NS夏の集会 in 北海道 

2000年 8月
アイヌ・モシリを訪ねて・・


 この日の宿泊は、こんなにステキなコテージ♪
 沙流郡平取町二風谷のキャンプ場です。日向さんが雑誌で探して、予約してくださいました。ありがとう♪ へ(^-^)/
 
 二風谷へ着くのが遅くなってしまったので、到着後は平取町の温泉に入り、その後バーベキュー。 
 そのままの雰囲気で日向恭司さんによる聖研。
 
 日向さんは私の友人の牧師ですが、思っていた以上に学生YMCAにマッチしていて、本当によかったです。
 何だかキャンプ・リーダーのようなシニアのような自然さがありました。自分自身をさらけ出してくださり、皆で自分の言葉で語る聖研が出来ました。アイヌの音楽家の基くんは聖研にとても感動していました。「なまら 面白い!」だってぇ。

 →●日向さんの感想

 8/23 プログラム最終日。アイヌにまつわる2つの資料館を訪れました。こちらは平取町立の博物館。元々は萱野 茂さん個人が経営されていた資料館のものを譲り受け、現在は町立で運営されています。
 
 アイヌが作った靴。
 右側は鹿の皮で出来ていて、左側は何と鮭の皮で出来ています! アイヌの人々は、どんなものでも大切に使ったのですね。
 

 こちらはチセ。アイヌの人が住んだ家です。
 何だか青森の三内丸山遺跡の住居にも似ている感じがしました。
 チセの内部。アイヌは火をとても大切にしたそうです。また基本的に核家族で、一つの家には1世帯が住み、結婚する時には集落の人が力を合わせて、親のすぐ近くに新しいチセを作りました。
 これはかなり大きいサイズのチセ。
          
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萱野さんに会えたよ♪


【牧師室から】  日向恭司さん         2000.8.27

学生YMCA(東北・北海道)夏の集会in北海道

先週は、火曜日にともしび会でお話、木曜の夜は札幌地区信徒大会の実行委員会、土曜日にも二つほど委員会。しかも土曜日までに教区通信第一段階を仕上げるという、多忙なスケジュールがでしたが、そのわずかな隙間を縫うように、学生YMCAの夏の集会に聖研講師として参加しました。スケジュールが厳しいのは承知の上でしたが、「新しい出会い」への期待(誘惑?)を押さえきれず、参加を決めました。参加者は私を含めて13名(うち北大生4名)、期待以上に盛り上がった集会になりました。

1日目は、はこぶね教会集合で、集まり次第、高速で滝川へ移動、宮島牧師のお話をメインに、飛び入り参加の、アイヌのミュージシャンをしている若者のミニコンサートも聴くことができました。

二日目は美瑛経由で6時間かけて、二風谷へ移動、キャンプ場に泊まって、バーベキューと聖書研究をしました。「天国は、畑の中に隠されていた宝を見つけた人が持ち物を売り払って、畑を買う・・・」その持ち物を売り払って畑を買うのは、私たちのことか、それとも神様のことか・・・。「聖書を学ぶというより、一緒に聖書を読んで話し合うことを通して、お互いが出会うことを大事にしたい。」という、主催者の言葉で、この箇所に決めました。自己採点では、その目的は、果たせたと思います。

質問にしても感想にしても、自分が聖書を読んできた中で悩んだことや、言葉にしきれなかった部分、判断を保留している部分等については、しっかり突っこまれ、「たじたじ」させられました。あっという間に時間が過ぎて、もっと皆さんの話を聞きたいところでしたが、「また会って、もう少しじっくり話したい」と思えるような出会いができたことは期待通りの収穫でした。

「することは決まっているが、時間割はなし。」・・・というわけで、「今何時?」「そろそろ起きようよ。」「もう出かけないと・・・」「食事の支度はじめようか」などと、つい自然に私がタイムキーパーをしてしまいました。それにしても、二日目の朝、7時に目覚ましをかけて、1時間半も、みんなが起きるのを待っていた時は、「これから二風谷まで行くはずなんだけどなぁ〜〜??」と、少し心細くなってしまいました。(小心者!)

結論:「アイヌ文化だけでなく、学Y文化とも出会いました。」(^^)