており、「一連の会談では、ウクライナ情勢をはじめ食料問題や核軍縮、気候変動などへの国際社会の対応を主導していく考えを伝え、連携強化を図る」(NHK)などと報じられています。更に「アメリカのバイデン大統領との日米首脳会談では、防衛力の抜本的な強化に向けて安全保障関連の3つの文書を改定し、『反撃能力』の保有を明記したことや防衛費を増額する方針を説明し、日米同盟の一層の深化を図りたい考え」(同上)というように、安保関連3文書を既定の事実とした日米の軍事同盟強化についての議論がなされるということも報じられています。
更に、岸田は、世界の多国籍企業などが一同に集まるダボス会議(世界経済フォーラム)への出席も決めています。23年には、日本は国連安保理の非常任理事国となることも決定しています。ウクライナの情勢は深刻度を増していますし、COPの気候変動をめぐる国際的な枠組もますます脆弱になるなかで、日本は、武器の供与、敵基地攻撃能力の保持、沖縄で急ピッチで進む自衛隊基地や関連施設の建設、原発稼動年数延長(60年!)や新設など、これまで考えられなかった政策が次々に打ち出されています。
安保3文書のひとつ「国家安全保障戦略」では、G7について次のような現状認識が書かれています。
「我が 国の同盟国であり世界最大の総合的な国力を有する米国や、G7等の国 際的な枠組みが、国際社会におけるリスクを管理し、自由で開かれた国 際秩序を維持・発展させることは、ますます難しくなってきている。」
日本政府は,このように、G7そのものが崖っ縁に立たされていると認識しています。この危機感から、G7はNATOとの連携をより密接にとりつつあり、日本政府は、軍事安全保障によってG7の主導権を確保する方向で、来年の議長国としての役目を果そうとしています。
こうした情勢のなかでの広島でのサミット開催になります。核兵器保有国を含むG7が、被爆地広島を軍拡に利用するということになるのは目にみえており、私たちは、こうした状況ととどう対峙するかが問われています。日本でも、2000年の沖縄サミットに反対して、基地と戦争に反対する運動が沖縄現地をはじめとして本土でも展開されてきた経験があります。洞爺湖でも伊勢志摩でも反対運動がありました。私たちは、これまでのサミット反対運動の経験を共有し、広島の加害・被害、核廃絶への運動、 米・日政府批判を明確に表明すること、そして民衆の国際連帯行動を提起することが必要だと考えます。 G7広島サミットに私たちは提言するのではなく、サミットに対抗する民衆の運動課題を提起することを目指したいと思います。
内閣官房 https://www.cas.go.jp/jp/siryou/221216anzenhoshou.html 首相官邸 安全保障会議(議事録は非公開なので議題のみ) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/anzenhosyoukaigi/index.html
防衛省のウエッブ https://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/index.html
2. 5月13-14日の取り組みについて
広島現地で、サミット直前に集会とデモを予定しています。内容については、現在検討中です。
5月13日(土)
会場:アステールプラザ・中区民文化センター中ホール
午後:いくつかのテーマを設定してパネルディスカッションあるいはリレー講演会などの形式で実施。
夜:課題別での議論の場を設定することを予定しています。
5月14日(日)
午前:課題別会議またはフィールドワーク
午後:14:00~原爆ドーム前集会とデモ
被爆地広島としてのアピールを出すことを予定
サミット期間の前後、広島では、カープの試合、フラワーフェスティバル、マツダの工場操業停止など市民生活はいろいろな影響を受けます。また過剰警備、人権侵害の多発は必至です。わたしたちは、戦争を正当化するために被爆地広島を利用するな、核抑止論の正当化・強化に被爆地利用を許すなと訴えたい。広島でいろいろな活動をしてきた多くの人たちと共に結集していきたいと考えています。また全国からも多くの皆さんの参加を呼びかけます。
3. 2月に東京で集会
G7いらない!
~首都圏ネットワーク発足集会~
日 時:2023 年 2 月 4 日(土)
18:00 開始
場 所:文京区民センター 3A
資料代:500 円
主催:G7 いらない!首都圏ネットワーク
メール:hang7metcom@proton.me
住所:東京都千代田区神田淡路町 1-21-7
静和ビル 1FA スペースお茶の水気付 ATTAC Japan( 首都圏 )
2023 年 5 月に岸田政権は、G7 首脳会合を広島で、大臣級会合を全国各地 14 ヶ所で開催します。G7 は国際法上も何の正当性も持たないお金持ち国家の集まりで、世界中の戦争・貧困・環境破壊などに加担し続けています。首都圏でも、G7 の問題性について声を上げ反対していく取り組みを行っていきたいと考えています。ぜひご参加ください!
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解説:「G7 の概要」(仮) 小倉利丸さん
発題・議論
(それぞれにつき 15 分程度発題します)
■戦争 ■経済 ■治安 ■環境
アピールなど
なお、今後各地での集会なども企画されており、順次お知らせします。また、集会その他のとりくみがあれば、下記まで是非お知らせください。
info-nog7-hiroshima2023@proton.me
4. 12月17日の集会ビデオの再編集と関連データを公開
キックオフ集会の中継では、回線の不具合などで途中で途切れたり、聞きづらい箇所があったりしました。ビデオを再編集し、当日オンラインで配信できなかった部分も含めてほぼ全ての発言などを収録しました。また、発言者による原稿や資料も掲載しました。ぜひご活用ください。
集会のサイト
5. 「つどい」賛同人・賛同団体になってください。まだまだたくさんの皆さんの声が必要です。
G7はいらない!という声をぜひあげてください。
2023年5月「G7広島サミットを問う市民のつどい」提案 https://www.jca.apc.org/no-g7-hiroshima/
賛同人になっていただける方
おなまえ(必須)
連絡先のメールアドレス(必須)
所属あるいは肩書きなど(任意) 賛同団体になっていただける方
団体名(必須)
連絡先となる方のお名前とメールアドレス(必須) 送り先のメールアドレス
info-nog7-hiroshima2023@proton.me
下記のフォームからも賛同できます。
6. カンパのお願い
私たちの活動は、有給の専従や事務所を構えることなく、集会における発言者も含めてボランティアベースを原則として、極力出費を抑えて活動する努力をしています。しかし、会場の借り上げや情宣など、避けられない出費があります。これらは、皆さんからのカンパで賄うことになります。カンパを是非お寄せください。カンパについては特に金額についての規定を設けません。皆さんの無理のない範囲でお願いします。
郵便振替口座 01320-6-7576
口座名義 「8・6つどい」
通信欄に「G7を問うカンパ」と明記してください。
7. 問い合わせ、連絡先
このメールニュースは、「つどい」実行委員会が発行しています。
問い合わせ、取材依頼などは下記までおねがいします。
info-nog7-hiroshima2023@proton.me
広島市中区堺町1-5-5-1001 〒730-0853
090-4740-4608(久野)