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2007年02月06日

人権と報道・連絡会2007年2月の定例会(予告)

 次回定例会は2月19日(月)午後6時から、水道橋の東京学院で。テーマは「山崎えり子さんの不当逮捕と報道」。一昨年秋、オウム事件の指名手配女性と間違われて別件逮捕された作家・山崎えり子さんから、警察の人権侵害と報道被害の実態を報告していただきます。
 山崎さんは『節約生活のススメ』などの生活実用書がベストセラーになり、メディアに「カリスマ主婦」などと呼ばれてきた作家。05年11月、警視庁に「公正証書原本不実記載・同行使」容疑で逮捕され、06年2月、東京地裁で懲役1年6月(執行猶予3年)の判決を受けました。事情があって知人の戸籍を使っていたことが表向きの逮捕容疑にされましたが、実際は、警視庁が山崎さんを地下鉄サリン事件で警察庁に特別指名手配されていた女性K・Nさんと思い込み、別件逮捕したものです。
 山崎さんは、警察のリークを受けたメディアに「重婚」「脱税」などとも報道されて作家としての社会的地位を奪われ、現在もなお住む家もままならない状態だそうですが、自身の体験から冤罪や報道被害の問題にも取り組もうとされています。例会では、警察の誤った捜査、警察情報を鵜呑みにした報道被害の体験を詳しくお話していただく予定です。

投稿者 jimporen : 2007年02月06日 01:33