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2007年05月06日

第223回 「朝鮮総聯関連」に対する政治弾圧の実態と報道検証

 人権と報道・連絡会の第223回定例会が4月23日、水道橋の東京学院で開かれ、約40人が参加した。テーマは「在日朝鮮人への政治弾圧と報道」。
 安倍「極右」政権が誕生して約半年、在日朝鮮人に対する政治弾圧・人権侵害が全国各地で相次ぎ、警察は昨年11月から今年2月にかけ、全国各地で朝鮮総聯本部や朝鮮学校などを50回にわたって家宅捜索、11人を不当逮捕した。微罪を口実に被疑事実と無関係な施設に大量の機動隊員を動員し、抗議した人たちを逮捕するすさまじい政治弾圧だが、メディアはその問題点を報じるどころか、公安情報を垂れ流し、捜索の模様をテレビで流して朝鮮総聯を犯罪組織のように印象づける報道を繰り返している。
 例会では、「在日本朝鮮人人権協会」の金東鶴さんが、弾圧の背景と実態、報道の問題点などについて、捜索の実態を記録したビデオも交えて報告。かつて「民間次元」だった在日朝鮮人に対する攻撃が、最近は行政・警察による組織的弾圧にエスカレートし、報道がそれを後押ししていると訴えた。

投稿者 jimporen : 2007年05月06日 22:47