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2002年05月20日

第174回 名誉毀損訴訟の時効問題など

 人権と報道・連絡会の第174回定例会が5月20日夜、中央大駿河台記念館で開かれ、 約30人が参加した。テーマは「高畠事件報道被害と国賠訴訟判決」。
 84年に山形県高畠町で起きたひき逃げ事件の冤罪・報道被害者が警察・検察と山形新聞社に賠償を求めた裁判で、山形地裁は今年1月、訴えを全面的に退ける判決を出した。
 例会では、ひき逃げ裁判以来、弁護活動を続けている阿部泰雄弁護士が、事件と報道、 刑事裁判、国賠訴訟の経過と判決の問題点を報告、参加者の間で対メディア訴訟の課題 などについて討論した。
 また、個人情報保護法案などメディア規制法案に対して、「人権と報道」に取り組む 全国のネットワークで共同声明を出すことになり、連絡会事務局から、その経過と声明 案を説明、例会参加者の了承を得た。

投稿者 jimporen : 2002年05月20日 00:00