« 第240回 浦安事件の民事判決報道検証/舞鶴事件の報道 | メイン | 第241回定例会 韓国・日本のメディア比較/元オウム信者に対する団体規制法3回目の更新 »

2009年01月29日

人権と報道・連絡会2009年2月の定例会(予告)

 次回定例会は、2月16日(月)午後6時から、水道橋・東京学院で。テーマは、①匿名報道主義が定着する韓国メディア②アレフ教団と団体規制法・観察処分の実態――の二つ。
 昨年11月、韓国を訪れてメディアの報道実態を調査した浅野健一さんによると、90年代から報道改革に取り組んできた韓国メディア界で、北欧型の匿名報道主義が定着してきたそうです。ネット主導の「権力チェック報道」が成功を収めてきた韓国では「人権を大切にする報道」も着実に前進しているとのこと。例会では、浅野さんから調査結果を報告していただき、日本での匿名報道主義実現に向けた課題も話し合いたいと思います。
 99年施行の団体規制法に基づき、00年以来、オウム真理教から改組した「アレフ」に適用されてきた「観察処分」について、公安審査委員会は1月、3回目の更新を行いました。立法当時より違憲性が指摘されていた同法は、5年で存廃を含めた見直しを行なう条件で成立しました。しかし、メディアの「危険団体」視報道に後押しされ、公安調査庁は9年間で174回の立入検査を強行。教団や教団を取り巻く社会状況が変化する中、同法はその目的が変質、今や公安調査庁の一大利権と化しています。戦後初の「団体規制」法が、実際には個人の「思想検査」「思想規制」法として機能し、信者や元信者らへの人権侵害を引き起こしている実態について、当事者から報告を受けます。
 ニュース243号でお伝えした「人権と報道を考えるシンポジウム」報告に誤りがありました。参加者の発言として「新潟では弁護士会が裁判員制度に反対し、今月29日に裁判所前までの反対デモを計画」と書きましたが、正しくは「新潟の弁護士会が裁判員制度に導入延期を決議し、弁護士会有志と市民が、今月29日に裁判所前までの反対デモを計画」でした。お詫びして訂正します。

投稿者 jimporen : 2009年01月29日 23:56