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1997年07月14日

第126回 新聞労連の欧州事情視察報告

 人権と報道・連絡会の第126回定例会が7月14日夜、中央大学駿河台記念館で開かれ、約30人が参加、新聞労連の小林享・副委員長から「欧州報道評議会視察旅行」の報告を受けた。新聞労連は2月に「新聞人の良心宣言」を採択、報道評議会設立に努力することを決めており、その一環として加盟単組代表や北村肇委員長ら労連役員、それに浅野健一さんも加わり、総勢32人の視察団が5月18日から9日間、スウェーデン、イギリスを訪ね、メディア責任制度の実情を視察した。小林さんは、今回の視察は歴史や国柄、報道の自由、労働組合の関わり方など両国の制度の違いも含め、日本の実情に合った制度作りを進めるうえで大いに参考になったと言い、メディア責任制度の足掛かりとして早ければ年内にも報道被害110番をスタートさせたいと話した。

投稿者 jimporen : 1997年07月14日 00:00