不戦へのネットワーク 有事法制反対ピースアクション

【不戦ネット会報46号/2007年4月26日発行】
事務所移転の報告と今後のいっそうのご協力のお願い

☆4月末をもって事務所を移転することになりました。
簡単な経緯の説明とこれまでのご協力への感謝と今後のお願いを述べさていただきます。

 現在の事務所を開設してから12年近くになります。途中で相続の関係で家主が変わり、一度は退去の話もでましたが裁判所での話し合いなどでなんとか契約を継続してきました。今年にはいり隣に住んでいた人が高齢でなくなり、私たちにも立退きが通告されました。当初は3月末までの退去が求められましたが、緊急に事務所移転の目途もたたないことから、目途がたつまでの延期を申し入れてきました。しかし家主の方も抱えている事情から、3月末に転売しました。(正式契約は4月末)
 一方で2月中旬に鶴舞の労働文化センターに入らないかという話をいただいて、スペースや賃貸料の検討をしてきました。私たちの事情をくみとっての好意で非常にいい条件で移転できることになりました。
 土地の売買を依頼された不動産屋さんが間にはいって新しい所有者との退去にあたっての条件(移転補償、退去時条件など)もほぼ納得できる内容で決着しました。

☆今回の事務所移転は不戦ネットの12年目の再出発になりました。
 退去通告があってから、何回か今後の事務所維持について議論してきました。移転するとなると、経費はいままで通りにはいかなく、どう少なく考えても6〜7万円はかかることが予想できました。正直なところ、これを機会に事務所をなくし、ネットの活動そのものも見直したらどうかという意見もでました。結論としてはなんとか事務所を維持していくことになりました。もうしばらく不戦ネットの運動を続けようということです。ですから今回の事務所移転は事務的なことではなく私たち不戦ネットが再出発しますというささやかな意思の表明でもあります。

☆新事務所維持にも今までとかわらないご支援をお願いします。
 現事務所をほとんど手作りでリフォームしてから12年近くがたちました。非常に安い経費(月3万円程度)とはいえ、皆さんの物心両面からのご協力がなければ維持することはできませんでした。本当に感謝しています。
 新事務所も非常にいい条件でかりることができました。しかし、多少の維持費の増加は避けられません。毎月約1万円程度の増加(4万円強)になるのではないかと見積もっています。
 事務所の会計は長期間の赤字体質が、昨年後半からの非常に高額なカンパに支えられて、累積赤字を一掃し、多少のフォンドの形成ができました。立退き補償も入ります。(詳細は会計報告を参照してください)。これによって移転の費用と当面の維持の目途はたちました。しかしながらもう少し先のことを考えると皆さんにご協力をお願いしなければなりません。
 移転のための一時金のカンパをお願いすると共に維持のためのカンパもお願いします。金額は皆さんのできる範囲で結構です。維持カンパも定期、不定期をといません。ぜひよろしくお願いします。

 不戦ネットは12年目の再出発をします。非力な小さな市民運動の私たちが対応しきれないほどの課題や問題が矢継ぎ早におこされますが、皆さんのご支援にはげまされながら頑張って行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

◆新事務所住所  名古屋市昭和区鶴舞3−8−10 労働文化センター内2階
 пF052−731−7517


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